漫画家・田中空さん初の小説作品『未来経過観測員』が刊行
漫画家・田中空さんの初の小説『未来経過観測員』がKADOKAWAより刊行されました。
ネット読者熱狂! 伝説のWEB小説が遂に書籍化
『未来経過観測員』は「ジャンプ+」で大作SF「タテの国」を連載するなどで活躍してきた漫画家・田中空さんが小説投稿サイト・カクヨムで発表した初の小説作品です。
完結後、最大手ネット書店において個人出版されたプロトタイプ版は、広告宣伝がない状況にも関わらず300件超の評価を得て、SF・ホラー・ファンタジージャンルにおいては長期間ランキング1位を獲得し続けました。
そんな伝説的なネット小説が、今回大改稿され、完全新作SF短編も追加収録の形で単行本としてメジャー書籍化されました。
100年ごとに目覚める主人公視点で体感する、予測不能の未来観測をお楽しみください。
【あらすじ】
いつか誰かが必ず、この地球で最後の一人になる
男の使命は、百年おきに人類史を観測すること――
冷凍睡眠を使い、遥か先の未来を記録し続ける職業「未来経過観測員」。
借金返済のために未来経過観測員となったモリタは、あるとき目覚めた未来で人類絶滅の危機に遭遇する。
進化したAIとバイオテクノロジーが生み出した不死身の怪物が地球上を埋め尽くしていたのだ。
モリタは、球体型のポストヒューマン・ロエイと共に地球を離れ、未来の観測を続けながら宇宙に安住の場所を探すことになるのだが……
(「未来経過観測員」)。
表題作に完全新作を加えた全2作を収録。
著者自身による紹介マンガ!
「ジャンプ+」などで活躍する漫画家でもある著者が自ら描いた紹介マンガをご覧ください。
著者プロフィール
田中空(たなか・くう)さんは、1975年生まれ、和歌山県和歌山市出身。神戸大学自然科学研究科物理学専攻修了。漫画家、漫画原作者として活動。
2023年にWeb小説サイト「カクヨム」に投稿した初の小説作品が話題となり、同作を表題作として収録した『未来経過観測員』で小説家としてデビュー。
漫画作品に「タテの国」「さいごの宇宙船」などがある。
未来経過観測員 田中 空 (著) いつか誰かが必ず、 この地球で最後の一人になる 衝撃のSFが遂に書籍化 |
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