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堀静香さん『せいいっぱいの悪口』刊行記念!堀静香さん×こだまさんオンライントークイベントを開催

堀静香さん著『せいいっぱいの悪口』

堀静香さん著『せいいっぱいの悪口』

堀静香さん著『せいいっぱいの悪口』(百万年書房)の刊行を記念して、本屋B&Bにて著者とこだまさんによるオンライントークイベント「なぜ、暮らしを書くのか?」が1月29日(日)に開催されます。

 

『せいいっぱいの悪口』について

「今日生きていることも、昨日生きていたことも全部本当。明日生きたいことも本当。今がすべてで、いやそんなはずはない。適当で怠惰であなたが好きで、自分がずっと許せない。事故が怖い。病気が怖い。何が起こるか分からないから五年後が怖い。二十年後はもっと怖い。今がずっといい。でも今が信じられない。なのに、今しかない。晴れていて、風が強くて、花粉がすごい。くしゃみが出る。」
(本文より)

――本書は、2019年秋の文学フリマ東京で発売後、評判が評判を呼び、増刷を重ね、個人誌にも関わらず1,000部完売したZINE『せいいっぱいの悪口』に大幅な新規原稿と加筆・修正を加えて書籍化したものです。

歌人・堀静香さんによる「ほかの誰でもないわたしが今生きていることの、まるごとすべて。」を綴った〈生活の記録〉です。

 

〈堀静香×こだま「なぜ、暮らしを書くのか?」『せいいっぱいの悪口』(百万年書房)刊行記念〉開催概要

今回のイベントでは、堀静香さんと、2014年に参加した文学フリマで『なし水』に寄稿した短編「夫のちんぽが入らない」が大きな話題となり、同作品を書籍化した『夫のちんぽが入らない』でデビューした「こだま」さんが、「なぜ自らの暮らしについて文章にするのか」「なぜそれを発表するのか」「その過程で実感した悲喜こもごも」などにつて語り合います。

 
■日時:2023年1月29日(日)19:00~21:00 (オンライン開場 18:30)

■会場:オンライン

■出演者:堀静香さん、こだまさん

■入場料
◎配信参加:1,650円(税込)
◎書籍つき配信参加:1,650円+書籍『せいいっぱいの悪口』1,870円(いずれも税込)
◎書籍つき配信参加:1,650円+書籍『ずっと、おしまいの地』1,650円(いずれも税込)
◎書籍つき配信参加:1,650円+書籍『せいいっぱいの悪口』1,870円+書籍『ずっと、おしまいの地』1,650円+配送手数料520円(いずれも税込)
※「書籍つき配信参加」の場合、書籍はイベント後の発送となります。

★詳細&申込み:https://bookandbeer.com/event/20230129_wwl/

 

出演者プロフィール

 
■堀静香(ほり・しずか)さん

歌人。1989年生まれ、神奈川県出身。山口県在住。山口県在住。歌人集団「かばん」所属。中高非常勤講師のかたわらエッセイや短歌をものする。著書にZINE『せいいっぱいの悪口』(2019)、ほか晶文社スクラップブック「うちにはひとりのムーミンがいる」連載(2020~2022)。

 
■こだまさん

エッセイスト・作家。2017年1月、実話をもとにした私小説『夫のちんぽが入らない』でデビュー。二作目のエッセイ『ここは、おしまいの地』で第34回講談社エッセイ賞を受賞。著者に『いまだ、おしまいの地』『ずっと、おしまいの地』『縁もゆかりもあったのだ』など。

 
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せいいっぱいの悪口
堀 静香 (著)

【目次】
せいいっぱいの悪口
みんな魚
さわやかなかぜ
愛も希望も
タクトを折る
いきすぎた夜
日記 二〇一九年一〇月八日~一〇月一七日
はみだしながら生きてゆく
走馬灯の日々
オールドファッションと鶏皮
マンボウの下半身
日記 二〇二一年九月一〇日~九月二〇日
だれのことも
スーと夫
豆を拾う
春がきらい
日記 二〇二二年三月二日~三月三一日
躑躅のマゼンタ、伊勢エビの赤
あーちゃんも
あとがき

 
【関連】
堀静香×こだま「なぜ、暮らしを書くのか?」『せいいっぱいの悪口』(百万年書房)刊行記念 – 本屋 B&B

 


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