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『全文完全対照版 老子コンプリート 本質を捉える「一文超訳」+現代語訳・書き下し文・原文』2500年の叡智に触れる!

野中根太郎さん著『全文完全対照版 老子コンプリート―本質を捉える「一文超訳」+現代語訳・書き下し文・原文』

野中根太郎さん著『全文完全対照版 老子コンプリート―本質を捉える「一文超訳」+現代語訳・書き下し文・原文』

野中根太郎さん著『全文完全対照版 老子コンプリート―本質を捉える「一文超訳」+現代語訳・書き下し文・原文』が、誠文堂新光社より刊行されました。

 

「老子」が全文完全対照版で登場! 人生のヒントが満載

「無知無欲であれ、無為であれ」
「足るを知るものは富む」

孔子の『論語』が儒教の根底思想として親しまれてきたのに対し、『老子』は道家の神髄を説いて人々に寄り添ってきました。ともに2500年以上の歴史の検証に耐えてきた思想書です。

自己研鑽し、学問を通して知識を増やすことは、かえって人間を不幸にします。

現代も推奨される「勝ち残り」社会を強く否定する老子の思想は、いつの時代にも人々の心を癒し、そして弱者を鼓舞してきました。格差が広がり、人々の価値観が揺らぐ現代にこそ、老子の思想が必要とされています。

 
本書では全文の現代語訳、書き下し文、原文に加え、【一文超訳】を掲載。
テーマは何か、主旨は何かが一目で把握でき、格言のように心に刻まれるので、「老子」の理解が飛躍的に向上します。また、主要な人名や語句には懇切丁寧な注釈が入っています。

 
《 一文超訳の一例 》
「無心のすすめ(空っぽの心を守る)」
「私利私欲のない無私の人は、自分を貫ける」
「無用には大きなはたらきがある」
「少なければ得られ、多ければ迷う」
「盛んになれば、早く衰える(だめになる)」
「先に与え続けておけば、いずれ得られる」
「大国を治めるのは小魚を煮るようにするとよい」
「本当に立派な人間は愚か者に見える」

 

野中根太郎さん プロフィール

著者の野中根太郎(のなか・ねたろう)さんは、早稲田大学卒業。海外ビジネスに携わった後、翻訳や出版企画に関わる。海外に進出し、日本および日本人が外国人から尊敬され、その文化が絶賛されているという実感を得たことをきっかけに、日本人に影響を与えつづけてきた古典の研究を更に深掘りし、出版企画を行うようになる。

近年では古典を題材にした著作の企画・プロデュースを手がけ、様々な著者とタイアップして数々のベストセラーを世に送り出している。

著書に『超訳 孫子の兵法』『吉田松陰の名言100―変わる力 変える力のつくり方』(以上、アイバス出版)、『真田幸村 逆転の決断術―相手の心を動かす「義」の思考方法』『全文完全対照版 論語コンプリート 本質を捉える「一文超訳」+現代語訳・書き下し文・原文』『全文完全対照版 孫子コンプリート 本質を捉える「一文超訳」+現代語訳・書き下し文・原文』(以上、誠文堂新光社)などがある。

 

全文完全対照版 老子コンプリート: 本質を捉える「一文超訳」+現代語・書き下し文・原文
無知であれ、弱者であれ。
無力を知ってこそ、自由に生きることができる。

 


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