『まんがでわかる発想法 ひらめきを生む技術』川喜田二郎さんのロングセラー『発想法』をマンガ化
川喜田二郎さんの『発想法』をマンガ化した『まんがでわかる 発想法 ひらめきを生む技術』(作画:山田しぶさん/編集協力:サイドランチ)が、中央公論新社より刊行されました。
累計140万部突破の大ロングセラー、最強の発想術をまんが化!
累計140万部を超える中公新書の大ロングセラー『発想法』。本書『まんがでわかる 発想法 ひらめきを生む技術』は、そのエッセンスをまんがでわかりやすく伝える一冊です。
本書で取り扱っている川喜田二郎さん考案のKJ法は、データを集め、書き出し、関係性を図解にすることで、天才的な感覚や思いつきに頼らず、新しいアイデアや発想を導き出す手法です。
刊行から約半世紀たった今も、メーカーや百貨店、商社、大手企業や教育機関、地方自治体など、さまざまな組織で採用されています。
時代や文化が変わっても、“新しいアイデア”が求められる場面は少なくありません。若さや過去の経験から期待の声をかけられ、自分なりに精一杯頑張っているのに、与えられた課題の大きさに打ちのめされ、自分には才能が無いのではと悩む――そんな人にもKJ法は有効です。
「新しいアイデアが生み出せない」という問題以外にも、「上司を説得できるプレゼンができない」「業績をあげなければいけないのに、何が問題なのかわからない」など、あらゆる場面で各々が持つ情報を調査・整理し、納得する理論を構築することが、解決の第一歩となるのです。
本書は4つの章に分け、ストーリーまんがと要点をまとめた説明文を組み合わせて構成。楽しみながら、「グループ編成」や「A型図解化とB型文章化」など、アイデアを考える際のポイントを学ぶことができます。さらにコラムで、KJ法の正しい実践方法も紹介されています。
「企画やアイデアのひらめき」や「ビジネスの問題を解決したい」などで悩んでいる社会人の方はもちろん、研究論文をまとめる大学生・中高生にも、おススメの一冊です。
『まんがでわかる発想法 ひらめきを生む技術』 あらすじ
<あらすじ>
家具メーカーで販売員として働く千夏。豊富な商品知識を買われ、第2企画室へスカウトされる。
企画を考える力が無いと嘆く千夏に、大谷室長はデータからアイデアを導き出すKJ法を伝授する。同期の小雪も加わり、大谷の指導のもと、奮闘する2人。天才的な感覚や思いつきに頼らず、新企画は生まれるのか――
川喜田二郎さん プロフィール
川喜田二郎(かわきた・じろう)さんは、1920年(大正9年)生まれ。三重県出身。1943年、京都大学文学部地理学科卒業。
大阪市立大学助教授、中部大学教授などを経て、KJ法本部川喜田研究所理事長、元社団法人日本ネパール協会会長、ヒマラヤ保全協会会長などを歴任。理学博士。
秩父宮記念学術賞、マグサイサイ賞、経営技術開発賞、福岡アジア文化賞を受賞。著書に『続・発想法』『野外科学の方法』『KJ法』ほか。
まんがでわかる 発想法-ひらめきを生む技術 シリーズ累計150万部越えの大ベストセラー新書『発想法』が、ついにまんが化! 誰にでも「ひらめき」はつくれる! |