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Twitterやnoteに綴る、あたたかな文で話題!きなこさん初著書『まいにちが嵐のような、でも、どうにかなる日々。』が刊行

きなこさん著『まいにちが嵐のような、でも、どうにかなる日々。』

きなこさん著『まいにちが嵐のような、でも、どうにかなる日々。』

Twitterやnoteに綴る文章で多くのファンの心をつかむ「きなこ」さんの初著書『まいにちが嵐のような、でも、どうにかなる日々。』がKADOKAWAより刊行されました。

 

母が描く「大丈夫だけどふっと力が抜ける日常」

「あたしがいるからだいじょうぶやで!」

そう豪語する心疾患児(未就学児)に、散らかし魔の兄とおっとり穏やかな姉を加えた個性派3人きょうだいと、父と母(著者)で構成されるきなこ一家。

予測不可なカオスばかりが発生する嵐のような毎日だけど、
そう、多分なんとかなるに違いない――。

 
同じように病気とたたかう子どもたちへの想い、上の2人(兄と姉)のこと、病児を育てることへの思い、周囲の人たちとの奇跡的なつながり……。
日々への感謝とユーモラスな視点を織り交ぜつつ、こまやかな筆致でつづります。

noteからセレクトした文章にはさらに手を加え、書き下ろしも5本収録。重度の心臓疾患児をふくむ3きょうだいの母でもある著者の、けっこう大変だけどあかるく進んでいく毎日に、心があたたかくなる作品です。

 

「はじめに」「おわりに」より

家族は夫がひとりに子どもが3人。
いちばん上が男の子、その3つ下に女の子、さらにその6つ下に女の子。
上は頼もしいほどの散らかし魔、真ん中は穏やかなマイペース。
そしていちばん末の娘は、たまたま重度に分類される先天性の心臓疾患児として生まれてきました。
病児のいる生活というのはなかなか不自由なことが多いもので、本当にこの数年は色々なことがありました。
それでも私はその都度考えたこと、目に映るもの、それを言葉にして書き続けていました。
それはなぜですかと聞かれると自分でもわかりませんが、私にはそれが必要なことだったからとは言えるのかもしれません。

———————

身体自体は普通の子とは相当に違う、
かなり複雑な構造をしているその子や4歳の末娘は、
その分それが脆くて壊れやすい。
でもその身体でこの先を少しでも長く生きるために、
生まれた時から何度も身体にメスを入れてきた、いわばファイターだ。
それって、かわいそうだろうか。
いや、格好いいやろ。

 

著者プロフィール

著者のきなこさんは、10代の長男・長女、幼稚園に通う心疾患児の次女を持つ3児の母。娘の闘病や子どもたちとの日々のあれこれ、自身の雑感や創作などをnoteやWeb連載などで発表。独特の筆致で、子育てママだけでなく幅広い層に読まれている。

★Twitter:https://twitter.com/3h4m1
★note:https://note.com/6016/

 

まいにちが嵐のような、でも、どうにかなる日々。
きなこ (著)

心疾患闘病中の次女ふくむ3きょうだいと、振り回され母の毎日はこんな感じ

「あたしがいるからだいじょうぶやで!」
そう豪語する心疾患児(幼稚園生女子)をふくむ個性派3人きょうだいと、この本の著者でもある親。
予測不可なカオスばかりが発生しても、どうにかこうにか対応可。
そう、きっとなんとかなるに違いない――

同じように病気とたたかう子どもたちへの想い、周囲の人たちとの奇跡的なつながり……。
日々への感謝とユーモラスな視点を織り交ぜつつ、子持ち主婦がこまやかな筆致でつづります。
noteからセレクトした文章にはさらに手を加え、書き下ろしも5本収録。

 


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