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『最短最速で目標を達成するOKRマネジメント』GoogleやFacebookも採用する最強のフレームワーク「OKR」を解説

天野勝さん著『最短最速で目標を達成するOKRマネジメント入門』(監修:OKR Japan)

天野勝さん著『最短最速で目標を達成するOKRマネジメント入門』(監修:OKR Japan)

天野勝さん著『最短最速で目標を達成するOKRマネジメント入門』(監修:OKR Japan)が、かんき出版より刊行されました。

 

GoogleやFacebookも採用する最強のフレームワーク

「1人が一人前の仕事をしているのに、5人で仕事をすると4人分の成果しか得られない」
「5人分の仕事をしようとするとなぜか7人必要になってしまう……」

そんな状況はないでしょうか。
そうなってしまうのは、人が集まったときには、ほとんどの場合において、一人ひとりの力を出す向きが異なるからです。

こんなとき、何がゴールかを明確にすると、チームの方向性を揃えられるようになります。
このゴールをチームに示すことが、リーダーに求められる最大の役割です。
リーダーがサーバント型のリーダーシップを発揮し、チームのパフォーマンスと成果を最大化するための目標を設定・管理する手法に「OKR」があります。

 

OKRとは

OKR「Objective and Key Result」とは、「ワクワクする目的」(=O)を1つ決め、その達成度を測る「数値目標」(=KR)を3~5つあげて、組織、チームの目標達成を目指すフレームワークです。

 
このOKRは、GoogleやFacebook、インテルなどシリコンバレーの成長企業も採用していることもあり、近年注目を集めています。というとハードルが高く感じられるかもしれませんが、仕組みはいたってシンプル。それにもかかわらず、メンバーのやる気が高まり、生産性もアップする優れたツールです。

スタートアップだけでなく、一般の企業においても、OKRは有用です。また、MBOやKPIといった目標管理の仕組みがすでに導入されている場合にも、これらとOKRを組み合わせて使うことも可能です。

 
本書では、「OKRって何?」という初心者にも、OKRを実践してみたい方にも役立つように、OKRの基本から具体的な導入方法、便利なツールまで、ていねいにわかりやすく解説されています。

 

理論だけでなく具体的に仕事に組み込むノウハウも

本書では「OKR」を活用して、チームとしての成果を向上していくヒントが紹介されています。

 
Chapter1では、まず、OKRの基本をお伝えします。OKRが成果を生むからくりから、OKRのよくある勘違い、OKRのメリットまで挙げてあるので、ここでOKRの全体像をつかんでください。

Chapter2では、具体的なOKRの設定方法(=OKRの始め方)が紹介されています。理論がわかっただけでは意味がありません。この章を参考に、ぜひチームのOKRを設定してみてください。

Chapter3では、チームでのOKR運用方法を、具体的なノウハウとともに紹介。OKRを設定しても、正しく運用できなければ効果は見込めませんから、Chapter2とセットで実行してください。

最後のChapter4では、一歩踏み込み、組織でOKRを使う方法を伝授。 チームで使ったOKRを、部署、会社へと広げていく方法です。

本書を片手にリーダーの役割を遂行し、チームの目標を達成してみてはいかがでしょうか。

 

本書の構成

Chapter1 OKRの基本
01 なぜ目標が大事なのか?
02 OKRとは何か
03 OKRが成果を生むからくり
04 OKRの勘違い
05 OKRのメリット

Chapter2 OKRのはじめ方
01 ゴールを決めるプロセスを確認する
02 チームの境界を決める
03 チームのミッションを決める
04 マイルストーンを決める(3カ月単位のObjective)
05 モデルを作成する
06 目標を決める(Objectiveに対するKey Result)
07 OKRはSMARTで考える
08 OKRの設定例

Chapter3 チームでOKRを使う
01 ゴールに向かうプロセスを確認する
02 運用を設計する
03 行動を決める
04 行動する
05 達成状況を評価する
06 行動を見直す
07 最終的な達成状況を評価する
08 OKRブリーフィングの進め方
09 OKRデイリーチェックインの進め方
10 個人面談の進め方
11 OKRマネジメントボード

Chapter4 組織でOKRを使う
01 OKRの組織導入パターン
02 ステップ1:「立ち上げ」の進め方
03 ステップ2:「展開」の進め方
04 ステップ3:「定着」の進め方
05 階層型組織のOKR
06 マトリクス型組織のOKR

 

著者プロフィール

■著者:天野勝(あまの・まさる)さん

株式会社永和システムマネジメント コンサルティングセンター センター長。OKR Japanマスターファシリテータ第一号。

総合電機メーカーの情報システム部を経て、2002年より現職。オブジェクト指向をはじめとするソフトウェア開発技術および、アジャイルソフトウェア開発手法の導入に関するコンサルタントとして活躍。ソフトウェア開発現場を楽しいものとするため、アジャイルソフトウェア開発の実践・コンサルティングから得られた知見をもとに体系化した、チームファシリテーションの普及に注力している。アジャイル開発コーチ業務でかかわった顧客は、キヤノン、富士通、オリンパス、本田技研工業、ヤフー、ビッグローブ、NTTデータCCSなど。

著書に『これだけ! KPT』(すばる舎リンケージ)がある。また、『リーン開発の本質 ソフトウエア開発に活かす7つの原則』(日経BP社)などの翻訳のほか、日経ソフトウエアなどに雑誌記事を多数寄稿。

 
■監修:OKR Japan

Googleやインテルなどの名だたる成長企業が導入する目標管理手法「OKR」の普及を行う団体。OKRの恩恵をより多くの人が受けられるようにすることを「Objective」として活動している。

 

最短最速で目標を達成するOKRマネジメント入門
チーム、組織へのOKR導入は、この1冊とともに!

 


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