永井紗耶子さん『木挽町のあだ討ち』購入特典!冒頭部分を関智一さんが朗読
歴史・時代小説家の永井紗耶子さん著『木挽町のあだ討ち』が新潮社より1月18日に刊行されました。刊行にあたり、「鬼滅の刃」不死川実弥役や「呪術廻戦」パンダ役など、話題作に多数出演している声優・関智一さんが本書の冒頭を朗読し、新潮社公式YouTubeチャンネルにてスペシャル音声(https://youtu.be/AZIKO5hI610)を公開中です。
さらに書籍の購入で20分のフルバージョンを聴くことができます。関智一さんが演じるのは、雪の夜の惨劇を目撃した木戸芸者。物語の世界に誘う、朗々たる語りをお楽しみください。
※購入者特典は事前の予告なく掲載が終了する場合があります。
※購入者特典は帯の二次元バーコードよりお聴きいただけます。ご購入の前に帯をご確認ください。
関智一さんコメント
この度、永井先生の小説「木挽町のあだ討ち」の冒頭部分を朗読させて頂きました。講談調あり歌舞伎調ありの飽きさせない文章で一読して引き込まれました。先生の素敵な文体を損なわないように、自分なりに工夫して朗読させて頂きましたので、小説と併せて聴いて下さったら嬉しいです。
最後には感動と驚きが待っていますので、是非ご一読を!
<関智一さん プロフィール>
声優・ナレーター・俳優・
主なアニメ出演作は「機動武闘伝Gガンダム」ドモン・カッシュ役、「ドラえもん」スネ夫役、「PSYCHO-PASS サイコパス」狡噛慎也役、「鬼滅の刃」不死川実弥役、「呪術廻戦」パンダ役 など。
また自身が座長を務める「劇団ヘロヘロQカムパニー」での舞台活動の他、近年では映画・TVドラマ にも出演。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では土御門通親役を演じた。バラエティ番組「新世界 メタバースTV!!」ではMCも行っており、現在多方面で活動中。
『木挽町のあだ討ち』について
新田次郎文学賞、本屋が選ぶ時代小説大賞など三冠の『商う狼 江戸商人杉本茂十郎』に続き、2022年直木賞候補『女人入眼』で話題となった永井紗耶子さん。最新刊『木挽町のあだ討ち』は、ラストにミステリ小説のような驚きと感動が訪れる著者の到達点。現代に通ずる価値観や苦悩が盛り込まれ、読者の心を揺さぶる本書は、「江戸時代」のイメージを覆す新しい時代小説です。
<『木挽町のあだ討ち』あらすじ>
ある雪の降る夜に芝居小屋のすぐそばで、美しい若衆・菊之助による仇討ちがみごとに成し遂げられた。父親を殺めた下男を斬り、その血まみれの首を高くかかげた壮挙はたくさんの人々から賞賛され、木挽町の語り草となった――。
二年のち、菊之助の縁者だというひとりの侍が芝居小屋で働く人々に仇討ちの詳細をたずねにくる。木戸芸者、殺陣師、衣装係、小道具、筋書……、仇討ちの現場に居合わせた人々が自身の来し方を織り交ぜながら語る「木挽町のあだ討ち」の顛末、そしてその驚くべき真相は――。
著者プロフィール
著者の永井紗耶子(ながい・さやこ)さんは、1977年生まれ、神奈川県出身。慶應義塾大学文学部卒業。新聞記者を経て、フリーランスライターとなり、新聞、雑誌などで幅広く活躍。2010年『絡繰り心中』で小学館文庫小説賞を受賞し、デビュー。
2020年に刊行した『商う狼 江戸商人 杉本茂十郎』は、細谷正充賞、本屋が選ぶ時代小説大賞、2021年、新田次郎文学賞を受賞した。2022年『女人入眼』が第167回直木賞の候補作に。
他の著書に『大奥づとめ よろずおつとめ申し候』『福を届けよ 日本橋紙問屋商い心得』『横濱王』など。
木挽町のあだ討ち 永井 紗耶子 (著) 疑う隙なんぞありはしない、あれは立派な仇討ちでしたよ。 |
木挽町のあだ討ち 無料お試し版 永井紗耶子 (著) 2022年上半期直木賞候補作『女人入眼』で大注目の著者による2023年1月刊行の最新長篇のなかから、第一幕を特別無料配信します。 |
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