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【第68回江戸川乱歩賞】荒木あかねさん「此の世の果ての殺人」が受賞

日本推理作家協会が主催する第68回(令和4年度)江戸川乱歩賞の受賞作が決定しました。

 

第68回江戸川乱歩賞の受賞作が決定!

第68回江戸川乱歩賞には385編の応募があり、第一次予選を70編、第二次予選を21編が通過し、その中から最終候補作5編が選ばれていました。
そして、最終選考委員会が5月17日に開催され、最終候補作の中から次の作品が受賞作に決定しました。

 
<第68回江戸川乱歩賞 受賞作品>

荒木あかね(あらき・あかね)さん
「此の世の果ての殺人」

 
選考委員は、綾辻行人さん、新井素子さん、京極夏彦さん(推理作家協会・代表理事)、柴田よしきさん、月村了衛さん。

贈呈式は11月に「豊島区立芸術文化劇場」にて一般公開の形で開催される予定です。また、受賞作は9月頃に講談社より刊行される予定です。

なお、受賞記者会見が5月18日(水)14時よりMixalive TOKYOにて行われます。会見の模様は、日本推理作家協会公式YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/watch?v=EDVKiU_WmtE)でもライブ配信される予定です。

 
今回の最終候補作は、次の5作品です。

【最終候補作】
◎荒木あかね(あらき・あかね)さん「此の世の果ての殺人」
◎才川真澄(さいかわ・ますみ)さん「神様の盤上」
◎日野瑛太郎(ひの・えいたろう)さん「二〇四五年」
◎宮ヶ瀬水(みやがせ・すい)さん「円卓会議に参加せよ」
◎八木十五(やぎ・じゅうご)さん「あなたの人生の謎解きゲーム」

※2次予選を通過した作品のうち、最終候補から惜しくももれた作品については、https://tree-novel.com/works/episode/55921ece1b7058404cb8c5e628d28144.html に講評が掲載されています。

 

江戸川乱歩賞について

江戸川乱歩賞は、1954年に江戸川乱歩の寄付を基金として、日本推理作家協会(旧・日本探偵作家クラブ)により、探偵小説を奨励するために制定された公募の文学賞です。長編ミステリー小説(原稿用紙350~550枚)を募集。

 
受賞者には、正賞として江戸川乱歩像が、副賞として賞金500万円が贈られます。
また、講談社とフジテレビが後援しており、受賞作は講談社より刊行され、フジテレビによって映像化されます。

 
【関連】
第68回(令和4年度)江戸川乱歩賞決定 ならびに受賞者記者会見のお知らせ〔PDF〕
第68回江戸川乱歩賞 発表記者会見 – YouTube

 


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