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『ますます心とカラダを整えるおとなのための1分音読』毎日朝・夕1分音読するだけで健康に!

山口謠司さん著『ますます心とカラダを整えるおとなのための1分音読』

山口謠司さん著『ますます心とカラダを整えるおとなのための1分音読』

大東文化大学文学部准教授・山口謠司さん著『ますます心とカラダを整えるおとなのための1分音読』が、自由国民社より刊行されました。

 

シリーズ累計22万部突破!音読は医師も太鼓判を押すお手軽健康法!

「音読なんて、学生時代以来だわ」という人も少なくないかもしれません。

小学生のときに元気いっぱいに音読をしていた時のことを思い出してみましょう。大きな口を開けて、顔全体の筋肉を使って、明るく元気に大きな声を出して本を読みませんでしたか?ぜひあの時の元気をもう一度取り戻してみませんか?

 
本書は、熟年層を中心に、デイケアの現場、高齢のご両親へのプレゼントなど幅広い読者の支持を受けている「1分音読」シリーズの第3弾です。

小説や随筆、詩や短歌など「1分を目安に読める文章」を収録した本シリーズでは、名文を「音読」することで、文章が心と頭、カラダに響き、黙読では得られないメリットを得ることができます。

 
◆森田豊医師(テレビ朝日系ドラマ『Doctor-X~外科医・大門未知子』医療監修)も推薦!

「音読」にはさまざまな医学的効果があるといわれています。

(1) 気持ちが落ち着く
気持ちを落ち着かせる作用があるセロトニン(神経伝達物質)は、音読をすることで多く分泌されます。音読を習慣にすることで、安定した精神状態を導くだけでなく認知症やうつの予防にも効果が期待できます。

(2) やる気が出る
やる気や自制心を司る脳の前頭葉は、音読によって刺激することができます。フットワークが軽くなったり、ネガティブな気持ちに向き合うことが上手になったりするでしょう。

(3) ストレス解消
大きな声を出すことで、ストレスホルモンが少なくなるだけでなく内臓の働きも活性化します。病気に対する抵抗力も高まる可能性があります。

(4) 脳の活性化
「黙読」では目で情報を読み取って脳にインプットしますが、「音読」では声に出して文章を読むアウトプットが加わります。音読は視覚と聴覚の両方を同時に用いることで、脳の活性化に効果があるでしょう。

(5) 誤嚥性肺炎の予防
のどの筋肉は年齢とともに衰えていきます。本来食道に入るべき食べ物が誤って気管に入ることで起こる誤嚥性肺炎は、年を重ねるとともに気をつけたい病気のひとつです。予防のためにも、音読でのどの筋肉を自然に鍛えましょう。

 

1分で読める、懐かしの名作51篇を収録!

本書には、「元気が出る」「気持ちが落ち着く」「音やせりふを楽しむ」の3項目で名作の数々を収録しています。

 
<収録作品>

◆第1章 元気が出る音読
変身(カフカ、訳:原田義人)/それから(夏目漱石)/墨東綺譚(永井荷風)/ 少年探偵団(江戸川乱歩)/生れ出ずる悩み(有島武郎)/結婚礼賛(武林無想庵)/鼻(芥川龍之介)/漫画家の見たる文芸家の顔(岡本一平)/醜い家鴨の子(1)(アンデルセン、訳:菊池 寛)/醜い家鴨の子(2)(アンデルセン、訳:菊池 寛)/恩讐の彼方に(菊池 寛)/散華抄(岡本かの子)/ペンギン(北原白秋)/退屈読本(佐藤春夫)/李陵(中島 敦)/婦系図(泉 鏡花)/文章読本(1)(谷崎潤一郎)/文章読本(2)(谷崎潤一郎)

◆第2章 気持ちが落ち着く音読
方丈記(鴨長明)/銀の匙(中 勘助)/よだかの星(宮沢賢治)/歎異抄(唯円)/この道(北原白秋)/冬の蠅(梶井基次郎)/汚れっちまった悲しみに……(中原中也)/風立ちぬ(堀 辰雄)/陰翳礼讃(谷崎潤一郎)/野菊の墓(伊藤左千夫)/群衆と孤独(萩原朔太郎)/放浪記(1)(林 芙美子)/放浪記(2)(林 芙美子)/牛をつないだ椿の木(新美南吉)/雨瀟瀟(永井荷風)/フランダースの犬(ウィーダ、訳:菊池 寛)/彼岸過迄(夏目漱石)/或阿呆の一生(芥川龍之介)/土佐日記(紀貫之)

◆第3章 音やせりふを楽しむ音読
注文の多い料理店(宮沢賢治)/にごりえ(樋口一葉)/門(夏目漱石)/ごめん下さい(島崎藤村)/白雪姫(グリム、訳:菊池 寛)/暦(壺井 栄)/勧進帳(三世並木五瓶)/地獄変(芥川龍之介)/太陽のない街(徳永 直)/雪の女王(アンデルセン、訳:楠山正雄)/ヴィヨンの妻(太宰 治)/どんぐりと山猫(宮沢賢治)/井伏鱒二宛(1)(太宰 治)/井伏鱒二宛(2)(太宰 治)/悲しき玩具(石川啄木)/或る女(有島武郎)/斜陽(太宰 治)/でんでんむしのかなしみ(1)(新美南吉)/でんでんむしのかなしみ(2)(新美南吉)

 

山口謠司さん プロフィール

著者の山口謠司さんは、大東文化大学文学部准教授。

1963年長崎県佐世保市生まれ。大東文化大学大学院、フランス国立高等研究院大学院に学ぶ。専門は書誌学、音韻学、文献学。10万部突破のベストセラー『語彙力がないまま社会人になってしまった人へ』など著書多数。

 

ますます心とカラダを整える おとなのための1分音読
山口 謠司 (著)

醜い家鴨の子、方丈記、注文の多い料理店……
毎朝1分、毎晩1分、おなじみの名文を読めば心とカラダがスッキリ!!

 


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