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『今ひきこもりの君へおくる 踏み出す勇気』元ひきこもりのカウンセラーが考える「8050問題」の最適解

吉濱ツトムさん著『今ひきこもりの君へおくる 踏み出す勇気』

吉濱ツトムさん著『今ひきこもりの君へおくる 踏み出す勇気』

吉濱ツトムさん著『今ひきこもりの君へおくる 踏み出す勇気』が、KKベストセラーズより刊行されました。

 

年齢は関係ない!「ひきこもり」の改善はいつからでも間に合う!

80代の親が50代のひきこもりの子を支えるという「8050問題」に注目が集まっています。
令和を迎えてひきこもりを中心とした事件が多発していることに加え、親世代の高齢化が進んでいることがその背景にあります。

 
本書では、自身が長期間のひきこもり経験を持ち、現在は発達障害カウンセラーとして活躍する著者が、その正しい向き合い方を考察。

治療のセッション時にも重要視するという「ひきこもりと発達障害の関係性」に触れながら、立ち直る方法について解説しています。

各章には「生きづらさ」「自己責任」「氷河期世代」などのキーワードが散りばめられており、現代の社会問題を読み解くテキストとしてもおススメです。これまで約2000人の相談に応えてきた著者ならではの、オリジナリティあふれる改善法をご一読下さい。

 

本書の構成

第1章 「自分のトリセツ」を作ってみよう
 ――「ひきこもりの壁」発達障害と向き合う

第2章 暗闇から手を伸ばせ 【7つの実例】
 ――【7つの実例】ひきこもりの絶望から脱出できた理由

第3章 僕はこうして「ひきこもり」から立ち直った

第4章 発達障害を「生きがい」へ変える「自分流」働き方改革

 

吉濱ツトムさん プロフィール

著者の吉濱ツトム(よしはま・つとむ)さんは、発達障害カウンセラー。幼い頃より自閉症、アスペルガーとして悩み、長期間にわたる「ひきこもり」を経験。悲惨な青春時代を歩むが、自ら発達障害の知識の習得と改善に取り組み26歳で社会復帰。

以後、自らの体験をもとに知識と方法を体系化しカウンセラーとなる。同じ症状に悩む人たちが口コミで相談に訪れ、相談者数は2000人を超える。現在では個人のほか、教育、医療、企業、NPOなどからの相談も受けている。

著書に『アスペルガーとして楽しく生きる』(風雲舎)、『隠れアスペルガーという才能』(KKベストセラーズ)など多数。

 

今ひきこもりの君へおくる 踏み出す勇気
吉濱 ツトム (著)

年齢は関係ありません。
「ひきこもり」の改善はいつからでも間に合います。
今日からすぐにできるのです。

2018年内閣府の調査で40歳から64歳までの「ひきこもり」が、61万3000人。
もしも彼らを支える親たちが「無職」になったら・・・今、世間で不安視されているのが、「7040(ななまるよんまる)」問題。定年退職した70代の親が40代無職の我が子の世話をし、共倒れするリスクのことである。今や、その流れは「8050(はちまるごーまる)」問題にまでスライドされた。

では、どうすればいいのか?
著者の吉濱ツトム氏は、元ひきこもりで、自らのアスペルガーを克服し立ち直った発達障害カウンセラー。2000人を超える個人セッションを行った氏は、こう語る。

そもそも、なぜ「ひきこもり」となってしまったのでしょうか。
自分がダメ人間だから? 甘えているから?
はたまた親のしつけが悪かったから?
いいえ、違います。その考えはいったん捨ててください。
ひきこもりの多くは「発達障害」と関係しています。
ひきこもり者を治療するという発想を捨て、今の「生きづらさ」を回避し、自らの「長所」でカバーする。
本書は、ひきこもりで苦しむ本人とご家族のみなさんといっしょに社会への小さな第一歩を確実に踏み出せる方法を考えわかりやすく解説します。

さあ、今すぐにはじめていきましょう。

 


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