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瀬尾まいこさん初の絵本『100ねんごもまたあした』が刊行

瀬尾まいこさん初の絵本『100ねんごもまたあした』(絵:くりはらたかしさん)が岩崎書店より刊行されました。

 

テーマは100年後の世界!?

「100年後の未来」と聞いて、みなさんはどんな未来を想像しますか?
ドキドキわくわく胸を躍らせる方もいれば、日々溢れるネガティブなニュースに不安になる方もいるかもしれません。

 
この『100ねんごもまたあした』を含む「100年後えほん」シリーズのテーマはずばり100年後の未来。こんな時代だからこそ、あらためて未来に向き合い、描くことで、そのなかにある希望を子どもたちに伝え、もう一度未来にわくわくドキドキしてほしいという思いから企画されました。

 
「100年後えほん」シリーズ第1弾となる『100ねんごもまたあした』を手掛けるのは、『幸福な食卓』『そして、バトンは渡された』の瀬尾まいこさんです。初の絵本作品となります。

 
【あらすじ】

授業で100年後の世界を描くことになった。

100年後の未来はきっと、今よりもすごく便利になっているはず
ロボットの活躍、タイムマシン、空をとべるクツとか…

みんなで思い思いの未来を描いていると、とつぜん知らない子がこんな事をいったんだ。
「未来をなんだと思ってるんだよ」

じゃあ、100年後の未来はどうなっているんだろう?

 

瀬尾まいこさんコメント

100年後。驚くような変化はなくても、私たちを楽しませてくれるものは、あちこちにあるだろうと思います。
そして、それは遠い未来だけでなく明日や明後日も同じなのではないかと。
絵本を書くのは初めてなのですが、クリハラタカシさんが絵を付けて行ってくださるたびに、作品が動き出すようでわくわくしました。皆さんにも楽しんでいただけたら嬉しいです。

 

100年後えほんシリーズラインナップ(全4巻)

かつて、未来を想像してわくわくドキドキした時代がありました。
パンデミック、終わらない戦争、分断されていく社会……先の見えなくなった世界のなかで、いま、みなさんはどんな未来を想像するでしょうか?

絵本は子どもたち、つまり「これから」を生きていく人のためのメディアです。
こんな時代だからこそ、あらためて未来に向き合い、描くことで、そのなかにある希望を見出すことが、絵本に求められているのではないでしょうか。

それぞれのジャンルで活躍する創作者たちが、想像力を駆使して、絵本を舞台に描き出す100年後の未来。
それは一体どんなものになるでしょうか?

もう一度、未来を想像してわくわくドキドキするために。
「100年後えほん」シリーズの開幕です。

 
<「100年後えほん」シリーズラインナップ>

(1)『100ねんごもまたあした』 作:瀬尾まいこさん作/絵:クリハラタカシさん

(2)『うちゅうじんに なる み』(仮) 作:星野智幸/絵:nakabanさん

(3)『ぎんいろせいじん、100ねんごは どんなところ?』(仮) 作:藤野可織さん/絵:ゴトーヒナコさん)

(4)『はなれてみれば』(仮) 作:道尾秀介さん/絵:しりあがり寿さん

※(2)から(4)については、制作中のためタイトルが変更になる場合があります。

 

100ねんごもまたあした (100年後えほん 1)
瀬尾 まいこ (著), クリハラ タカシ (イラスト)

 


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