哲学の泰斗が集結した「哲学史入門」シリーズが完結! 國分功一郎さん〈「修行の場」としての哲学史〉試し読みを公開
哲学の泰斗が集結したシリーズ「哲学史入門」の完結編『哲学史入門III 現象学・分析哲学から現代思想まで』がNHK出版より刊行されました。事前予約が好調につき増刷も決定し、2刷が6月14日出来となります。
『哲学史入門』シリーズ(全3巻)が完結 1巻、2巻も続々増刷出来!
「聞き書き」形式の本シリーズは、人文ライターの斎藤哲也さんが最前線で活躍する研究者から本格的な論考を引き出すことで、入門書でありながら哲学史の面白さを存分に楽しめるものです。1巻と2巻も好評につき続々と版を重ねています。
3巻では谷徹さん、飯田隆さん、清家竜介さん、宮﨑裕助さん、國分功一郎さんを迎え、現代哲学の潮流を最前線まで一気に網羅。終章では、哲学史を学ぶということの意義に迫ります。
【目次】
千葉雅也さんの序章、國分功一郎さんの終章ほか試し読みを公開!
NHK出版デジタルマガジンでは、『哲学史入門』特設ページを開設し、『哲学史入門』1~3巻の試し読みを公開中です。
斎藤哲也さん×ネオ高等遊民さんの対談や、斎藤哲也さん×山本貴光さん×吉川浩満さん鼎談イベントのレポート記事なども掲載されています。
★『哲学史入門』特設ページ:https://mag.nhk-book.co.jp/article/51535
哲学史入門III: 現象学・分析哲学から現代思想まで (3) (NHK出版新書) 谷 徹 (著), 飯田 隆 (著), 清家 竜介 (著), 宮﨑 裕助 (著), 國分 功一郎 (著), 斎藤 哲也 (編集) 近代哲学を乗り越え、未来へと向かう哲学史の流れを一挙につかむ! 日本における哲学研究の第一人者が集結し、全3巻で西洋哲学史の大きな見取り図を示す! 第3巻の舞台は、19、20世紀。果たして近代哲学はいかに乗り越えられ、新たな哲学を生み出すことになったのか。フッサール、サルトル、ウィトゲンシュタイン、アドルノ&ホルクハイマー、フーコー、ドゥルーズ、デリダ……。代表的な哲学者、主要哲学ジャンルを網羅するとともに、より良い未来に向けて哲学史を活かしていくための特別章を収載。「聞き書き」によって哲学史の核心と面白さに迫る。ありそうでなかった決定版入門シリーズの完結編。 |
<既刊>
哲学史入門I: 古代ギリシアからルネサンスまで (1) (NHK出版新書) 千葉 雅也 (著), 納富 信留 (著), 山内 志朗 (著), 伊藤 博明 (著), 斎藤 哲也 (編集) 第一人者が「核心」と「面白さ」を論じ尽くす! 日本における哲学の泰斗が集結し、全3巻で西洋哲学史の大きな見取り図を示す! 第1巻は、近代以降の哲学を理解するうえでも必須の古代ギリシアからルネサンスまで。哲学という営みはいかに誕生し、受け継がれていったか。主要哲学者の思想をもとに、この時代の哲学の重要論点とダイナミックな流れを浮かび上がらせる。ゼロからの学び方、いま学ぶことの意義・効用まで――、「聞き書き」によって哲学史の「核心」と「面白さ」に迫る。ありそうでなかった決定版の入門シリーズが誕生! |
哲学史入門II: デカルトからカント、ヘーゲルまで (2) (NHK出版新書) 上野 修 (著), 戸田 剛文 (著), 御子柴 善之 (著), 大河内 泰樹 (著), 山本 貴光 (著), 吉川 浩満 (著), 斎藤 哲也 (編集) 哲学者たちは何と向き合ってきたか? 日本における哲学の第一人者が集結し、全3巻で西洋哲学史の大きな見取り図を示す! 今回は、デカルトからドイツ観念論までの近代哲学。時代のうねりのなかで、人間の知性の働きを突き詰めた哲学者たちの思索に迫る。決定版の入門シリーズ第2弾! |
【関連】
▼『哲学史入門』特設ページ | NHK出版デジタルマガジン
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