刊行15周年!森見登美彦さんベストセラー小説『恋文の技術』新版を刊行 高松美咲さんによる期間限定の全面帯バージョン、初版限定の書き下ろし短編小説を収録した小冊子なども
ポプラ社は、刊行15周年を迎えた森見登美彦さんによる能登が舞台のベストセラー小説『恋文の技術 新版』を11月6日に発売しました。
新版では、人気マンガ『スキップとローファー』の高松美咲さんが手掛けた期間限定の全面帯をはじめ、「新版あとがき 読者の皆様」や書き下ろし短編小説を収録した小冊子(初版限定)など新たな特典が満載。さらに、新版発売を記念してSNSキャンペーンも展開されます。
著名人も愛読! 15周年を迎えたベストセラー小説の新版が登場!
『恋文の技術』は15年前に刊行された、人気作家・森見登美彦さんによる全編書簡体の小説。能登を舞台に、大学院生の主人公が、恋文上達に向けて奮闘するコミカルなやり取りに思わずくすっと笑ってしまいつつ、最後は心あたたまる感動作です。
漫画家の羽海野チカさん・声優の坂本真綾さんも愛読しているなど、森見作品の中でもファンの多い名作として知られています。
このたび、15周年を記念して、装い新たなイラスト全面帯の新版が登場。装画を手掛けたのは、昨年アニメ化もされて話題となった人気マンガ『スキップとローファー』の高松美咲さん。ご出身が富山県で、『スキップとローファー』の中でも石川県珠洲市が舞台の一つとなるなど、北陸にご縁のある高松さんが描かれたイラストとともにぜひお楽しみください。
【あらすじ】
京都から遠く離れた能登の実験所に飛ばされた大学院生・守田一郎。
文通修行と称して京都の仲間や家族、家庭教師先の少年、作家の森見登美彦らに手紙を書きまくるのだが、本当に想いを伝えたい相手には書けなくて――。
ヘタレ男子の純情が炸裂する、森見節満載の書簡体小説。
長らく愛されてきた傑作が、「新版あとがき 読者の皆様」を加えて新版として登場!
<初版では書き下ろし短編「我が文通修行時代の思い出」が収録された限定小冊子も!>
※高松美咲さん描きおろし全面帯、書き下ろし短編「我が文通修行時代の思い出」収録の初版限定小冊子は、在庫がなくなり次第終了予定。
各界から愛読の声ぞくぞく!
「恋文の技術」の冒頭のお手紙3通読んだ所であまりの楽しさに「これは、身が砕けそうになるくらい哀しくなってしまってうっかり五能線とかに飛び乗って、冬の日本海と向き合ったりしてしまったときに旅先の旅館で読もう。きっと、辛く下手な考えなど吹き飛んで、思わず笑って読みふけって東京へ生還できるに違いない。すなわちこれは命の書だ!」ともう一回閉じて本棚にそっと戻したほどの森見さんの小説だいすきたろうです。
――『3月のライオン』羽海野チカさん(漫画家)
※羽海野チカ公式ブログ2010年5月24日より
書かなくてもいいようなことを書くのが手紙、と作中にはあります。どんなに言葉を尽くしても、伝えたいことが伝わるとは限らない。読んでもらえるかどうかすらわからない。だけど、それでも、人と繋がりたい、理解されたいと願って書き続ける主人公のいじらしさと、手紙と言うアナログな手段の魅力に満ちたこの小説に、読者である私たちもまた恋文を受け取ったような気持ちになれるのです。
――『四畳半神話大系』明石役・坂本真綾さん(声優)
※『ダ・ヴィンチ』2024年3月号より
守田くんの皮肉っぽさと迷走っぷりにクスリ。
読後はなんとも爽やか!
――『スキップとローファー』高松美咲さん(漫画家)
令和の世の今こそ読まれてほしい。恋する意義を教えてくれる、これは最高の恋愛小説だ。
――吉田大助さん(ライター・書評家)
※「webアスタ」2024年11月6日より
著者プロフィール
森見登美彦(もりみ・とみひこ)さんは、1979年生まれ、奈良県出身。作家。京都大学在学中に執筆した『太陽の塔』で2003年に第15回日本ファンタジーノベル大賞を受賞してデビュー。
2006年『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞を受賞、第137回直木賞の候補となり、翌年の第4回本屋大賞の2位を獲得した。その後、2010年『ペンギン・ハイウェイ』で第31回日本SF大賞、2014年『聖なる怠け者の冒険』で第2回京都本大賞、2017年『夜行』で第7回広島本大賞、2019年『熱帯』で第6回高校生直木賞を受賞。『四畳半神話大系』『有頂天家族』『シャーロック・ホームズの凱旋』など著書多数。
『恋文の技術』オリジナルシールがもらえる!SNSキャンペーン開催
XとInstagramで「#恋文の技術感想」をつけて本書の写真を投稿すると、抽選で30名に漫画家・高松美咲さん描き下ろしの『恋文の技術』オリジナルシールをプレゼントするキャンペーンを開催中です。
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恋文の技術 新版 (ポプラ文庫) 森見 登美彦 (著) |
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