会社を辞めずに世界一周!? 『リーマントラベラー 週末だけで世界一周』が新たな旅を綴った新章を加え、文庫化

河出書房新社は、平日はサラリーマンとして働きながら、週末や休暇を利用して世界中を旅し、その魅力を発信し続ける「旅するサラリーマン」東松寛文さん著『リーマントラベラー 週末だけで世界一周』を河出文庫より刊行しました。

本書は、働きながら3か月で5大陸18か国を制覇した「旅するサラリーマン」によるドキュメント。コロナ禍、結婚、第一子誕生――新たな旅を綴った新章を加え、文庫化。

普通のサラリーマンでも今すぐ人生は変えられる！

東松寛文さんは、社会人3年目にひょんなことから旅に目覚め、週末と貯金を使い、3か月で5大陸18か国への世界一周を達成した「旅するサラリーマン」です。

 
本書は、2018年に刊行され、大きな反響を呼んだ東松さん初の著書『サラリーマン2.0　週末だけで世界一周』に、2020年からのコロナ禍、結婚、第一子誕生を経て始まった新たな旅を大幅に書き下ろし、改題のうえ文庫化したものです。

 
キューバの街中で見つけた一番の絶景、お洒落なジェントルマンを探しに訪れたコンゴ共和国、サウジアラビアでのSNS大炎上――旅を通じて自分らしい生き方、働き方を見つけていく著者の“奇跡”の物語は、日々仕事に追われ、ついついやりたいことを諦めがちなサラリーマン諸氏の背中を押す著者からのエール、人生を変えるチャレンジへの第一歩です。

2012年5月　初めての一人海外旅行で訪れたロサンゼルス（本書P40～P41より）

 
◆旅の魅力を伝える写真が多数掲載＆今すぐ海外に行ける「旅のしおり」付き

ロサンゼルス、キューバ、香港、イラン、コンゴ共和国、サウアラビア、タイ……各章で語られる旅のエピソードとともに、その魅力を伝える著者撮影の写真が本書には多数掲載されています。

2016年10月 世界一周の始まりの国に選んだイラン（本書P100～P101より）

また、巻末には著者の旅行術をまとめた「旅のしおり」を収録。

「行き先はどうやって決めたらいいの？」
「海外旅行ではいつもスマホはどうしてる？」
「お土産って買ったほうがいいの？」

…などなど、海外旅行に関するさまざまな疑問に、旅前～旅中～旅後の行程に分けて丁寧に回答。リーマントラベラー直伝の「今すぐ行ける海外旅行10のテクニック」を解説します。

リーマントラベラー直伝！ 「 旅のしおり」（本書P214～P215より）

本書の構成

第１章　旅と無縁の“社畜寸前”時代――2010年4月 東京
“フツウ”すぎる学生時代／“社畜寸前”の新入社員時代／気がついたら“社畜寸前”を謳歌していた

第２章　僕が旅を始めるきっかけの旅――2012年5月 ロサンゼルス
絶望から始まった初めての一人海外旅行／生まれて初めての英会話／夢のNBAプレーオフ観戦／初めての一人海外旅行で得た大きな収穫
TRANSIT 1　旅が働き方を変え、人生を変えた

第３章　僕が旅に行く理由に気づいた旅――2015年5月 キューバ
今しか見られない景色を見たくて／すでに観光地化していたキューバ中心部／“紀里谷スタイル”発動！／今まで見た中で一番の絶景
TRANSIT 2　僕が“わざわざ”海外旅行に行く理由

第４章　週末だけでも奇跡が起きた旅――2016年9月 香港
佐々木希ちゃんになりたくて／まさかの問題発生！／「anan　香港　佐々木希」で検索／2週間後、再び香港へ／Yahoo! ニュースのトップを飾る
TRANSIT 3 　生まれて初めてやりたいことが見つかった

第５章　「行ってみないとわからない」とわかった旅――2016年10月 イラン
「未知の国」から始まった世界一周／あれ？　全然怖くない！／サタデーナイトがマンデーナイト／実はイラン最大のお祭りの前だった／戒律と寛容の狭間で
TRANSIT 4　“週末だけで世界一周”がスタート！

第６章　世界一お洒落なジェントルマンを探す旅――2016年11月 コンゴ共和国
武器を捨て、エレガントに生きる／消えた唯一の手がかり／セボン、セボン、セボン／お洒落をするのはサプールだけじゃない?／大逆転を信じてコンゴ人の家へ／週末だけでも夢はかなう
TRANSIT 5　前人未到の“週末だけで世界一周”を達成

第７章　史上最高の奇跡が起きた旅――2017年9月 サウジアラビア
唯一の抜け道は「サッカーの公式戦」／宗教が根づいている生活／“アウェーの洗礼”を浴びながらスタジアムへ／スタジアムを探検、ここでもお祈り／「お祈りの写真」が原因でTwitter が炎上!?／僕史上最高の奇跡
TRANSIT 6　旅を通じて僕に起こった一番の奇跡

第８章　見えている世界が広がった旅――2023年3月 タイ
この世界から「旅」が消えるまで／新たな旅のはじまり／「できない」と決めていたのは結局、自分／1か月半の育休を取ってタイへ／視点が増えたことで広がる世界／子育てにも「お休み」は必要／これからの僕の旅のカタチ

おわりに
【旅のしおり】リーマントラベラー直伝！ 今すぐ行ける海外旅行10のテクニック

著者プロフィール

東松寛文（とうまつ・ひろふみ）さんは、1987年生まれ、岐阜県出身。神戸大学経営学部卒業。平日は広告代理店で働く傍ら、週末で世界中を旅する“リーマントラベラー”。85か国204都市に渡航。3か月で世界一周を達成し、『地球の歩き方』から旅のプロに選ばれる。

週末海外のスペシャリストとして、日本テレビ「行列のできる相談所」やテレビ東京「ガイアの夜明け」等メディア出演・執筆多数。オーストラリア「ケアンズ&グレートバリアリーフ観光大使」を務める。オンラインコミュニティ「リーマントラベルサロン」を主宰。

他の著書に『休み方改革』『自分の時間の作り方』がある。

★Blog：https://www.ryman-traveler.com/
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★Instagram：https://www.instagram.com/ryman_traveler/

リーマントラベラー 週末だけで世界一周 (河出文庫) 東松 寛文 (著) 普通のサラリーマンでも、いますぐ人生は変えられる！　週末だけで世界一周を達成した「旅するサラリーマン」が綴った働き方、生き方の選択肢を広げてくれるエッセイ、新章を加えて文庫化。 働きながら、どこへでも行ける！ キューバの街中で見つけた一番の絶景、お洒落なジェントルマンを探しにコンゴ共和国へ、サウジアラビアでSNSが大炎上!? 社会人３年目にひょんなことから旅に目覚め、週末と貯金を使い、３か月で５大陸18か国への世界一周を達成した「旅するサラリーマン」が旅を通じて自分らしい生き方、働き方を見つけていく“奇跡”の物語。 カバーデザイン：アルビレオ／カバー装画：アワジトモミ