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『ひゃっか! 全国高校生花いけバトル』かるた、書道、なぎなた、次は……生け花!

今村翔吾さん著『ひゃっか! 全国高校生花いけバトル』

今村翔吾さん著『ひゃっか! 全国高校生花いけバトル』


今村翔吾さん著『ひゃっか! 全国高校生花いけバトル』が、文響社より刊行されました。

 

花を愛する女子高生・春乃と大衆演劇の花形・山城貴音のコンビが「花の甲子園」で頂点を目指す!

『ひゃっか! 全国高校生花いけバトル』は、シリーズ累計30万部突破「羽州ぼろ鳶組」で注目の著者が贈る青春ドラマです。

【あらすじ】

都内に住む普通の高校二年生、大塚春乃。彼女は昨年の「全国高校生 花いけバトル」決勝を見て以降、この大会に出ることが目標になっていた。香川に住む花屋だった祖母を喜ばせたい一心で始めたいけ花だったが、地元で行われるこの大会で活躍する姿を見せられれば、大好きだった祖父が亡くなり落ち込む祖母を元気づけられると思ったのだ。

しかし、高校生にとってはマイナーで敷居の高い「いけ花」をやってくれる友人はなかなかおらず、二人一組での出場が義務付けられているため、春乃はそこから躓いてしまう。そんな中、参加者を捜していた春乃の前に現れた転校生・山城貴音。父が大衆演劇の座長だという彼は、その修業で華道を習っており、春乃が勉強を教える代わりに大会に出てくれるというが……。

高校生たちの花にかける純粋な思いが煌めく、極上の青春小説。

 

花いけバトルとは

花いけバトルは、即興で花をいける、5分の勝負。参加資格は国内の全高校生で、2人1組でエントリー。花をいける所作も審査対象となり、観客と審査員によるジャッジで勝敗を決めます。

2018年大会は全国9地区(東北・北陸・関東・東海・近畿・四国・香川・広島・九州)で予選が行われ、決勝大会は8月に香川県高松市にて開催されました。

 

今村翔吾さん プロフィール

著者の今村翔吾(いまむら・しょうご)さんは、1984年生まれ。京都府出身。ダンスインストラクター、作曲家、守山市での埋蔵文化財調査員を経て、作家に。

「蹴れ、彦五郎」で第十九回伊豆文学賞の小説・随筆・紀行文部門最優秀賞、「狐の城」で第二十三回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞を受賞。

『火喰鳥』でデビュー、各書店で一位を獲得し、歴史時代作家クラブ賞文庫書下ろし新人賞も獲得、NHKラジオドラマにもなり、時代小説界の最前線に躍り出た。更に2018年には『童の神』で第10回角川春樹小説賞を受賞、新シリーズ『くらまし屋稼業』をスタートした。

 

ひゃっか! 全国高校生花いけバトル
かるた、書道、なぎなた、次は……生け花!
目指せ、「花の甲子園」!
花を愛する女子高生・春乃と大衆演劇の花形・山城貴音のコンビが頂点を狙う!
シリーズ累計30万部突破「羽州ぼろ鳶組」で大注目の著者が贈る青春ドラマ!

 


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