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『「目的思考」で学びが変わる 千代田区立麹町中学校長・工藤勇一の挑戦』働き方改革の前に、学び方改革だ!

多田慎介さん著『「目的思考」で学びが変わる 千代田区立麹町中学校長・工藤勇一の挑戦』

多田慎介さん著『「目的思考」で学びが変わる 千代田区立麹町中学校長・工藤勇一の挑戦』

多田慎介さん著『「目的思考」で学びが変わる 千代田区立麹町中学校長・工藤勇一の挑戦』が、ウェッジより刊行されました。

 

200万PV突破の人気ウェブ連載を書籍化! AI時代を見据えた「教育改革」の答えがここにある

首相官邸や国会議事堂にほど近い東京のど真ん中、千代田区平河町にある区立麹町中学校――。

古くから名門として知られるこの中学の校長になって5年目の工藤勇一さんがいま、日本の教育界を大きく揺さぶり続けています。
口ぐせは「目的と手段をはき違えるな」。定期テストや宿題を廃止し、固定担任制をやめて全員が担任になる「全員担任制」を導入。既成概念を打ち破り、ビジネス的な手法をも大胆に導入して、公立中学としては画期的な改革を次々と行っています。

 
ここまでの改革で子どもたちはどう変わったか、また工藤校長が目指すものは何か、校長自身へのインタビューと丹念な周辺取材で解き明かします。

 

本書の構成

第1章 世の中まんざらでもない。結構大人って素敵だ!
・「話を聞きなさい」なんて指導は、本当は間違っている
・教育現場にはびこる「目的と手段の履き違え」
・対立は悪じゃない、無理に仲良くしなくたっていい ほか

第2章 行政まで動かした改革者の横顔
・少年鑑別所に収容された生徒との再会
・校則に関するやり取り自体が「時間の無駄」
・教育委員会の都合は最後に考えよう ほか

第3章 「自律」の力を身につけた生徒たち
・社会に出たら、何もかも指示されるなんてことはない
・決まりごとを否定していくことで、より良いものが生まれる
・修学旅行を変えたら、大人顔負けの「企画とプレゼン」が生まれた ほか

第4章 保護者も、学校を変えられる
・親や先生の言うことばかり聞くようなら、危機感を持ったほうがいい
・子どもに劣等感を持たせてはいけない
・「学びの機会」を奪わないために ほか

[特別対談収録]
青野慶久氏 (サイボウズ株式会社 代表取締役社長)
・「組織の中で我慢しなさい」という教育はもういらない
木村泰子氏 (大阪市立大空小学校 初代校長)
・人の心なんて教育できるものではない

 

工藤勇一さん プロフィール

工藤勇一(くどう・ゆういち)さんは、1960年生まれ。山形県鶴岡市出身。東京理科大学卒業。千代田区立麹町中学校校長。

山形県・東京都の中学校教諭、新宿区教育委員会指導課長などを経て、2014年4月より現職。 現在は安倍首相の私的諮問機関である「教育再生実行会議」の委員をはじめ、経産省「EdTech委員」、産官学の有志が集う「教育長・校長プラットフォーム」発起人など多数の公職についている。

2018年12月に『学校の「当たり前」をやめた。 ― 生徒も教師も変わる! 公立名門中学校長の改革』(時事通信社)を上梓。

 

多田慎介さん プロフィール

著者の多田慎介(ただ・しんすけ)さんは、1983年生まれ。石川県金沢市出身。個人の働き方やキャリア形成、企業の採用コンテンツ、マーケティング手法などをテーマに取材・執筆を重ねている。

 

「目的思考」で学びが変わる 千代田区立麹町中学校長・工藤勇一の挑戦
既成概念にとらわれず、「社会で生きる力」をのばし育てる教育。その実践と未来を追う
社会で生きるためのスキルとモチベーションを高めるためのスイッチを身につける「麹町メソッド」や、外部企業や専門家などをまきこんでの「オープンイノベーション」……既成概念を打ち破り、ビジネス的な手法をも大胆に導入して、公立中学としては画期的な改革を次々と行っている。 ここまでの改革で子どもたちはどう変わったか、また工藤校長が目指すものは何か、校長自身へのインタビューと丹念な周辺取材で解き明かす!

 


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