本のページ

SINCE 1991

文野紋さん〈23歳OLの人生リセット・ストーリー〉『ミューズの真髄』完結巻が刊行

文野紋さんによる漫画『ミューズの真髄』最終3巻がKADOKAWAより刊行されました。

 

各所から共感&注目を集める『ミューズの真髄』、堂々完結

『ミューズの真髄』は著者・文野紋さんの連載デビュー作です。第一話がTwitterでバズを獲得、20代を中心に多くの共感を呼び、アイドル・声優・漫画家など、各方面から賞賛の声も多数寄せられました。

 
【あらすじ】

空っぽなわたしを、誰か満たして。
美大に落ちたあの日。“特別な私”は、死んでしまったから。仕方がないのです。
“凡人”に成り下がった私は、母の決めた職場で、母の決めた服を着て、
母が自慢できるような人と母が言う“幸せ”を探すんです。でも、だって、仕方ない、を繰り返しながら。

新時代を抉る異才が描く、23歳OLの人生リセット・ストーリー。

 
<『海が走るエンドロール』たらちねジョンさん 推薦コメント>

登場人物全員が私であるように感じてくる。
何が本物で誰が偽物なのか、そして私は今どちらなのだろうと足元を揺さぶられる漫画です。
勘違いのままでいさせてほしい……!
―――たらちねジョン

 

著者プロフィール

文野紋(ふみの・あや)さんは、1996年生まれ、神奈川県出身。漫画家、イラストレーター。

2020年、読み切り「君の曖昧」(『月刊!スピリッツ』掲載、小学館)で商業誌デビュー。翌年1月には新人としては異例のスピードで短編集『呪いと性春 文野紋短編集』(小学館)を上梓。同年9月『月刊コミックビーム』(KADOKAWA)にて本作を連載開始。雑誌やWebにて、自身の恋愛観や映画評などの記事を多数公開中。

 

ミューズの真髄 1 (ビームコミックス)
文野 紋 (著)

新時代を抉る異才が描く、狂おしく歪な初連載、開幕。

ミューズの真髄 2 (ビームコミックス)
文野 紋 (著)

美術の神様に愛される人と愛されない人の違いって、なんなんでしょう?

絵が好きなのに、こんなにも頑張って、こんなにも好きなのに。
誰にも負けないくらい好きなのに。
どうして美術の神様は、私を愛してくれないんだろう。
*
高円寺に住み、美術予備校に通い出した美優。
母の呪縛から抜け出し、もう一度絵を描け、龍円への恋心も自覚し、幸せの絶頂にいた美優だったが……。
美術の神様に焦がれ、魅せられた歪な一方通行の愛の行方は……?

ミューズの真髄 3 (ビームコミックス)
文野 紋 (著)

今の自分は“アップデートされている”と信じてやまない美優。
自分の価値観を信じ、自分の審美眼は正しいと思い、芸大受験に臨む。
一方、気持ちがどんどん冷めていく鍋島は……。

美術の神様に焦がれ、魅せられた美優の“真髄”とは。
人生リセット・ストーリー、最終巻。

 
【関連】
「ミューズの真髄」文野紋インタビュー|トラウマに夢でうなされる、克服できていないコンプレックスがある……。そういう人に届けたい、23歳OLの人生リセット・ストーリー – コミックナタリー 特集・インタビュー

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です