知られざる本づくりの現場が明かされる! 牟田都子さん『文にあたる』刊行記念「校正者の仕事展」を福岡で開催
人気校正者・牟田都子さん初の単著エッセイ『文にあたる』が亜紀書房より刊行されました。これを記念して、出版記念展「校正者の仕事展」がブックスキューブリック箱崎店(福岡市)にて9月25日まで開催中です。
「牟田都子『文にあたる』出版記念 校正者の仕事展」開催概要
人気校正者・牟田都子さんが「書物への止まらない想い」「言葉との向き合い方」「仕事に取り組む意識」について、思いのたけを綴った初めての本『文にあたる』の刊行を記念した今回の企画展では、『文にあたる』著者校正ゲラの実物の一部と、それにまつわる資料が展示されています。
■開催日時:2022年9月7日(水)~9月25日(日)
◎平日:11:00~17:00
◎土日:11:00~18:00
※月・火曜定休
※9/19(敬老の日)は営業(11:00~17:00)
■会場:カフェ&ギャラリー・キューブリック
〔住所〕福岡市東区箱崎1-5-14ブックスキューブリック箱崎店2F
〔アクセス〕JR箱崎駅西口から博多駅方面に徒歩1分
■料金:無料
★詳細:http://bookskubrick.jp/event/8804
著者プロフィール
著者の牟田都子(むた・さとこ)さんは、1977年生まれ、東京都出身。図書館員を経て出版社の校閲部に勤務。2018年より個人で書籍・雑誌の校正を行う。
これまで関わった本に『へろへろ 雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々』(鹿子裕文さん、ナナロク社/ちくま文庫)、『何度でもオールライトと歌え』(後藤正文さん、ミシマ社)、『ブスの自信の持ち方』(山崎ナオコーラさん、誠文堂新光社)、『家族』(村井理子さん、亜紀書房)、『はじめての利他学』(若松英輔さん、NHK出版)ほか多数。共著に『あんぱん ジャムパン クリームパン 女三人モヤモヤ日記』(亜紀書房)、『本を贈る』(三輪舎)がある。
文にあたる 牟田 都子 (著) 〈本を読む仕事〉という天職に出会って10年と少し。 1冊の本ができあがるまでに大きな役割を担う校正・校閲の仕事とは? ————————————– 校正者にとっては百冊のうちの一冊でも、読者にとっては人生で唯一の一冊になるかもしれない。 |
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