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『一流を育てる方程式』チームをリーグ優勝7回、日本一に4回導いた名コーチが語る「部下がみるみる成果をつくりだす」人材育成法

尾花髙夫さん著『部下がみるみる成果をつくりだす 一流を育てる方程式』

尾花髙夫さん著『部下がみるみる成果をつくりだす 一流を育てる方程式』

尾花髙夫さん著『部下がみるみる成果をつくりだす 一流を育てる方程式』が、アチーブメント株式会社より刊行されました。

現役時代はヤクルトスワローズのエースとして活躍し、その後監督・コーチとして数々の球団を日本一に導いてきた尾花さん。選手の素質に依存することなく、意識変革によって「能力を引き出す育成」が高く評価されてきました。そんな数々の有力選手を輩出してきた背景にある育成の方程式が明かされます。

 

素質が二流でも一流の選手になれる

一流と二流を分ける要因は何か。この質問に、尾花さんは「素質」「考え方」「行動」の3つだけだと答えます。

素質は根本的に変えることはできません。しかし素質が二流でも一流になることはできます。考え方と行動を変えることによって、人はだれでも一流になることができるのです。

 
ただし、力づくで矯正するのではなく、主体的な行動を引き出すことが重要です。主体性こそが、能力を大きく伸ばしていく鍵なのです。

コーチ・監督として22年間指導してきた豊富な指導実例と共に、マネジメントにおける原理原則を実践的な角度から伝授します。

 

本書の構成

第1章 「選択理論」との出会い ―― 横浜の監督を辞めて得た考え方

第2章 二軍コーチだからできた選手育成 ―― 「質問力」で若手の可能性を引き出す

第3章 一流を育てる方程式 ―― 素質×考え方×行動=仕事の質

第4章 伸びる選手・伸びない選手 ―― 選択理論的アプローチによる育成

第5章 選手との信頼関係を構築する ―― データに裏づけられたアドバイスを送る

 

尾花髙夫さん プロフィール

著者の尾花髙夫(おばな・たかお)さんは、1957年生まれ。PL学園高等学校から社会人野球の新日鉄堺へ進む。1977年度ドラフト4位でヤクルトスワローズに入団。1991年まで在籍し同年現役を引退。

1995年以降、千葉ロッテマリーンズ、ヤクルトスワローズ、福岡ダイエー(のちのソフトバンク)ホークス、読売ジャイアンツでリーグ優勝7回、日本一に4回導いた手腕から、2010年~2011年は横浜ベイスターズ監督に就任、自身初の指揮官を務める。2013年より読売ジャイアンツ二軍、投手総合コーチに就任。投手を育成し読売ジャイアンツのリーグ優勝に貢献し、その実績が評価され、2016年に読売ジャイアンツ一軍コーチに就任、2018年より読売ジャイアンツ編成部アドバイザーに就任し、現在は秋田明桜高校野球部の総監督兼投手コーチとして活動をしている。

 

部下がみるみる成果をつくりだす 一流を育てる方程式
尾花 髙夫 (著)

福岡ソフトバンクホークス株式会社取締役会長 王貞治氏推薦!
「選手の意識を変えるというコーチの最も重要な仕事を、尾花くん以上にできる人は知りません」
————

一流は育てることができます。

「考え方」と「行動」しだいで人は変わるからです。
一流とは、目的を達成することができる人材のこと。

変わるためには、ただがむしゃらに取り組むだけでは足りません。
適切な方法を知る必要があります。
今結果が出ていない人も、その方法を知れば変われるからです。

たとえば、いかにも才能がすべてのように見えるプロ野球選手。
その中でも才能に溢れるのは、ドラフト1位の選手たちです。
しかし、毎年期待されて入ってくる彼らが、プロの世界で必ず結果を残せるとは限りません。
むしろ、ドラフト4位や5位の選手たちが、一軍で活躍することも珍しくないのです。

それはなぜか?
一流の成果をあげるために、行動できたか、できなかったかの違いが大きく響くからです。
つまり、たとえ才能が一流ではない選手でも、考え方と行動をサポートすることで一流に育てることができるのです。

これは、野球やスポーツだけでなく、仕事にも当てはまります。
一流の成果を生み出すために、指導者や上司はどう行動し、選手や部下に関わっていけばいいのか。

成績が振るわずプロを辞める瀬戸際にいた選手は、指導法を変えただけで一軍のレギュラーになりました。
あなたの部下も、あなたが指導法を変えれば一流になります。

本書では、指導者として5球団に携わるなかで培った、とっておきのノウハウをお伝えします。

 


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