『4行でわかる世界の文明』この「4行モデル」がわかるだけで国際情勢の本質が驚くほどに見通せる!
橋爪大三郎さん著『4行でわかる世界の文明』(角川新書)が、KADOKAWAより刊行されました。
この4行が理解できるだけで、宗教から社会問題まで、世界の仕組みが読み解ける――日本で最も著名な社会学者が到達した、思考の最終着地点
〇〇文明の人びとの、行動様式
1.まず、自己主張する
2.相手も、自己主張している
3.このままだと、紛争になる
4.〇〇〇〇なので、紛争が回避できる
「本書では、世界の四大文明の違いを際立たせるために、超簡単なモデルをつくってみた。その文明に属する人びとの行動様式を、わずが4行でまとめてしまった。
シンプルであればこそ、文明と文明の違いを際立たせ、同時に共通点を押さえることができる」(第1章より抜粋)
キリスト教文明は法律、中国儒教文明は順番……世界の歴史問題から最新ニュースまでの裏に横たわる「四大文明」について、当代随一の社会学者がたった4行でモデル化。
EU、中東、そして東アジアまでが「バラバラ」になり、これまでの社会科学が通用しない時代のなかで、最強の「万能カギ」としての「4行モデル」を本書で手に入ります。
本書の構成
第1部 万能カギとしての「4行モデル」
第1章 世界はどのように多元的なのか
第2章 4行でわかる、キリスト教世界
第3章 4行でわかる、イスラム教世界
第4章 4行でわかる、ヒンドゥー教世界
第5章 4行でわかる、儒教世界
第6章 4行でわかる、日本社会
第2部 「4行モデル」で国際社会を読み解く
第7章 米中衝突の深層
第8章 イスラムVS西欧 解けない歴史問題
第9章 インド―巨大な謎
第10章 中国と日本の本質
橋爪大三郎さん プロフィール
著者の橋爪大三郎(はしづめ・だいさぶろう)さんは、1948年神奈川県生まれ。社会学者。東京工業大学名誉教授。大学院大学至善館教授。1977年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。1989~2013年東京工業大学に勤務。
『世界がわかる宗教社会学入門』(ちくま文庫)、『はじめての構造主義』『ふしぎなキリスト教』『おどろきの中国』『げんきな日本論』(講談社現代新書)、『丸山眞男の憂鬱』『小林秀雄の悲哀』(講談社選書メチエ)、『世界は四大文明でできている』(NHK出版新書)、『世界は宗教で動いてる』(光文社新書)など、著書多数。
4行でわかる世界の文明 (角川新書) 橋爪 大三郎 (著) なぜ米中は衝突するのか?なぜテロは終わらないのか?国際情勢の裏側に横たわるキリスト教文明、中国儒教文明など四大文明について、当代随一の社会学者が4行にモデル化。その違いを知るだけで、世界の歴史問題から最新ニュースまでが読み解ける! |