作家生活20周年!堂場瞬一さん『ラストライン』シリーズの前日譚となる書き下ろし短編「戻る男」がApple Booksで無料独占配信!
文藝春秋では、堂場瞬一さんの書き下ろし短編「戻る男」電子版を5月21日よりApple Booksから無料独占配信中です。
Apple Booksで堂場瞬一さんの 書き下ろし短編「戻る男」を無料独占配信! 最新長編『赤の呪縛』も同日発売
「戻る男」は今回の企画のために、作家生活20周年を迎えた堂場瞬一さんが書き下ろした短編です。大田区で起きた放火殺人事件に捜査一課の刑事が挑む警察小説で、主人公は数々の事件を解決してきたベテラン刑事・岩倉剛。文春文庫から刊行されている人気シリーズ『ラストライン』の前日譚となる作品です。Apple Booksだけの無料配信となります。
また、新刊『赤の呪縛』も同日発売。警視庁捜査一課の刑事・滝上亮司が銀座で発生した放火殺人事件の捜査に携わり、やがて自らの過去と対峙していくという長編警察小説です。軽快に読める「戻る男」とは異なる重厚なストーリー展開に引き込まれること間違いなしの一冊です。
堂場瞬一さんコメント
◆「戻る男」
「ラストライン」シリーズの主人公・岩倉剛が登場する初の短編。シリーズでも度々見せる異様な記憶力で、放火事件の犯人に迫っていきますが、ラストは……シリーズ本編では、一作ごとに「定年まで●年」のカウントダウンが進んでいきますが、この短編は、本シリーズに入る直前の物語です。
◆『赤の呪縛』
東京と静岡を舞台にしたシリアスな警察小説ですが、実は父と息子の長年にわたる対決の物語。銀座の高級クラブでの放火事件をきっかけに、一匹狼の刑事・滝上が自分の過去、そして家族の問題に迫っていきます。自らを破滅させるかもしれない恐怖と戦いながら、捜査を続ける刑事の苦悩も読みどころです。
著者プロフィール
著者の堂場瞬一(どうば・しゅんいち)さんは、1963年生まれ。茨城県出身。青山学院大学国際政治経済学部卒業。2000年『8年』で第十三回小説すばる新人賞を受賞。
主な著書に「刑事・鳴沢了」シリーズ、「警視庁失踪課・高城賢吾」シリーズ、「刑事の挑戦・一之瀬拓真」シリーズ(以上、中公文庫)、「アナザーフェイス」シリーズ、「ラストライン」シリーズ(以上、文春文庫)、「警視庁追跡捜査係」シリーズ(ハルキ文庫)、「警視庁犯罪被害者支援課」シリーズ(講談社文庫)。そのほか、『帰還』(文藝春秋)、『空の声』(文藝春秋)、『コーチ』(東京創元社)、『刑事の枷』(KADOKAWA)、『沈黙の終わり』(角川春樹事務所)など著書多数。
2021年に作家デビュー二十周年を迎えた。
ラストライン (文春文庫) 堂場 瞬一 (著) 定年まであと10年の岩倉剛は、50歳になる誕生日の目前、捜査一課から所轄の南大田署に異動となる。その直後に管内で独居老人が殺される事件が発生。彼は、元交番勤務で同じく異動してきたばかりの後輩女性刑事・伊東彩香と共に事件の捜査に加わる。一方、さらに管内では新聞記者の自殺が発覚し――。 |
赤の呪縛 堂場 瞬一 (著) デビュー20周年の節目に、「父と子の相克」というテーマに真正面から挑んだ長編小説。 銀座の高級クラブで放火事件が発生。オーナーと容疑者の女が命を失った。 |
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