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TSUTAYA運営のCCC、徳間書店の子会社化を正式発表

先日、CD・DVDレンタルや書籍販売などの「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が子会社のカルチュア・エンタテインメント(CE)を通じて、中堅出版社の徳間書店を買収するとの報道がありましたが、CCCは3月21日、同日付けで徳間書店を子会社化したと発表しました。

 
徳間書店はこれまで、ライフスタイル系雑誌『GoodsPress』『食楽』やアニメ雑誌『Animage』などを刊行。グループ会社で雑誌『Pen』『Newsweek』などを扱うカルチュア・エンタテインメントとしても、「徳間書店の培ってきた編集力やノウハウ、取引先との信頼関係をさらに活かし、CCCグループの各事業と掛け合わせた企画を生み出し、より立体的で、新しいライフスタイル提案を創出」していくとのことです。

 
また、CCCグループと徳間書店が連携した取り組みとして現在、絶版となった本を全国TSUTAYAの書店スタッフが中心となり、復刊にむけプロデュースするプロジェクト『復刊プロデュース文庫』を行っていますが、今後はCEが行う映像・音楽事業と連携した出版物の刊行にも取り組んでいく予定です。

 
なお、徳間書店の親会社となるカルチュア・エンタテインメント株式会社は、出版や映像、音楽などエンタテインメント分野における企画・制作を事業としています。
主なグループ会社には、雑誌『Pen』や『Newsweek』を扱う株式会社CCCメディアハウス、アートの文化を伝える『美術手帖』を扱う株式会社美術出版社、映画の企画・制作を行うC&Iエンタテインメント株式会社などがあります。

 
【関連】
ニュースリリース|CCC カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
株式会社徳間書店の子会社化に関するお知らせ(PDF)

 


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