俳句のSNSアプリ「俳句てふてふ」　PoliPoliが毎日新聞社に事業譲渡

株式会社PoliPoli（代表取締役社長：伊藤和真さん）は、株式会社毎日新聞社に、俳句のSNSアプリの「俳句てふてふ」を事業譲渡したと発表しました。

PoliPoliの伊藤和真さんはアドバイザーという立場に留まり、開発はプログラミング教育コミュニティのGeekSalonが支援し、毎日新聞の既存事業とのシナジーを生み出していくとのことです。

「俳句てふてふ」について

俳句のSNSアプリ「俳句てふてふ」

「俳句てふてふ」は、「俳句を身近に」をコンセプトにした俳句のSNSサービスです。
季語などの検索機能などがあり、俳句を気軽に投稿でき俳句を中心に人々がコミュニケーションできる場を提供しています。

高校生向けに俳句甲子園が開催されたり、俳句のTV番組が人気を博すなど、数百万人が俳句を楽しんでいると言われている中、気軽に投稿し発表できる場がないという理由で開発されました。

AppStoreにて「俳句」と検索すると一番上位に表示されるなど着実な成長を遂げているSNSサービスです。

事業譲渡の背景

毎日新聞社の今井竜経営企画室委員（左）とPoliPoliの伊藤和真代表（右）

もともと「俳句てふてふ」はPoliPoli代表の伊藤和真さんが個人的に作っていたサービスでした。

そのサービスが偶然毎日新聞の俳句事業の担当者の目に止まり、毎日新聞の方で新規事業として進めて行こうという話になったのがきっかけです。

そして、

・毎日俳壇などの俳句に関するコンテンツを長年提供している毎日新聞の方が俳句界での人脈、 資本など様々な点でこの事業を伸ばすのに適している
・トークンエコノミーを用いた政治のコミュニティサービスの「ポリポリ」にPoliPoliのリソースが集中しており、 「俳句てふてふ」を成長させる余裕がない

という状況を踏まえ、事業譲渡に至りました。

事業譲渡後の事業展開について

「俳句てふてふ」の権利は完全に毎日新聞に譲渡し、毎日新聞では既存の俳句事業と連携をしながら成長させて行きます。

PoliPoli代表の伊藤さんはアドバイザーという立場につき事業展開をサポートし、開発は大学生限定プログラミング教育コミュニティのGeekSalonが行います。

GeekSalonはプログラミングを学んだ優秀なメンターや学生が多数在籍しており、実際の事業開発に携わるという機会を提供していきます。

また、将来的には俳句だけでなく川柳や短歌などの分野の進出も視野に入れ、テクノロジーで文化をより身近で豊かなものとできるようなサービスに成長させることを目指します。

各企業・事業について

■ 毎日新聞社

毎日新聞紙上で毎日俳壇や毎日歌壇を展開するほか、国内外から俳句を募るコンクール「毎日俳句大賞」を主催し、俳句総合誌「俳句αあるふぁ」（毎日新聞出版）を25年間発行するなど、日本の伝統文化の発展に尽力しています。
★会社ホームページ：https://www.mainichi.co.jp/

 
■ GeekSalon

株式会社Scovilleの一事業である、大学生向けプログラミング教育事業です。

東大・早慶を中心とした大学生、大学院生がプログラミングだけでなく、プレゼンスキル・事業展開能力・デザイン力などこれからの社会に必要なスキルを学び、社会に羽ばたく手助けをする教育コミュニティです。

プログラミング教育家の増原大輔氏さんが監修しています。

★GeekSalon：https://geek-salon.com/
★株式会社Scoville：https://sc0ville.com/index.html

 
■PoliPoli

PoliPoliはテクノロジーで国家システムを再構築して行くことを目指したPolitech(Politics × tech)スタートアップ企業です。

トークンエコノミーを用いて経済圏を作り出すことで、政治家と有権者双方のニーズを満たすために立ち上がったプラットフォームプロジェクトである「ポリポリ」を中心にサービス開発をしています。

★会社ホームページ：https://www.polipoli.work/company
★「ポリポリ」について：https://drive.google.com/file/d/1mNp5fryEAe3iZlgZ5kItYtRzO35IAKjC/view

 
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