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『心とカラダを整えるおとなのための1分音読』医師も太鼓判を押す、心もカラダも元気になるお手軽健康法とは

山口謠司さん著『心とカラダを整えるおとなのための1分音読』

山口謠司さん著『心とカラダを整えるおとなのための1分音読』

大東文化大学文学部准教授・山口謠司さん著『心とカラダを整えるおとなのための1分音読』が、自由国民社より発売中です。

 

1分で読める、懐かしの名作55篇を収録!

「音読なんて、学生時代以来だわ」という人も少なくないかもしれません。

小学生のときに元気いっぱいに音読をしていた時のことを思い出してみましょう。大きな口を開けて、顔全体の筋肉を使って、明るく元気に大きな声を出して本を読みませんでしたか?ぜひあの時の元気をもう一度取り戻してみませんか?

 
本書には小説や随筆、詩や短歌など「1分を目安に読める文章」が55篇収録されています。名文をたった1分「音読」するだけで、文章が心と頭、カラダに響き、黙読では得られないメリットが得られるのです。

 

医師もおすすめ!「音読」は医学的にも効果が期待されている!

「音読」にはさまざまな医学的効果があるといわれています。

◆気持ちが落ち着く

気持ちを落ち着かせる作用があるセロトニン(神経伝達物質)は、音読をすることで多く分泌されます。音読を習慣にすることで、安定した精神状態を導くだけでなく認知症やうつの予防にも効果が期待できます。

 
◆やる気が出る

やる気や自制心を司る脳の前頭葉は、音読によって刺激することができます。フットワークが軽くなったり、ネガティブな気持ちに向き合うことが上手になったりするでしょう。

 
◆ストレス解消

大きな声を出すことで、ストレスホルモンが少なくなるだけでなく内臓の働きも活性化します。病気に対する抵抗力も高まる可能性があります。

 
◆脳の活性化

「黙読」では目で情報を読み取って脳にインプットしますが、「音読」では声に出して文章を読むアウトプットが加わります。音読は視覚と聴覚の両方を同時に用いることで、脳の活性化に効果があるでしょう。

 
◆誤嚥性肺炎の予防

のどの筋肉は年齢とともに衰えていきます。本来食道に入るべき食べ物が誤って気管に入ることで起こる誤嚥性肺炎は、年を重ねるとともに気をつけたい病気のひとつです。予防のためにも、音読でのどの筋肉を自然に鍛えましょう。

 

本書の構成

◆第1章 元気が出る音読
坊っちゃん(夏目漱石)/走れメロス(太宰治)/学問のすすめ(福沢諭吉)/寒中の木の芽(内村鑑三)/怪人二十面相(江戸川乱歩)/吾輩は猫である(夏目漱石)/非凡人と凡人の遺書(岡本一平)/檸檬(梶井基次郎)/再び歌よみに与ふる書(正岡子規)/平凡(二葉亭四迷)/恋(与謝野晶子)/希望について(三木清)
/宮本武蔵(吉川英治)/外郎売(1)/外郎売(2)/女生徒(太宰治)/手袋を買いに(新美南吉)/杜子春(芥川龍之介)

◆第2章 気持ちが落ち着く音読
湖上(中原中也)/源氏物語(紫式部)/曼珠沙華(斎藤茂吉)/平家物語/初恋(島崎藤村)/おくのほそ道(松尾芭蕉)/百日紅(高浜虚子)/竹取物語/智恵子抄(高村光太郎)/舞姫(森鴎外)/荒城の月(土井晩翠)/ごん狐(新美南吉)/七つの子/青い眼の人形(野口雨情)/木蓮(寺田寅彦)/測量船(三好達治)/徒然草(吉田兼好)/秋くらげ(室生犀星)/小景異情(室生犀星)/枕草子(清少納言)

◆第3章 音やせりふを楽しむ音読
細雪(谷崎潤一郎)/ロミオとヂュリエット(シェークスピヤ、訳:坪内逍遥)/泣菫詩抄(薄田泣菫)/桜の森の満開の下(坂口安吾)/夜(1)(2)(竹久夢二)/竹(萩原朔太郎)/三角と四角(巌谷小波)/俊寛(倉田百三)/次郎物語(下村湖人)/一握の砂(石川啄木)/桜桃(太宰治)/怪談牡丹灯籠(三遊亭円朝)/小さき者へ(有島武郎)/五十音(北原白秋)/噛む(北原白秋)/草枕(夏目漱石)/千曲川のスケッチ(島崎藤村)/秋刀魚の歌(佐藤春夫)

 

山口謠司さん プロフィール

著者の山口謠司(やまぐち・ようじ)さんは、1963年生まれ。長崎県佐世保市出身。大東文化大学文学部准教授。

大東文化大学大学院、フランス国立高等研究院大学院に学ぶ。専門は書誌学、音韻学、文献学。10万部突破のベストセラー『語彙力がないまま社会人になってしまった人へ』など著書多数。

 

心とカラダを整える おとなのための1分音読
「音読なんて、学生時代以来だわ」という人も少なくないかもしれません。

小学生、中学生の時は、よく音読をさせられましたよね。
高校生になっても、「マル切りで」などと言われて、句点までの音読みをさせられたりしたことはありませんでしたか?

でも、高校で大学受験の準備が始まる頃から、だんだん音読はしないようになりました。
それは、音読をしていると、試験の問題を解く時間が足りなくなってしまうからなのです。

ただ、本書を手に取っている方々の多くは、試験のための読書をなさる世代ではないかと思います。
そうであれば、ぜひ、小・中学校時代に戻ったように、楽しく音読をしてみませんか?
黙読では読み飛ばしていたところに気づくこともあるでしょう。
そして、自分の声を通して、文章がもっと心と頭、体に響くことを感じるかもしれません。

この本には、小説や随筆、詩や短歌など、「1分を目安に読める文章」を掲載しています。
1分はあくまで目安ですが、長めの文章はスピーディーに、短い詩は2回繰り返すなどするとよいでしょう。
本書に収めた名作の数々が心と頭、体に響いてくることを経験したら、今度は原書を手に取って読んでほしいと思うのです。

さて、小学校1年生の時、元気いっぱいに音読をしていた時のことを思い出してみましょう。
大きな口を開けて、顔全体の筋肉を使って、明るく元気に大きな声を出して本を読みませんでしたか?

みなさんに、ぜひあの時の元気を、もう一度取り戻してほしいと思うのです。
そして、文章の中の主人公になってほしいのです。

朝から音読をすると、気分が爽快です!
夜寝る前にいいお話を声に出して読むと、いい夢に包まれることもありますよ。

現実も大切ですが、音読によって、しばし、本のなかにある世界にたっぷり身を浸すことも、心身に豊かな元気の素を育むことになるのではないでしょうか。

これを機会に、小・中学生以来忘れていた、音が奏でる文学作品散策を再発見し、さらに楽しんでいただきたいと思うのです。

(著者「はじめに」より)

 


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