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川添愛さん『言語学バーリ・トゥード』Round 2「言語版SASUKEに挑む」が刊行

川添愛さん著『言語学バーリ・トゥード Round 2――言語版SASUKEに挑む』が東京大学出版会より刊行されました。

 

累計2万7500部ヒット本の続編が登場!

2021年に刊行された前著『言語学バーリ・トゥード Round 1――AIは「絶対に押すなよ」を理解できるか』は、さまざまなメディアで紹介され、累計2万7500部のヒットとなりました。川添節は今回も健在、いやいや、さらにパワーアップしています。

 
【内容紹介】

迷わず読めよ、読めばわかるさ

レイザーラモンRGの「あるあるネタ」はどうしておもしろいのか。「飾りじゃないのよ涙は」という倒置はなぜ印象的なのか。アントニオ猪木さんの名言から「接頭辞BLUES」まで縦横無尽に飛び回りながら、日常にある言語学のトピックを拾い出す。抱腹絶倒の言語学的総合格闘技、Round 2スタート!

 

本書の目次

この本を手に取ってくださった皆様へ

1.生産者の顔が見える原稿
2.言語版SASUKEに挑む
3.言葉に引導を渡す者
4.あるあるネタはなぜ人を笑顔にしがち♪なのか
5.最高にイカすぜ、倒置は!
6.悪い言葉の誘惑
7.【コント】ミスリーディング・セミナー
8.2023年も“行けばわかるさ”
9.【創作】言語モデルに人生を狂わされた男
10.話題のAIをちょっと真面目に解説してみる
11.【創作】メトニミーのない世界
12.日本語は「世にも曖昧な言語」なのか
13.重言パラダイス
14.日本語は本当に「非論理的な言語」なのか
15.【コント】接頭辞BLUES

あとがき

 

著者プロフィール

川添愛(かわぞえ・あい)さんは、作家(言語学)。1973年生まれ。九州大学文学部言語学科卒業、同大大学院にて博士号(文学)取得。2008年津田塾大学女性研究者支援センター特任准教授、2012年から2016年まで国立情報学研究所社会共有知研究センター特任准教授。専門は言語学、自然言語処理。

著書に『白と黒のとびら』(東京大学出版会、2013年)、『精霊の箱(上・下)』(東京大学出版会、2016年)、『自動人形の城』(東京大学出版会、2017年)、『働きたくないイタチと言葉がわかるロボット』(朝日出版社、2017年)、『コンピュータ、どうやってつくったんですか?』(東京書籍、2018年)、『数の女王』(東京書籍、2019年)、『聖者のかけら』(新潮社、2019年)、『ヒトのコトバ 機械の言葉』(角川新書、2020年)、『ふだん使いの言語学』(新潮選書、2021年)、『論理と言葉の練習ノート』(東京図書、2021年)、『世にもあいまいなことばの秘密』(筑摩プリマー新書、2023年)など。

 

言語学バーリ・トゥード Round 2: 言語版SASUKEに挑む
川添 愛 (著)

<既刊>

言語学バーリ・トゥード: Round 1 AIは「絶対に押すなよ」を理解できるか
川添 愛 (著)

「読むなよ、絶対に読むなよ! 」
ラッシャー木村の「こんばんは」に、なぜファンはズッコケたのか。ユーミンの名曲を、どうして「恋人はサンタクロース」と勘違いしてしまうのか。身近にある言語学の話題を、ユーモアあふれる巧みな文章で綴る。著者の新たな境地、抱腹絶倒必至! 東京大学出版会創立70周年記念出版。

 


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