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倉本聰さん不朽の名作『ニングル』を著者あとがき&阿川佐和子さん寄稿文を加えて復刊

理論社は、倉本聰さん著『ニングル』を著者あとがき及び阿川佐和子さんの寄稿文を加え、復刊しました。

 

『ニングル』概要

「森林破壊、環境汚染、豪雨、温暖化、感染症・・・
自然が暴れはじめています。
私たちは今こそ、ニングルの声に耳を傾けるべきです。」
───オビ文章より

 
【あらすじ】

「僕は今事実をそのままに書いている。富良野の森にニングルはいたのだ」――著者が移り住んだ富良野市麓郷の背後には樹海が拡がっている。そこに、ニングルという名の小人の社会があるという。人間社会から隔離された場所に暮らすニングルたちは、「知らん権利」を守りつづけてきた。そんなニングルのひとりチュチュが、著者の家にやってきた女子大生ユミちゃんに恋をした・・・。

国民的ドラマ「北の国から」の作者・倉本聰さんが、現代人の心に熱く問いかける「黙示録」。著者あとがきと、阿川佐和子さんの寄稿文を加え、新装・復刊。

 
なお、2024年2月には東京めぐろパーシモンホールにて初のオペラ上演も決定しています。

 

著者プロフィール

倉本聰(くらもと・そう)さんは、1935生まれ、東京都出身。脚本家。東京大学文学部美学科卒業後、1959年、ニッポン放送入社。1963年に退社後、脚本家として独立。

1977年、富良野に移住。1984年、役者やシナリオライターを養成する私塾・富良野塾を設立(2010 年閉塾)。現在は富良野塾卒業生を中心に創作集団・富良野 GROUPを立ち上げる。2006年よりNPG法人富良野自然塾を主宰。

代表作は「北の国から」「前略おふくろ様」「うちのホンカン」「昨日、悲別で」「優しい時間」「風のガーデン」「やすらぎの郷」(以上 TVドラマ)、「明日、悲別で」「マロース」「ニングル」「歸國」「ノクターン ―夜想曲」(以上 舞台)。「駅 STATION」「冬の華」(以上 劇映画)他多数。

 

ニングル 新装版
倉本聰 (著), 阿川佐和子 (解説)

「僕は今事実をそのままに書いている。富良野の森にニングルはいたのだ」――著者が移り住んだ富良野市麓郷の背後には樹海が拡がっている。そこに、ニングルという名の小人の社会があるという。人間社会から隔離された場所に暮らすニングルたちは、「知らん権利」を守りつづけてきた。そんなニングルのひとりチュチュが、著者の家にやってきた女子大生ユミちゃんに恋をした・・・。大河ドラマ「北の国から」の作者・倉本聰が、現代人の心に熱く問いかける、ノンフィクション小説。阿川佐和子の後書きを加えたリニューアル版。

 


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