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第2回黒猫ミステリー賞受賞!小寺無人さん〈民俗伝承ミステリー〉『アガシラと黒塗りの村』が刊行

古文書の謎と村の秘密を解き明かす民俗伝承ミステリー、小寺無人さんの「第2回黒猫ミステリー賞」受賞作『アガシラと黒塗りの村』(装画:染平かつさん)が産業編集センターより刊行されました。

 

「裏山の神社で見つかった古文書を解読してくれ」親友から依頼を受け出向いた先は、巨人伝説の残る奇妙な村だった…

第2回黒猫ミステリー賞(応募総数:274作品)を受賞した「Black Puzzle」を大幅に加筆修正した本作。首のない白骨死体、意図的に消された家系図、相次ぐ不審死…全ての謎を解き明かした先に待ち受ける衝撃の真実に驚かされること間違いなし、一気読み必至の民俗伝承ミステリーです。

 
【あらすじ】

古文書オタクの黒木鉄生は、大学時代の親友・八重垣志紀に頼まれ、村で発見された「沼神文書」と呼ばれる古文書を解読するために巨人伝説が残る農村を訪れた。

村に到着したその夜、セイタカ様と呼ばれる巨大な地蔵の前で、議会議員の息子・島田光男が殺害された。さらに2日後には、こしかけ山と呼ばれる場所で八重垣の義妹・咲良の幼馴染が首を吊った状態で見つかる。

「沼神文書」の解読作業を進める黒木は、村と村人の秘密、2人の死の真相に迫ることになり…。

 

著者プロフィール

小寺無人(こでら・ないと)さんは、埼玉県出身。東京都在住。クリームソーダと散歩、それに音楽が好き。第2回黒猫ミステリー賞受賞作『アガシラと黒塗りの村』でデビュー。

★X:https://x.com/kodera_nobel_

 

黒猫ミステリー賞とは

「黒猫ミステリー賞」は、広義のミステリー小説を募集する文学賞です。
探偵小説やイヤミスはもちろんのこと、ホラーやSF、時代劇などの要素を持っていても構いません。
ジャンル、設定にとらわれない自由で大胆な発想の作品を広く募集します。

 
なお、第3回「黒猫ミステリー賞」の原稿募集締切は2024年9月25日となっています。
プロアマ問わず、フレッシュで個性豊かな作品をお待ちしています。

★「黒猫ミステリー賞」公式サイト:https://www.shc.co.jp/book/kuroneko/

 

アガシラと黒塗りの村
小寺 無人 (著)

<第1回黒猫ミステリー賞受賞作>

ミナヅキトウカの思考実験
佐月 実 (著)

第1回黒猫ミステリー賞受賞作!

水崎大学数学科に通う神前裕人は、ひょんなことから殺人事件の現場に遭遇。被疑者として警察署に連行されてしまう。嫌疑をかけられたままの状態に不安を感じた裕人は、刑事の促しに応じる形で、自身が通う大学の怪異研究会に足を運ぶことに。そこでオカルトマニアの水無月透華との出会いを果たした裕人の日常は、その日を境に一変。透華に振り回されながら、さまざまな事件の現場に足を踏み入れていくことに…。

街中で突如燃える女、棺の内側から響く物音、目だけくり抜かれた死体…
怪異の仕業とも取れる事件の真相を、「思考実験」をもとに導き出す超常×解決ミステリー!

 
【関連】
黒猫ミステリー賞 | 産業編集センター 出版部

 


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