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渋井哲也さん『ルポ自殺 生きづらさの先にあるのか』刊行記念!著者×松本俊彦さん×二村ヒトシさん×姫野桂さんトークイベントを開催

渋井哲也さん著『ルポ自殺 生きづらさの先にあるのか』

渋井哲也さん著『ルポ自殺 生きづらさの先にあるのか』

長年自殺問題を取材してきた渋井哲也さんが『ルポ自殺 生きづらさの先にあるのか』を河出書房新社より刊行しました。本書の発売を記念して、フトプラスワンでは渋井哲也さん、松本俊彦さん、二村ヒトシさん、姫野桂さんによるトークイベントを9月6日(火)にオンライン&リアル開催します。

 

『ルポ自殺 生きづらさの先にあるのか』について

 
【本書の概要】

この国の「生きづらさ」はどこから来て、どこへ行くのか――?

バブル崩壊から自殺者3万人時代、ネット心中、OD(オーバードーズ)やリストカット、若者・女性の自殺、コロナ禍の中の自殺、理由なき自殺……当事者は何を語っていたのか? 遺された人たちは何を思うのか?

長年取材を重ねてきたジャーナリストが、その真相/深層に迫る。
日本における自殺の過去と現在、そして未来――。

 
〔目次より〕

本格的調査はされない「理由」「死因」/就職活動で失敗し、自殺掲示板へ/「自死遺児」の声が大きくなり、基本法へ/ドクター・キリコ事件~毒物配送自殺幇助事件/自殺の生放送配信/SNS相談は誰に届いているのか/自殺報道はどこまで影響するのか/虐待を受けた上、夢を否定された少女/薬物にハマる背景/不適切な指導・叱責を受けた翌日に自殺/コロナ禍で職場の人間関係に追い詰められる/自傷行為は気が紛れる?/小学校からの慢性的な「死にたい」思い/インターネットで共感を求める/「よい子」でいることの葛藤/現実逃避としてのODとリストカット/「死にたい」と「消えたい」/ 統計上つくられる「理由不明の自殺」/同級生や恋人という「遺族」/ケアとして役立ったのは ……

 
<著者・渋井哲也(しぶい・てつや)さん プロフィール>

1969年生まれ。東洋大学大学院文学研究科教育学専攻博士前期課程修了。ジャーナリスト、中央大学文学部講師。元長野日報記者。

著書に『ルポ座間9人殺害事件』『学校が子どもを殺すとき』『ルポ平成ネット犯罪』など。

 

「渋井哲也『ルポ自殺 : 生きづらさの先にあるのか』発売記念トークイベント」開催概要

今回のイベントでは、長年薬物依存症の治療に取り組んできた松本俊彦さん、性愛をはじめとしたストレスを抱える人々を見てきたAV監督の二村ヒトシさん、発達障害の当事者であり生きづらさについて取材を重ねてきた姫野桂さんをゲストに迎え、現代の自殺とその根にある生きづらさについて語り合います。

 
■開催日時:2022年9月6日(火)19:30~

■開催場所:ロフトプラスワン(新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2)+オンライン

■出演
◎渋井哲也さん(ルポライター)
◎松本俊彦さん(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部長)
◎二村ヒトシさん(AV監督)
◎姫野桂さん(フリーライター)

■主催:ロフトプラスワン

★詳細&申込み:https://www.loft-prj.co.jp/schedule/plusone/225336

 

 
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