『なぜ崎陽軒のシウマイは冷たいのに売れるのか？』売れ続けるヒット商品を生み出すキーワードは“そっちもあるよね”

2019年2月26日 11:23 ビジネス

中山マコトさん著『なぜ崎陽軒のシウマイは冷たいのに売れるのか？』

中山マコトさん著『なぜ崎陽軒のシウマイは冷たいのに売れるのか？』が、みらいパブリッシングより刊行されました。

「そっちもあるよね」の発想がヒット商品を生み出す

「3Mのポストイットは偶然の発見から生まれた！」
「DOLE社は発想を逆転させて夏にバナナを売った！」
「崎陽軒はホタテエキスで冷たくてもおいしいシウマイを作った！」

他と同じことをしても売れない時代。特にビジネスの世界で常識や慣習を意識していてはどうしても他と同じになってしまいます。

しかし、上記の例のように、他と違ったことをやって大ヒットした商品・サービスはたくさんあります。

今ある商品も、角度を変えてみるだけでまったく別の価値が生まれたり、世の中に受け入れられるものになる可能性を秘めているのです。これを「Think different」を呼びます。

本書では、普通にしていたらなかなか気づかない発想の転換について、マーケター中山マコトさんが数々の成功事例をひも解き、指南します。

「これが当たり前」と割り切ったり、「こういうものだから仕方がない」と諦めていたら、可能性の扉はいつまで経っても開きません。ヒット商品・ロングセラー商品を産むためには、発想の転換と、周囲を巻き込んでいく姿勢が必要なのです。

本書は、読者がそのような視点を手に入れるために書かれた書籍です。Think differentな視点を手に入れられれば、あなたの世界は今日から「金の鉱脈」に変わります。そして、その活かし方次第では、「かつてなかった価値」を生み出し、世に広める人になれるかもしれません。

本書の構成

第１章　崎陽軒のシウマイは、なぜ冷たいのにおいしいのか？

第２章　独自視点で逆境に打ち勝った企業たち

第３章　「お客さんのために！」をこだわり抜いた店たち

第４章　普通じゃない！　だから心に響いた仕掛けたち

第５章　「ここぞ！」のタイミングで伝家の宝刀を抜いた商品たち

第６章　売り込まずに買いたいと思わせた企業たち

第７章　ターゲットを絞り切る！　だから愛された店たち

第８章　逆転の発想で新市場を切り拓いた商品たち

第９章　変化しても芯はブレない、だから愛された企業たち

第10章　すぐ傍にいるThink differentの達人たち

中山マコトさんプロフィール

著者の中山マコトさんは、バカ売れマーケター／ビジネス作家／フリーランス成功実現アドバイザー／言葉のチカラ研究者／コピーライティングアドバイザー。企業の“独自化ブランディング”、集客の仕組み作りに定評がある。

著書に『「バカ売れ」キャッチコピーが面白いほど書ける本』（KADOKAWA・中経出版）、『フリーで働く！と決めたら読む本』（日本経済新聞出版社）、『お店の「バカ売れ」ポイントをつくる技術』（日本実業出版社）、『「爆売れ」コピーの全技術』（かんき出版）、『9時を過ぎたらタクシーで帰ろう。』（きずな出版）、『飲み屋の神様。』（ヒカルランド）、『新宿駅の小さなお店ベルクはなぜいつも満席なのか？』（現代書林）など、41冊を数える。