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みやこしあきこさん『ちいさなトガリネズミ』が「2024年NYタイムズ紙/NY公共図書館 最優秀絵本賞」を受賞 『よるのかえりみち』に続き、2度目の受賞

偕成社より2022年11月に刊行された、みやこしあきこさん作『ちいさなトガリネズミ』の英語版“Little Shrew”が、2024年ニューヨーク・タイムズ紙/ニューヨーク公共図書館 最優秀絵本賞(2024 New York Times/New York Public Library Best Illustrated Children’s Books Award)を受賞しました。

 

みやこしあきこさんが「NYタイムズ紙/NY公共図書館 最優秀絵本賞」を2作目の受賞!

「NYタイムズ紙/NY公共図書館 最優秀絵本賞」は、その年に出版された絵本の中から優秀な10作品に贈られる賞です。
過去の受賞作に『スイミー』『すてきな三にんぐみ』『かいじゅうたちのいるところ』などの名作が名を連ねる、1952年からつづく歴史ある賞で、受賞作は、クリスマス・イヴのニューヨーク・タイムズ紙面に書影が掲載されます。

★2024 New York Times/New York Public Library Best Illustrated Children’s Books Award:https://www.nytimes.com/card/2024/11/08/books/review/nyt-nypl-best-illustrated-childrens-books-award

 
受賞者のみやこしあきこさんは、ボローニャ・ラガッツィ賞ほか国内外の数々の賞を受賞し、いま海外からもっとも熱い注目を浴びている絵本作家の一人です。

本賞の受賞は2017年『よるのかえりみち』(偕成社)に続く2回目です。本作は、2024年6月に“Little Shrew”として、カナダ資本の児童書出版社Kids Can Pressから英語版が発売され、今回の受賞につながりました。

 
日本発の作品では、過去に酒井駒子さん『ゆきがやんだら』(2009年受賞/学研プラス)、ヨシタケシンケさん『つまんないつまんない』(2019年受賞/白泉社)などの英語版が同賞に選出されています。

 

海外で受賞ニュースが続々! 日本では、小学館児童出版文化賞を受賞

『ちいさなトガリネズミ』の英語版は、このほかにアメリカの老舗の出版専門誌パブリッシャーズ・ウィークリー「Best Picture Books of 2024」20冊のうちの1冊に、カナダ最大の取次会社インディゴ「Best Kids’ Book of 2024(6?8歳)」10冊のうちの1冊に選ばれています。

日本語版は、2023年に第72回小学館児童出版文化賞を受賞を受賞しています。

 
【あらすじ】
トガリネズミは働きもの。朝おきてから夜ねるまで、毎日きまった予定をこなし、つつがなく暮らしています。でも今日はひとつだけ、いつもと違うことがありました! ひとめ見たら忘れられない、つぶらな瞳のトガリネズミ。そのささやかでありふれた日常を、独特のおかしみをもって描きます。

 

著者プロフィール

みやこしあきこさんは、1982年生まれ、埼玉県出身。武蔵野美術大学卒業。在学中から絵本を描きはじめ、2009年に『たいふうがくる』で「ニッサン童話と絵本のグランプリ」大賞を受賞しデビュー。

2012年『もりのおくのおちゃかいへ』で日本絵本賞大賞受賞。数々の言語に翻訳出版されている『よるのかえりみち』はBologna Ragazzi賞2016年Fiction部門Special Mention、NYタイムズ&NY公共図書館The Best Illustrated Children’s Books of 2017、ミュンヘン国際児童図書館The White Ravens 2016に選ばれるなど、海外からの評価も高い。

その他の作品に『のはらのおへや』『ピアノはっぴょうかい』『これだれの?』『ぼくのたび』『かいちゅうでんとう』などがある。

 

ちいさなトガリネズミ
みやこしあきこ (著)

ボローニャ・ラガッツィ賞特別賞、ニューヨークタイムズ・ニューヨーク公共図書館絵本賞などを受賞し、海外からも高い評価を受けている絵本作家が初めて手がける絵童話!

 


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