本の要約サービス「flier」が6月の月間ランキングを発表 1位は北野唯我さん『仕事の教科書』
本の要約サービス「flier」を運営する株式会社フライヤーは、2022年6月のビジネス書月間ランキングを発表しました。
※ランキングは、「flier」の有料会員を対象に、スマホアプリおよびウェブのアクセス数(紹介書籍の要約閲覧数)を合算し順位付け。集計期間は2022年5月25日~2022年6月24日です。
最もホットなテーマは「スピード」 1位に輝いたのは北野唯我さんの最新作!
1位に輝いたのは『仕事の教科書』(北野唯我さん/日本図書センター)でした。『転職の思考法』『天才を殺す凡人』などのベストセラーを持つ北野唯我さんが「自分が若い頃に戻れるなら、つぎはこうする」といえる仕事術をまとめた、すべてのビジネスパーソンにおくる一冊が見事ランクイン。
スピードアップ術、文章化術、提案術、セルフコントロール術など、北野流の最強ビジネススキルをまとめた“仕事術図鑑”が多くのビジネスパーソンの支持を集めました。
<flierユーザー閲覧数 月間ランキングTOP10(2022年6月)> ※敬称略
1位:『仕事の教科書』(北野唯我/日本図書センター)
2位:『AI分析でわかった トップ5%社員の時間術』(越川慎司/ディスカヴァー・トゥエンティワン)
3位:『誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方66のルール』(野口敏/すばる舎)
4位:『働くあなたの快眠地図』(角谷リョウ/フォレスト出版)
5位:『仕事も人間関係もうまくいく放っておく力』(枡野俊明/三笠書房)
6位:『限りある時間の使い方』(オリバー・バークマン、高橋璃子(訳)/かんき出版)
7位:『Microsoft Wordを開発した伝説のプログラマーが発見した「やりたいことの見つけ方」がすごい!』(リチャード・ブロディ、坂元信介(訳)/文響社)
8位:『世界2.0』(佐藤航陽/幻冬舎)
9位:『性格4タイプ別 習慣術』(古川武士/ディスカヴァー・トゥエンティワン)
10位:『現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全』(佐々木俊尚/東洋経済新報社)
なお、今回の月間ランキングに基づいたフェアが、イオングループの「未来屋書店」など全国35都道府県、約200店舗の書店にて8月より開催予定です。開催期間や展開書籍・点数は、各書店によって異なります。
フライヤーのコメント「仕事における最大の武器である〈スピード〉への関心が高まったラインナップ」
上位3冊にはビジネススキルの向上に直結する本がランクイン。その中でも、幅広いジャンルをわかりやすくカバーしている北野唯我氏の本がビジネスパーソンの最も多くの支持を集めました。また、1位・2位にランクインした書籍はいずれも「スピード」の重要性について言及しているのも大きな特徴です。
新年度がスタートして新しい環境にも慣れてきたこの時期、日々の仕事にスピードを求める人も多くなってきたことと思います。北野氏も「仕事における最大の武器は「スピード」である」と述べているように、スピードの重要性を実感した多くのビジネスパーソンが、仕事術や時間術に注目したことがうかがえるラインアップとなりました。
第1位『仕事の教科書』は、北野唯我氏が「自分が若い頃に戻れるならつぎはこうする」といえる仕事術を出し惜しみすることなくまとめた、その名の通り「仕事の教科書」です。効率化、文章・会話、提案、セルフコントロールの章に分かれており、全ページカラー&イラストつきのためわかりやすく、教科書をめくるように読み進めていくことができます。働き方のベースを構築中の若手社員はもちろん、働き方をアップデートしたいベテランの方が読んでも学びの多い1冊です。
第2位『AI分析でわかった トップ5%社員の時間術』は、シリーズ累計15万部を突破した『AI分析でわかった トップ5%社員の習慣』をはじめとする「トップ5%シリーズ」の第3弾。今回のテーマは「時間術」です。なかなか仕事が終わらず、残業ばかりの日々を送っている人も多いのではないでしょうか?本書では、そんな残業沼から抜け出すために知っておきたい、人事評価トップ5%の社員たちが共通して行っている時間術を紹介しています。どれも簡単ですぐに実践できるものばかりです。
第3位の『誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方66のルール』は、2009年に発売され、10年以上にわたり愛され続けているベストセラーです。「沈黙が生まれてしまう…」「初対面の人と上手く話せない…」など、コミュニケーションの中であるあるの悩みをスッキリ解決してくれます。仕事上ではもちろん、プライベートでも助けてくれる1冊です。
また、4位・5位には心身に不調をきたしやすいこの時期にピッタリの本がランクインするなど、ビジネススキルだけでなく、自身のコンディションを見つめ直すための本にも注目が高まっています。
2022年6月 ビジネス書月間ランキング1位『仕事の教科書』著者・北野唯我さんのコメント
月間ランキング1位ありがとうございます。数多ある本の中で、このような結果をいただけたこと、とても光栄です。この本は、私が10年かけて培ってきた仕事術を、一切出し惜しみすることなく、1冊にぎゅっとまとめた作品です。入社数年目の若い方はもちろんですが、普段なかなか仕事術を見直すことが少ない中堅層の方にも、ぜひお読みいただきたいです。
ビジネスのすばらしさは、最初は「だれもが素人」なところです。生まれながらに「仕事のできる人」は1人もいないからこそ、努力する喜びがある、希望がある、と信じています。
この本でお伝えしている、きびしいビジネスの世界を生き抜く仕事術が、1人でも多くの方に届き、少しでも力になることを願っています。このたびは、本当にありがとうございました!
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flier(フライヤー)は、 ビジネス書を中心とした本の内容を「1冊10分」に要約してアプリやWebで閲覧できるサービスです。新刊を中心に旬の本や既刊の名著を毎日1冊、年間365冊配信しており、現在2,800冊以上の本を読むことができます。全国で780店舗以上の書店にフライヤー棚を設置しています。
flier(フライヤー)の最大の特長は「書評(レビュー)」ではなく「要約」である点です。書き手の主観が入る書評とは異なり、著者の主張や論理(重要ポイントや全体像)を忠実にまとめ、読者に伝えます。書評でないため、出版社と著者から要約の許可を得る必要があり、要約した原稿にも目を通してもらうことで、高品質なサービスを提供しています。
要約の文字量は4,000字ほどで、10分程度で読める工夫をしています。「flier」には、新刊(掲載書籍の8割)を中心に、毎日1冊の要約文をアップ。現在2,800冊超(2022.4)を掲載しています。要約記事は自社の編集者に加えて、経験豊富な外部ライター約50人が作成します。
要約書籍の冊数増とともに、累計会員数もサービス開始から右肩上がりで、現在の同会員数は2年前の2倍強(前年比も1.5倍)と近年急拡大。法人契約社数も好調で、2年前の3倍強の増加率で急伸しています。
★URL:https://www.flierinc.com/
仕事の教科書 きびしい世界を生き抜く自分のつくりかた 北野唯我 (著) 効率化/文章・会話/提案/セルフコントロール ★山口 周 氏(独立研究者/著述家) ★成毛 眞 氏(元日本マイクロソフト社長) ********** 目次 |
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