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『マンガでわかる! 食事で改善 親が怒らなくても勉強する子に』子どもの不調と勉強嫌いは栄養不足かも!?

三島学さん著・江部康二さん監修『マンガでわかる!食事で改善 親が怒らなくても勉強する子に~糖質制限とアドラー心理学で子どもがのびる』(イラスト:いぢちひろゆきさん)

三島学さん著・江部康二さん監修『マンガでわかる!食事で改善 親が怒らなくても勉強する子に~糖質制限とアドラー心理学で子どもがのびる』(イラスト:いぢちひろゆきさん)

三島学さん著・江部康二さん監修『マンガでわかる!食事で改善 親が怒らなくても勉強する子に~糖質制限とアドラー心理学で子どもがのびる』(イラスト:いぢちひろゆきさん)が、主婦の友社より刊行されました。

 

引きこもり解決や勉強・部活の頑張りは、気合だけでは乗り切れない!

「9月は一年でもっとも過ごしやすいと言われていますが、実は子どもたちにとっては、ぜん息が出たり、不登校になったりとつらい時期です」というのは、本書の著者で、三島塾塾長の三島学さん。生徒に糖質制限の食事の指導と補食を出して、子どもたちのさまざまな問題を解決しています。

「季節の移り変わりや環境の変化に打ち勝つには栄養が足りていないといけません。生徒は糖質制限食と必要に応じてサプリメントもとることで、元気に新学期を迎えています。問題がある子どもたちも、早い子は3カ月で驚くほど改善しています」(三島さん)。

 
今回の著書では、小学低学年から大学受験生までの勉強ギライを脱出した体験をマンガで紹介。さらに、子どもの糖質制限の食事については塾生が食べている人気レシピ、またアドラー心理学を応用した親の接し方についてはイラストやマンガを使って具体的な方法を紹介しています。

 

ベストセラーの「アドラー心理学」は、子育てに役立つ!

三島さんは最近の子育てについて「過干渉な親、一方で無関心の親がなんと多いことか」と嘆いています。

「子どもたちは自由が好きです。無鉄砲と言ってもいいかもしれません。過干渉だと転ばぬ先の杖で失敗の体験が無いままに成長するので、いざというときに立ち直れません。無関心だと、“こっちを向いて!”とばかりに問題を起こします」と三島さん。

 
三島塾で実践しているアドラー式は、「ほめない、しからない」教育法。とはいっても、これは「感情のおもむくままの言動は慎みましょう」という意味だそう。

「瞬発でほめたりしかったりすることは必要です。放任ではありません。日ごろから、子どもたちの言動をしっかり観察して、“なかなかやるじゃないか”“なぜ、うまくいかなかったのか良く考えてみよう”などと、子どもたちを勇気づける言葉をかけてあげてほしいのです」(三島さん)。

「いろいろなご家庭がありますが、子育ては“お母さん7:お父さん3”と言われています。お母さんは子どもたちの心身の健やかな成長に十分な栄養のある食事を用意してあげましょう。お父さんは社会の現実の厳しさをさりげなく会話に織り込んで話してあげましょう」(三島さん)。

 
また、三島さんは子どもたちと同じレベルでガミガミ怒りイライラしている親も、その原因は糖質過剰の食生活にあると言います。

「糖質をとりすぎると脳がパニックを起こします。子どもたちからリスペクトされる親になるためにも親も糖質過剰をやめて、食事を変える必要があります」(三島さん)。

 
さらに、三島さんは続けます。

「入試まで半年あまりになりました。集中力をつけて成績をアップしたり、インフルエンザにかからない免疫力をつけたりするには、たんぱく質や脂質を十分にとること。つまり、理想体重の7.5倍の量の肉・卵を食べることが合格のカギと心得ましょう」。

来春の合格をめざして、まずはこの本を参考に今日から親子で栄養のあるおかずをたっぷりとることから始めましょう。

 

著者プロフィール

■著者:三島学(みしま・まなぶ)さん

1950年宮城県蔵王町生まれ。大東文化大学大学院中国学専攻博士課程修了。

高校教員、代々木ゼミナール講師を経て、現在は北九州、東京で学習塾を運営。

自らの糖尿病改善のため、「江部式・糖質制限」に出合い、劇的な改善をみる。塾生にも「糖質制限」」を試みたところ、集中力がアップして、成績が急上昇。
さらに、「アドラー心理学」を加えた学習法、子育て法を実践して、大きな効果をあげている。

 
■江部康二(えべ・こうじ)さん

1950年生まれ。京都大学医学部卒業。医師。日本糖質制限医療推進会代表理事。

2001年から糖尿病治療の研究に本格的に取り組み、肥満・メタボリック症候群、糖尿病克服などに画期的な効果のある「糖質制限食」の体系を確立。
2016年には、日本で初めての「子どもの糖質制限」の本を書くように三島学さんに執筆を依頼し、大反響を巻き起こす。

 

マンガでわかる! 食事で改善 親が怒らなくても 自分で勉強する子に ― 糖質制限とアドラー心理学で子どもがのびる (主婦の友生活シリーズ)
勉強しない、落ち着きがないなど、これは子どものせいではありません!
食事の見直しと、アドラー心理学で、必ず変わります!

●集中力がない、勉強がきらい、勉強ができない、わからない、やる気がない、子どもの困ったは、実は親が原因です!

●まずは、子どもの食事を見直しましょう!
子どもは体の成長、学習、部活などなど、たくさんの栄養が必要です。お子さんの栄養は足りていますか?

★本書では、食事と学習・生活指導で、子どもがぐんぐんのびる個人塾の 三島塾メソッドを、全国どこにいても、実践できるように、ていねいにわかりやすく解説しました。

特長1
マンガでわかる! 子育ての困った事例の原因と対策が、楽しく読める
小学低学年から社会人まで、9人の糖質制限体験マンガ「三島塾メソッド 勉強する子に変身物語」

特長2
事例別 とっておきの解決料理レシピと、栄養アドバイス、アドラー先生の子育てのことばがヒントに。

特長3
忙しい人でも作れる おいしい 子どもがやる気になる 糖質制限時短カンタン21レシピ

特長4
家庭でやり直すときのおすすめ教材ガイドつき

特長5
推薦の言葉は、日本糖質制限医療推進協会代表理事 江部康二先生より

特長6
子どもの成長と栄養についての寄稿は、友愛病院医師 水野雅登先生より

 


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