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エッセイスト・金子由紀子さん〈通勤リュックでタイへ“ぼっち旅”〉『50歳からの心の整理旅』が刊行

All About「シンプルライフ」初代ガイドで、著書累計50万部超の人気エッセイスト・金子由紀子さんの著書『50歳からの心の整理旅 タイ料理ひとり研修で見つけたこと』がオレンジページより刊行されました。

仕事や家事育児に追われた頃を過ぎ、ふと心に穴を感じた50代。その穴を埋めるべく、長年の夢だったタイひとり旅へ。旅の準備から道中のあれこれ、心もようの移り変わりまでを綴った一冊。料理などカラー写真も多数収録した、実用的旅エッセイです。

 

暮らしの達人・金子さんがたどった「じぶん再発見旅」の記録

「大きすぎて叶えられそうもない夢なら、縮めてでも、いったん叶えよう」
「人生後半まだまだ面白い。がんばれる。」

50代で心のすき間を自覚、紆余曲折を経て、還暦を目の前にした58歳でついに念願だったタイ料理プチ研修&川・市場探検を実行! 

本書は、金子さんがたどった「じぶん再発見旅」の記録です。旅先での新たな食や人との出会い、思いがけないトラブルを通した心情が丁寧に綴られ、タイに興味がなくても、読み進めるうちに心のモヤモヤが晴れ元気が湧いてきます。タイのお国柄や乗りもの事情など旅の基本情報や地図なども紹介し、ガイドブック的な一面も。

シンプルライフの達人ならではの「荷物を軽くするコツ」や、過去の失敗から得た「セキュリティ対策」も収録しています。

メコンの幸いっぱいの豪華なランチ

メコンの幸いっぱいの豪華なランチ

イサーンでの御祈祷の様子

イサーンでの御祈祷の様子

日傘をさしていたラオスのお坊さん

日傘をさしていたラオスのお坊さん

メークローン鉄道市場

メークローン鉄道市場

 

「タイの国旗が”心の押し入れ”から飛び出してきた」

(「はじめに」より)

このままダラダラ暮らすの、そんなにイヤじゃないかも。忙しく行動する気力はもうないし、昭和中期だったら55歳なんて定年。残りの人生、もう消化試合でいいんじゃない? この年になって、そんなに頑張らなくても。

(中略)

しかし、こんな私ですが、まだやり残したことはあったのです。それは、タイに行って料理研修(?)をすること。以前からタイ料理が大好きで、タイ料理仲間とあちこち食べ歩き、コロナ期間も、機会があれば出先のタイ料理屋でテイクアウトしていた私。コロナ前までは、1カ月くらいタイに滞在して、タイ料理を研究するつもりでした。

(中略)

「まあ、いつか、そのうちね…」と、心の押し入れに夢をしまいかけていました。
しかし、あることをきっかけに、タイの国旗が押し入れからバーン! と飛び出してきたのです。何の生産性もないプランだけど、やりたいと思ったことをやらずにこのまま歳をとっていったら、絶対後悔すると思う。

(中略)

足腰は年々弱るんだよ…。うん、やっぱり、出かけよう!

 

本書の構成

【第1章】友がみな、我より偉く見える日に~オバサンは旅に出ることにした[準備篇]
・ずっとタイに行きたかった
・タイってどんな国?
・「友がみな、われよりえらく見ゆる日よ」
・ひとり旅にはワケがある
・目的地は、こうして決まっていった
・旅の手配
・アラ還オバサンの旅じたく
・タイの基礎知識
・セキュリティ対策?若くない自分を戒める
・タイの乗り物あれこれ
・旅程一覧

【第2章】通勤リュックで「ぼっち旅」にいざ出発[混乱篇]
・えっ、予約入ってない!?
・おいしいごはんで始まるバンコクの朝
・タイの街角 電線と大木とお坊さん
・街を駆けずり回る羽目に?オバサン版・はじめてのおつかい
・南国の市場で、ワクワク感が止まらない
・ローカル駅の風情?ひとり『世界の車窓から』ごっこ
・夜行列車を待ちながら、恋愛劇を目撃
・またやっちゃった!予約間違い

【第3章】長年の夢を叶えに、美しきタイ東北地方へ[解放篇]
・メコンのほとりでホームステイ?イサーン到着
・タイマッサージとランチで気分極楽
・祈祷師が金運アップを祈ってくれた
・キティサイクルでイチジク狩りに
・贅沢!マンツーマンのお料理教室
・夕暮れのメコン・クルーズ
・「自分」という存在は、実はないのかも
・”不気味なお寺”と、華麗な寺院へ

【第4章】国境を越えて、ラオスに日帰り[探検篇]
・国境の街でふたたびぼっち旅に
・人生初の「バスで国境越え」
・ラオスからの留学生とおしゃべり
・凱旋門は見ずに街歩き
・まるで日暮里、秋葉原!
・外国資本の豪華ショッピングモール
・大失敗!おばあさんにケガさせちゃった
・ミニバスでウドーンターニーへ
・歩きすぎ?靴底が剥がれた
・ストリートはどんちゃん騒ぎ
・寒い!タイの冷房
・ウドーンターニーのおいしいもの

【第5章】意外と快適だった “人生最狭宿”[未来篇]
・チャオプラヤーの川のぼり
・謎の市場・メークローン
・エカマイで見つけたおいしいごはん
・人生初ドリアン体験
・”バンコクの昭和”
・買い物天国はつらいよ
・人生最狭宿!そして帰国
・旅の食事一覧
・旅の宿泊先一覧
・おわりに

 

著者プロフィール

金子由紀子さん

金子由紀子さん

金子由紀子(かねこ・ゆきこ)さんは、エッセイスト。総合情報サイトAll About「シンプルライフ」初代ガイド。1965年生まれ。出版社勤務を経てフリーランスとなり、幅広い分野で執筆を行う。10年に及ぶひとり暮らし経験と、主婦としての実体験をもとに「シンプルで心地よい暮らし」を軸とした生活術を提案。

2006年『お部屋も心もすっきりする 持たない暮らし』(アスペクト)を上梓し、“持たない”ブームの先駆け的存在に。精神性と継続性を重視した、リアルな暮らしの知恵が共感を呼んでいる。

著書に『50代からやりたいこと、やめたこと』(青春出版社)、『クローゼットの引き算』(河出書房新社) 、『お金に頼らずかしこく生きる 買わない習慣』(アスペクト)、『夜家事でかつてないほど朝がラクになる』(PHP研究所)など。

 

50歳からの心の整理旅 タイ料理ひとり研修で見つけたこと
金子由紀子 (著)

人生後半、まだまだ面白い。がんばれる。
仕事や家事育児に追われた頃を過ぎ、ふと心に穴を感じた50代。その穴を埋めるべく、長年の夢だったタイひとり旅へ。準備から道中のあれこれ、気持ちが整理される過程を記した実用的旅エッセイ。カラー写真多数。

 


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