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『「数字で考える」は武器になる』「ざっくりでいいから費用対効果を教えて」と言われて数字で答えられる!

中尾隆一郎さん著『「数字で考える」は武器になる』

中尾隆一郎さん著『「数字で考える」は武器になる』

中尾隆一郎さん著『「数字で考える」は武器になる』が、かんき出版より刊行されました。

 

義務教育の算数を駆使するだけでビジネスセンスが身につく!

「いまビジネスマンに必要なのは“数字で考える力”です」という話をすると、特に、経験的に「数字で考える」重要性が分かっている経営者やマネジメント職の人々なら「たしかにそうだ」と答えるでしょう。

一方で、「数字が仕事で役立つのは分かるのだけれど、やっぱり苦手」というビジネスパーソンも少なくありません。特に統計学などの高度な数学に関してはお手上げだという人は多いと思います。

 
そんな方たちのために、本書では、四則演算(+、-、×、÷)だけでできる数字活用法を紹介しています。この義務教育で学んだ算数を上手に使うだけで、「説得力」や「伝える力」「儲けるセンス」「仕事のスピード」「生産性」などが身につき、驚くほど様々な仕事の場面で役に立つのです。

人生100年時代に反して、企業の寿命は短くなってきています。つまり、1つの企業に定年まで勤めあげることはますます難しく、転職、起業、副業・複業など、変化することが当たり前になっていく時代において、企業や業界を超えて役立つ「数字で考える力」は、ビジネスパーソンにとって必須のスキルといえるでしょう。

この本では、リクルートで教え継がれ、業界を超えて通用する秘伝のノウハウが公開されています。

 

勉強会で元は取れるのか?

たとえば、関西とエリアの営業担当を集めて勉強会をすることで販促を検討することを上司に提案したとします。良い提案かもしれません。

しかし、あなたが上司の営業責任者であったらどうでしょうか? 勉強会の実施は有効かもしれない。しかし営業担当を集めて、勉強会を実施したとしても、効果が出ない可能性もあります。特に今回は、関西とエリア(おそらく本社である東京から離れた)の営業担当を集めての勉強会の提案を受けています。時間もコストもかかります。それで効果が思わしくなければ目も当てられません。

営業責任者の気持ちとしては、「勉強会は良いけれど、効果はどれくらいあるの?」あるいは「投資に見合った効果があるのかどうか」をざっくりとでも良いので知りたいのです。「ざっくりで良い」と書いているのは、ほとんどの人が数字で説明してくれないからです。その際に、あなたが次のように回答できたらいかがでしょうか?

 
「首都圏と比較すると、関西とエリアの商品Bの基本企画の売上は1人あたり月額60万円少ないことが分かっています。もしも今回の勉強会に参加した営業のうち半数が、その差額の60万円の売上向上ができたとしたらどうでしょうか? 関西の営業担当は6名、エリアの営業担当は15名です。
(6人+15人)×60万円/月×50%=600万円/月となります。

5月の売上1億500万円を基準に考えると、600万円÷1億500万円=約6%の売上向上を見込めます。これで当初の目標の5%を超えることができます。
ポイントは2つです。首都圏との差分である60万円を埋められるような改善点を見つけることができるのか? もう1つは、それを勉強会として仕立てた際に参加者の半数に効果が出せるようなコンテンツを作成できるのか。この両者について詳細を検討するので、その際は事前にチェックいただけないでしょうか?」

勉強会を企画する商品Bの企画担当に、この程度の売上アップ(参加者の半数が月額60万円売上アップできる)を見込めるような勉強会の企画内容(コンテンツ)を作れるのかどうかを検討してもらうと良いわけです。

 

実践的なケーススタディを挙げながら具体的に解説

著者は約30年、リクルートグループに勤務し、あらゆる部署や役職を経験してきた人物です。

徹底して「数字で理解」「数字で判断」を行うリクルートグループには、「メディアの学校」という能力開発のためのコーポレートユニバーシティ(企業内大学)の仕組みがあり、著者はここで10年以上にわたって「数字の読み方・考え方」と「KPI(Ker Performance Indicator)」という、受講者に人気の2つのテーマの講師を務めていました。

本書では、この講座内容に加えて、オリジナルの内容を多く加筆しています。誰もが習った四則演算(+、-、×、÷)をベースに、

「忙しいところすまないが、3日間で資料をつくってくれないか?」
「営業の人数を増やさずに、売上を5%アップできないか?」
「カフェの値引きとトッピングサービス、どちらが効果的?」

といった実践的なケーススタディを挙げながら、やさしく具体的に、数字が苦手な人にもわかりやすく解説していきます。

さらに、第5章では付録として、あらゆる事象を整理できる「1」から「7」までの数字を用いた7つの「型」を紹介。本書を読めば、「四則演算だけで こんなにパワフルな仕事ができるんだ」と驚くことでしょう。たとえ文系体質でも、利益を生み出す「黒字社員」になれるに違いありません。

 

本書の構成

はじめに

第1章 生産性を爆速させる数字力
Speed is Power
長時間労働者が評価されるのは、正しいのか?
できる人は、仕事を工数で考えている
扱える荷物の大きさにする
因数分解ができると、行動力も上がる
仕事はリターンと投資で考える
短時間におおよその数字を見積もる「フェルミ推定」 など

第2章 数字の裏を読む
「平均的な人」なんて存在しない
数字の偏りから事実を見抜く
仮説力をアップさせる2ステップ など

第3章 儲けるセンスを高める数字力
経営者の視点を意識する
「カフェの値引きとトッピングサービス、どちらが効果的?」
経営者は固定費より変動費を好む
損益分岐点を下げる3つの方法
2つの軸で整理する
数字が読めれば、景気動向も見えてくる
同業界の損益計算書を構成比で比較する
トマピケティの話/ 金持ち父さんが勝つ理由 など

第4章 人を動かすリーダーの数字力
自分の意思が伝わって初めて、いい仕事になる
数字でキャリアパスを考えると人は動く
自己紹介に数字を入れると聞き手は動く
伝える単位を変えるとチームは動く
お金に換算すると経営者は動く
データを「見える化」すると顧客は動く など

第5章 数字力を自在に操る7つのフレーム
あらゆる事象を整理できる「型」をご紹介
1つに絞る
二兎を追う者は一兎をも得ず。ではなくアウフヘーベン
3つあります など

 

中尾隆一郎さん プロフィール

著者の中尾隆一郎(なかお・りゅういちろう)さんは、1964年5月15日生まれ。大阪府摂津市出身。1987年大阪大学工学部卒業。1989年同大学大学院修士課程修了。株式会社中尾マネジメント研究所(NMI) 代表取締役社長。株式会社旅工房 取締役。

1989年、株式会社リクルート入社。主に住宅、人材、IT領域を歩み、住宅領域の新規事業であるスーモカウンター推進室で室長を務めていた時は、同事業を6年間で売上を30倍、店舗数12倍、従業員数を5倍に拡大させた。リクルートテクノロジーズで社長を務めていた時は、リクルートが掲げた「ITで勝つ」を、優秀なIT人材の大量採用、早期活躍、低離職により実現。リクルート住まいカンパニー執行役員、リクルートテクノロジーズ代表取締役社長、リクルートホールディングスHR研究機構企画統括室長、リクルートワークス研究所副所長などを務め、2018年3月までリクルートで29年間勤務。
専門は、事業執行、事業開発、マーケティング、人材採用、組織創り、KPIマネジメント、中間管理職の育成、管理会計など。リクルート時代は、約11年間、リクルートグループの社内勉強会において「KPI」「数字の読み方」の講師を担当、人気講座となる。良い組織づくりの勉強会(TTPS勉強会)主催。

著書に『最高の結果を出すKPIマネジメント』(フォレスト出版)、『リクルート流仕事ができる人の原理原則』『リクルートが教える営業マン進化術(共著)』(ともに全日出版)、『転職できる営業マンには理由がある!』(共著・東洋経済新報社)などがある。Business Insider Japanにて毎月マネジメントをテーマに寄稿している。

 

「数字で考える」は武器になる
数字が使えると、利益を生み出す「黒字社員」になれる!
文系体質でも真似できる! 処理スピード、説得力、仮説力、儲けるセンス…
リクルートで教え継がれ、業界を超えて通用する秘伝のノウハウを大公開!

本書は、数字を使った「仕事の考え方」「データの見方」を解説する本です。
著者は、11年間にわたりリクルートで「数字の読み方、考え方」の社内講師を務め、自らも現場と経営で実践してきたプロフェッショナル。
工学部(理系)出身ながらも、分かり易く「数字で考える力」を解説しています。
「数字で考える力」が乏しいと、仕事のパフォーマンスにムラが生じてしまいます。
作業スピードも速くならないし、相手とのコミュニケーションでも正しい理解につながりません。
(仕事以外の)私生活でも、行き当たりばったりの行動に終始してしまい、「成長」を感じることはありません。
いまビジネスマンが一番学ぶべきスキルは「数字で考える力」と言っても過言ではありません。
しかし、数字に対してアレルギーを持っている人がたくさんいます。そこで本書では、「数字で考える力」を文系体質の人でも分かり易く、実践しやすくまとめました。
四則演算(+・-・×・÷)を実践することで、あらゆる領域で今以上の結果が出せるように変わります。

 


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