穂村弘さん『短歌ください 海の家でオセロ篇』が刊行&オンラインイベントを開催
穂村弘さんの「短歌ください」シリーズ第5弾『短歌ください 海の家でオセロ篇』がKADOKAWAより刊行されました。
刊行を記念して、穂村さんと岡野大嗣さん、木下龍也さん、鈴木晴香さんの4名が登壇するオンラインイベントも2月26日(日)に開催されます。
穂村弘さんの『ダ・ヴィンチ』人気連載最新刊『短歌ください 海の家でオセロ篇』
歌人・穂村弘さんが『ダ・ヴィンチ』で10年以上にわたり連載している「短歌ください」の書籍化第5弾となる『短歌ください 海の家でオセロ篇』が発売されました。
「短歌ください」は、読者投稿の短歌から、穂村さんがこれはと思った歌を選んで紹介する連載。十数年の歴史を誇り、今も投稿数が増え続け、千数百もの歌が毎月投稿されています。
<穂村弘さん「あとがき」より>
気がつくと、連載開始からいつの間にか十数年が経っていました。こんなに続くとは思っていなかったので驚いています。その間に、震災、新型コロナウイルス禍、戦争などさまざまなことがありました。収録歌の総数が二千首を超える「短歌ください」シリーズには、日本語を使う人々の心の記録という意味合いが生じてきたようにも感じます。
著者プロフィール
穂村弘(ほむら・ひろし)さんは、1962年生まれ、北海道出身。歌人。1990年、歌集『 シンジケート』でデビュー。その後、短歌を中心に幅広い分野で活躍。
2008年『短歌の友人』で第19回伊藤整文学賞、2017年『鳥肌が』で第33回講談社エッセイ賞、2018年『水中翼船炎上中』で第23回若山牧水賞を受賞。
歌集に『ラインマーカーズ』『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』など、他の著書に『にょっ記』『もしもし、運命の人ですか。』『野良猫を尊敬した日』『はじめての短歌』『短歌のガチャポン』『図書館の外は嵐』など。デビュー歌集『シンジケート』新装版が発売中。
新刊発売記念 オンラインイベント開催決定!
十数年にわたる『ダ・ヴィンチ』での連載の歴史の中で、本コーナーの投稿者からプロ歌人となった人も少なくありません。
新刊発売を記念して、2月26日(日)の夜、オンラインイベントの開催も決定。穂村さんと、同連載の投稿者であり現在プロ歌人として活躍する岡野大嗣さん、木下龍也さん、鈴木晴香さんの4名が登壇します。
<『短歌ください』新刊発売記トークショー 開催概要>
■日時:2023年2月26日(日)19:30開始
■場所:オンライン限定
■チケット
◎オンライン視聴券:1,600円
◎オンライン視聴券+書籍:4,000円
★詳細&申込み:https://t.livepocket.jp/e/1kugr
短歌ください 海の家でオセロ篇 穂村 弘 (著) 歌人・穂村弘が短歌を選び、講評する。あなたもきっと詠んでみたくなる 歌人・穂村弘が、読者の短歌を選んで講評。本の情報誌『ダ・ヴィンチ』の人気連載、書籍化第5弾。短歌を詠む人も、読む人も。言葉のワンダーの世界へいざなう、実践的短歌入門。 |
<既刊(シリーズ第1弾)>
短歌ください (角川文庫) 穂村 弘 (著) 本の情報誌『ダ・ヴィンチ』の投稿企画「短歌ください」に寄せられた短歌から、人気歌人・穂村弘が傑作を選出。鮮やかな講評が短歌それぞれの魅力を一層際立たせる。言葉の不思議に触れる実践的短歌入門書。 |
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