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【第23回若山牧水賞】穂村弘さん『水中翼船炎上中』が受賞

若山牧水賞運営委員会は、第23回若山牧水賞の受賞作を発表しました。

 

第23回若山牧水賞が決定!

第23回若山牧水賞の選考会が10月31日に開催され、次の通り受賞作が決定しました。

選考委員は、佐佐木幸綱さん、高野公彦さん、栗木京子さん、伊藤一彦さん。特別顧問に岡野弘彦さん、馬場あき子さん。

 
■第23回若山牧水賞
■穂村弘(ほむら・ひろし)さん
歌集『水中翼船炎上中』(講談社)

 
穂村弘さんは、1962年生まれ。北海道札幌市出身。上智大学文学部英文学科卒業。歌誌「かばん」会員。日経歌壇選者。短歌のみならず、評論、翻訳、エッセイ、絵本など幅広い分野で活躍中。伊藤整文学賞、短歌研究賞、ようちえん絵本大賞特別賞、講談社エッセイ賞など受賞。

穂村弘さんには、賞状・記念品と副賞100万円が贈られます。授賞式は、2019年1月31日に宮崎観光ホテル(宮崎市)で開催。

 

若山牧水賞について

若山牧水賞は、日本の短歌史に偉大な足跡を残した歌人・若山牧水(宮崎県日向市東郷町出身)の業績を永く顕彰するため、短歌文学の分野で傑出した功績を挙げた者に贈る文学賞です。宮崎県、宮崎県教育委員会、宮崎日日新聞社、延岡市、日向市が主催。

前年の10月1日から当年9月30日までに刊行された歌集及び若山牧水論の著者を対象に、全国の有力歌人にアンケートを行い、その結果を参考にして、選考委員が決定します。

 

水中翼船炎上中
当代きっての人気歌人として短歌の魅力を若い世代に広めるとともに、エッセイ、評論、翻訳、絵本など幅広い分野で活躍する著者が、2001年刊行の第三歌集(『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』)以来、実に17年ぶりに世に送り出す最新歌集。短歌研究賞を受賞した連作「楽しい一日」ほか、昭和から現在へと大きく変容していく世界を独自の言語感覚でとらえた魅力の一冊!

 
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