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『今すぐ自分を売り出す1行を作れ』「結局、あなたのウリは何ですか?」1億総フリーランス時代に不可欠な「自分のウリ」を1行で伝える方法

さわらぎ寛子さん著『今すぐ自分を売り出す1行を作れ』

さわらぎ寛子さん著『今すぐ自分を売り出す1行を作れ』

さわらぎ寛子さん著『今すぐ自分を売り出す1行を作れ』が、大和書房より刊行されました。

 

モノやサービスを売りたければ、「私自身」をアピールせよ!

ここにAとBの2つの紹介文があります。どちらが多くのお客さんに届くでしょうか?

 
A 新しく法律事務所を開設しました。
選りすぐりの弁護士ばかりが揃っています。大手クライアントを多数抱えています。私たちは、クライアントさまの悩みに親身に対応し、最も良い結果を出すために、努力を惜しみません。

B 「弁護士に相談する」というハードルを下げたい。
7人に1人が貧困だといわれる今の日本で、誰に相談したらいいかわからずに困っている人を救いたい。そんな思いで生まれた、新しい法律事務所です。どんな小さなことでも、気軽に相談してください。

 
Aの文章は、「自分ってこんなにすごいんだぜ!」という、ただの自慢ですね。私たちが自分のことを誰かに伝えようとすると、こういう「自慢系」の文章に陥りがちです。

一方、Bの文章はどうでしょう。グッと引き付ける文章になっていませんか?

ポイントは「なぜ」から始まる1行が先頭に来ていることです。
実は「人はなぜに動かされる」という傾向があるため、これだけでお客さんの目に留まる確率を大きく上昇させることが可能なのです。

お客さんは、あなたの自分語りや他社との差別化ポイントを聞きたいわけではありません。
「なぜ?」を繰り返すだけで、本来あなたがお客さんにアピールすべきことに近づけるのです。

 

9割の人は、「自分のウリ」を言葉にしていない

「自分を伝える方法」「ブランディングする方法」はたくさんありますが、それだけではうまくいきません。
なぜなら、そもそも「自分のウリがどこにあるのか」を分かっていない人が多いからです。

 
この本では、「自分のウリを見つけ」て、それを「相手が求めるものに変換する」というキャッチコピーのテクニックを公開しています。

まだ「自分のウリ」や「自分の価値」に気づいていない人でも、ワークを進めながら「自分を売り出す1行」が作れるような構成になっているので、ぜひチェックしてみてください。

 

本書の構成

STEP1 「誰かの役に立ったこと」を棚卸しする

STEP2 「どんな人の役に立ちたいか」を決める

STEP3 「自分の資源の一覧表」を作る

STEP4 「相手にとってどういいか」に変換する

STEP5 「自分のコンセプト」を決める

STEP6 思考を広げるための「5つの質問」をする

STEP7 「自分を売り出すキャッチコビー」を作ろう

 

さわらぎ寛子さん プロフィール

著者のさわらぎ寛子さんは、コピーライター。大学4年生のときから、大手広告代理店にコピーライターとして出向し、食品、美容、ホテル、学校、病院、製薬会社、電鉄などあらゆる業種の広告制作を手掛ける。書いたコピーは、3万件以上。近畿日本鉄道の「舞台は、伊勢志摩」キャンペーンなど大手企業の広告制作を担当するほか、雑誌・書籍の編集ライティングなども手掛ける。世界トップレベルの料理人や経営者など、取材した人は1500人を超える。

「2時間でキャッチコピーが作れる」メソッドを独自で開発。「キャッチコピー」や「集客文章」「自分を売り出す方法」に関する講座を開催。自分メディアを使って集客したい、売上を上げたいと願う経営者や起業家から高い評価を得ている。

著書に『キャッチコピーの教科書』(すばる舎)。

 

今すぐ自分を売り出す1行を作れ
■あなたは初めて会った人に、どんな風に自分のことを話しますか?
この本は、特別な才能やスキルなんてなくても、誰もが「自分の名前」で生きていくために、「自分を売り出す1行」を作ろうという本です。
SNS、ブログ、チラシ、名刺などに「自分を売り出すキャッチコピー」を入れることで、簡単に集客を増やすことができます。

■モノやサービスを売りたければ、「私自身」をアピールせよ!
会社の肩書きではなく個人の名前で勝負したいと思っている人や、これまでのノウハウや経験を生かしてビジネスをしたい人に向けて書きました。
私が20年間コピーライターとして、「商品やサービスがどうすれば売れるか」を考え「言語化」してきた方法を、「人」に置き換えて生み出した新しいメソッドです。
「自分の価値を見つけ、それを相手に伝えたい」すべての人に役立ちます。

■9割の人は、「自分のウリ」に気付いていない
「自分を伝える方法」「ブランディングする方法」はたくさんありますが、それだけではうまくいきません。
なぜなら、自分の価値がどこにあるのかを分かっていない人が多いからです。
この本では、「自分の価値を見つけ」て、それを「相手が求めるものに変換する」という方法で、「自分を売り出す1行」が作れるように構成しました。
ワークをやっていく中で、「誰に」「何を」「どうやって」伝えればいいかが身につきます。

 


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