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『フェイクを見抜く』刊行記念!石川幹人さん×小島正美さんトークイベント「なぜ人はフェイク情報にだまされるのか」を開催

唐木英明さん&小島正美さん著『フェイクを見抜く 「危険」情報の読み解き方』がウェッジより刊行されました。これを記念して、本屋B&Bにて、著者の小島正美さんと進化心理学者の石川幹人さんによるトークイベント「なぜ人はフェイク情報にだまされるのか」が4月2日(火)にオンライン&リアル開催されます。

 

トークイベント「なぜ人はフェイク情報にだまされるのか」開催概要

偽情報、誤情報、デマ、不正確な情報、偏った情報…… 複雑化し、見破るのがどんどん難しくなりつつあるフェイクニュース。世の中に氾濫するフェイクニュースを見抜くためには、どのようなものの見方を身につければよいのか。ジャーナリズムの第一線でファクトチェックをしてきた元新聞記者と、進化心理学者が語り合います。

 
「農薬のせいで子どもの発達障害が増えた」
「非糖質系甘味料の摂取はがんを増やす」
「妊婦が新型コロナワクチンを接種すると流産する」
「ゲノム編集食品を食べるとがんになる」

…これら巷に出回っている情報は本当に正しいのでしょうか?「科学とリスク」に関わる話は、専門的で学際的な科学知識が必要となるため真偽の判定は非常に困難を極め、「誤報だ」と簡単に断定はできません。

 
大手新聞社を経てジャーナリストとして、多くのフェイクニュースと闘ってきた小島正美さんが、ファクトチェックの実践法や、科学を装った誤情報の真偽判定について科学者と共著で解説した書籍『フェイクを見抜く 「危険」情報の読み解き方』(ウェッジ)が発売されました。

刊行を記念して、進化心理学者で『だからフェイクにだまされる ――進化心理学から読み解く』(ちくま新書)著者でNHK「チコちゃんに叱られる!」などでもおなじみの石川幹人さんと、世の中に氾濫するフェイクを見抜くために必要なことや、人が騙される心理状況についてお話しするイベントを開催します。

 
■開催日時:2024年4月2日(火)19:00~ 21:00 (18:30 オンライン開場)

■場所:本屋B&B(東京都世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F) + オンライン(Zoom)

■参加方法:以下のいずれかのチケットを購入してください。
◎来店参加(数量限定・1ドリンク付き):2,750円(税込)
◎配信参加:1,650円(税込)
◎サイン入り書籍つき配信参加:1,650円+書籍『フェイクを見抜く 「危険」情報の読み解き方』2,090円(いずれも税込)
◎サイン入り書籍つき配信参加:1,650円+書籍『だからフェイクにだまされる ――進化心理学から読み解く』858円(いずれも税込)
※「書籍つき配信参加」の場合、書籍はイベント後の発送となります。

★詳細&申込み:https://bookandbeer.com/event/bb240402a/

 

登壇者プロフィール

 
■石川幹人(いしかわ・まさと)さん

1959年生まれ、東京都出身。進化心理学者、明治大学情報コミュニケーション学部教授、博士(工学)。
東京工業大学理学部応用物理学科(生物物理学)卒。同大学院物理情報工学専攻を経て、松下電器産業(現・パナソニック)で映像情報システムの設計開発に、新世代コンピュータ技術開発機構で人工知能研究に従事。1997年明治大学文学部助教授、2002年に教授に就任し、同年米国デューク大学に客員研究員として滞在。2004年、明治大学に新設された情報コミュニケーション学部に移籍し、その後同学部長、同大大学院長を歴任。2007年に情報文化学会賞、2013年に国際生命情報科学会賞、2015年に科学技術社会論学会実践賞を受賞。専門は認知情報論及び科学基礎論。

主な著書に『だからフェイクにだまされる ─進化心理学から読み解く』(筑摩書房)、『いい人なのに嫌われるわけ』(扶桑社)、『その悩み「9割が勘違い」 科学的に不安は消せる』(KADOKAWA)ほか多数。

 
■小島正美(こじま・まさみ)さん

1951年生まれ、愛知県犬山市出身。愛知県立大学卒業後、毎日新聞社入社。松本支局を経て、東京本社生活報道部で食・健康・医療・環境問題を担当。2018年退職。東京理科大学・元非常勤講師。「食生活ジャーナリストの会」前代表。現在「食品安全情報ネットワーク」共同代表。

著書に『海と魚たちの警告』(北斗出版)、『メディア・バイアスの正体を明かす』(エネルギーフォーラム)など多数。

 

※以下はAmazonへのリンクです。

フェイクを見抜く 「危険」情報の読み解き方
唐木英明 (著), 小島正美 (著)

科学とリスクにまつわるフェイクと闘い続けてきた著者によるファクトチェックの実践講義!

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偽情報、誤情報、デマ、不正確な情報、偏った情報……
フェイクニュースは複雑化し、見破るのがどんどん難しくなっている。
日本でも少しずつファクトチェックの重要性が認識されつつあるが、科学を装った誤情報の真偽の判定は非常に困難を極める。
世の中に氾濫するフェイクを見抜くためには、どのようなものの見方を身につければよいのだろうか。
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だからフェイクにだまされる ――進化心理学から読み解く (ちくま新書)
石川 幹人 (著)

人がフェイクニュースや嘘にだまされてしまう7つの心理的トリックを取り上げ、「疑う」態度を身につけることを推奨し、かつ社会的制度作りも必要なことを解く。「フェイクニュース」が、社会に只ならぬ影響を与えるようになって久しい。コロナ禍でも、誤情報が人々を撹乱している。本書では進化心理学を基に、フェイクニュースひいては人と情報を取り巻く遺伝的・文化的背景を解き明かす。これにより、人々が「なぜだまされてしまうのか」「なぜ広めてしまうのか」が理解できるはずだ。そのうえで個人の情報リテラシー力強化による努力だけではなく、社会的な制度や取り組みが必要とされる背景にも触れる。

 
【関連】
石川幹人×小島正美 「なぜ人はフェイク情報にだまされるのか」 『フェイクを見抜く 「危険」情報の読み解き方』(ウェッジ)刊行記念 – 本屋 B&B

 


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