気になる本、おススメの本を紹介

B O O K P O O H

『くすりになることば 寂庵コレクションVol.1』寂聴さんの新聞がたのしい選集になって登場!

瀬戸内寂聴さん著『くすりになることば 寂庵コレクションVol.1』

瀬戸内寂聴さん著『くすりになることば 寂庵コレクションVol.1』

瀬戸内寂聴さん著『くすりになることば 寂庵コレクションVol.1』が、光文社より刊行されました。

 

「寂庵だより」を書籍化

1987年から2017年にかけて足かけ31年にわたり、寂庵の新聞として親しまれてきた「寂庵だより」。
――著者自身が、「寂庵だよりは、いわば寂庵のへそのような存在」だと語る、貴重な作品の宝庫です。

 
そのエッセンスを、ファンにも、これから寂聴さんの教えに親しむ若い人にも伝える入門コレクションが発売されました。

Vol.1では、仏教を中心とした古今東西の名言を寂聴流にわかりやすく説く「くすりになることば」を収録。

また、巻頭特別企画として、『笑ゥせぇるすまん』などの大ヒットを生み出した藤子不二雄Aさんが、寂庵を訪問。寂聴さん97歳、藤子さん85歳。2人の天才同士の笑いとウィットにあふれるスペシャル対談「幸せな死に方」を掲載しています。

 
コラムとして、寂聴さん2002年のダイアリーも収録。当時80歳とは思えない、エネルギーにあふれた日々が再現されています。

カバーは亀田伊都子さんの花の絵をウィリアム・モリスつなぎにした和魂洋才のコレクターごころをくすぐるデザイン

カバーは亀田伊都子さんの花の絵をウィリアム・モリスつなぎにした和魂洋才のコレクターごころをくすぐるデザイン

瀬戸内寂聴さん×藤子不二雄Aさん 写真:篠山紀信さん

瀬戸内寂聴さん×藤子不二雄Aさん 写真:篠山紀信さん

31年にわたって発行された「寂庵だより」の一部

31年にわたって発行された「寂庵だより」の一部

 

瀬戸内寂聴さん プロフィール

瀬戸内寂聴(せとうち・じゃくちょう)さんは、1922年、徳島県生まれ。東京女子大学を卒業。1957年「女子大生・曲愛玲」で新潮同人誌賞、1961年『田村俊子』で田村俊子賞、1963年『夏の終わり』で女流文学賞を受賞。

1973年に平泉中尊寺で得度、法名 寂聴となる。1992年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、1996年『白道』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『場所』で野間文芸賞、2011年『風景』で泉鏡花文学賞を受賞。

1998年『源氏物語』現代語訳を完訳。2006年、文化勲章を受章。近著に『愛することば あなたへ』(光文社)、 『いのち』(講談社)、『はい、さようなら』(光文社)、『97歳の遺書』(朝日新書)。

 

くすりになることば 寂庵コレクション Vol.1
瀬戸内 寂聴 (著)

会員向け月刊新聞「寂庵だより(1987-2017)」足かけ31年分のアーカイブから厳選。

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です