『月刊MdN』7月号の特集は「ベストセラー本、そのデザインの理由」 売れている本には理由がある!
インプレスグループでデザイン分野のメディア事業を手がけるエムディエヌコーポレーションは、デザインとグラフィックの総合情報誌『月刊MdN(エムディエヌ)』2017年7月号を発行しました。特集は『ベストセラー本、そのデザインの理由』です。
ベストセラー本、そのデザインの理由
今回の特集は「ベストセラー本、そのデザインの理由」。
書店を訪れると、当たり前ですがさまざまな本が並んでいます。その中でひときわ存在感がある本があったとして……。その理由は、ズバンっと目に飛び込んできたタイトル? カバーイラスト? 帯のキャッチコピー?
ベストセラーになる本は、読者を誘う工夫が徹底的になされています。この特集では、そんなベストセラー本を手がけたデザイナーや編集者、さらには作家から、どのような工夫をしているのかを聞き出しています。
「売れている本には理由がある」。それを探っていきます。
ベストセラー本、そのデザインの理由
★『うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち』
漫画家・田中圭一著による自身の、そしてさまざまな人のうつを抜けた体験談が語られるエッセイ漫画。
このベストセラー本が「ピンク」で包まれている意図とは!?
★『嫌われる勇気 ?自己啓発の源流「アドラー」の教え』
哲学的な内容の本書。なんと現時点(2017年5月下旬)において日本国内で160万部、海外版を合わせると340万部となっています。
この本、なぜこの文字組みなのか、なぜこの紙がカバーに選ばれたのか!?
★『日本一楽しい漢字ドリル うんこ漢字ドリル』
話題沸騰中の「うんこ漢字ドリル」シリーズ。6学年分合わせて発売からたった2カ月強で、180万部を越えるベストセラーに!
この奇抜な企画が受け入れられた大きな要因のひとつは上質なブックデザインにほかならない。その秘密に迫ります!
★『人形の国(1)』
人気作『シドニアの騎士』などを手掛けた弐瓶勉さんの完全に新機軸の新作『人形の国』。
多くの人に開かれたこのエンターテインメント作がなぜ生まれたのか、それに従ってブックデザインはどう変わったのか。弐瓶勉さん自身も登場しての取材となっています。
他にも、ベストセラー本ランキング ベスト10、染谷洋平さんのスペシャルエッセイ『「売れる装丁」の正体』、「帯の奥深き世界」、「書店員が語る 平積みしたくなるブックカバー」などの企画を掲載。
【連載記事】
■伊藤万理華[乃木坂46]―MARIKA MEETS CREATORS
■PORTFOLIO
■創る。
■デザイン・サイコメトリー 見えないデザイン
■クリエイターズ・エッセイ …ほか
【関連】
▼月刊MdN | デザインとグラフィックの総合情報誌 – MdN Design Interactive –