「タワマン文学」の先駆者・窓際三等兵さんが「外山薫」名義で初の長編小説『息が詰まるようなこの場所で』を刊行

外山薫さん著『息が詰まるようなこの場所で』
Twitterで話題の赤裸々小説「タワマン文学」の先駆者・窓際三等兵さんによる書き下ろし長編小説『息が詰まるようなこの場所で』がKADOKAWAより刊行されました。
Twitterでタワマンに住む人々の悩みや葛藤を数多く描いてきた窓際三等兵さんが遂に作家デビュー!
タワマンには3種類の人間が住んでいる。資産家とサラリーマン、そして地権者だ――。
タワーマンションに住む人々の日常を赤裸々に描き、話題となっている「タワマン文学」。
その先駆者としてTwitterで数々のタワマン文学を生み出した窓際三等兵さんが、書籍刊行にあたり作家名義を「外山薫」に改め、満を持して作家デビューします。
全編書き下ろしとなる初の長編小説『息が詰まるようなこの場所で』では、日本における富の象徴となったタワマンに住む複数の家族を舞台に、東京で働き、暮らし、子育てに悩む人々の物語を描きます。
【あらすじ】
大手銀行の一般職として働く平田さやかは、念願のタワマンに住みながらも日々ストレスが絶えない。
一人息子である充の過酷な受験戦争、同じマンションの最上階に住む医者一族の高杉家、そして総合職としてエリートコースを歩む同僚やPTAの雑務。
種々のストレスから逃れたいと思ったとき、向かったのは親友・マミの元だった。
かつては港区で一緒に遊び回り、夢を語り合った二人だったが――。
幸せとはなんなのだろう。
逃げ場所などない東京砂漠を生きる人々の焦燥と葛藤!
〔本書の目次〕
プロローグ
第一章 春 平田さやかの憂鬱
第二章 夏 平田健太の焦燥
第三章 秋 高杉綾子の煩悶
第四章 冬 高杉徹の決断
エピローグ
著者プロフィール
著者の外山薫(とやま・かおる)さんは、1985年生まれ。慶応義塾大学卒業。
息が詰まるようなこの場所で 外山 薫 (著) タワマン文学の先駆者、窓際三等兵の作品を元にした初の書下ろし長編小説! |
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