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中江有里さん『水の月』刊行記念!オンライントークショーを開催

中江有里さん著『水の月』

中江有里さん著『水の月』

紀伊國屋書店新宿本店は、女優・歌手・作家として活躍する中江有里さんの最新作『水の月』(潮出版社)の刊行を記念して、オンライントークショーを5月23日(月)に開催します。

 

『水の月』について

 
【あらすじ】

全編メールで紡ぐ、家族の物語――。

百花と千愛は3つ違いの姉妹。両親のもと成長していたが、ある日両親が離婚する。
父の元へ引き取られた百花と、母の元へ引き取られた千愛。離れて暮らすようになって30年が過ぎ、39歳となった百花は、制作会社の契約社員として働いている。

ある日、担当している番組の百花宛に1通の手紙が届く。長らく会っていない妹・千愛からの手紙に驚きながらも、手紙の内容から千愛からのものだと確信し、返信にメールアドレスを書いておいた。
それから2人のメールのやり取りが始まる。千愛はすぐに、重大な事実を知らせる。
会えなかった間の30年の間を埋めるように、互いの辿った道を綴る。

父の再婚相手との関係がうまくいかず、早くに自立した百花。母子家庭で困窮状態にあったが、結婚を経て、1児の子育てに忙しい千愛。最初に語り合ったのは、そんな表向きのこと――。
距離が近づいていくうちに、心の底に仕舞った思いをぶつけあっていく2人。

共有できない母との思い出、途切れた時間は再びつながるのか……。

 

「『水の月』(潮出版社)刊行記念 中江有里さんオンライントークショー」開催概要

『水の月』の発売を記念して、中江有里さんが、この作品ができるまでの構想や裏話、この本に込めた想いなどを語ります。

 
■開催日時:2022年5月23日(月)19:00~20:00(予定)

■会場:Zoom(オンライン)
※申込者には登録用リンクをメールで連絡します(メール配信日:5月16日(月)・23日(月)の2回)。
※チケットを購入された方は、イベント後期間限定でアーカイブ配信も視聴できます。アーカイブ配信はイベント終了後準備が整い次第メールで案内します。

■料金(サイン本付き視聴チケット):書籍代1,980円+チケット代520円+送料700円=3,200円

■チケット販売期間:5月23日(月)19:00まで(先着)。
※サイン本の発送はイベント翌日の5月24日(火)以降の予定です。

★詳細:https://store.kinokuniya.co.jp/event/1650854770/

 

著者プロフィール

著者の中江有里(なかえ・ゆり)さんは、1973年生まれ。大阪府出身。法政大学卒業。女優・作家・歌手。

1989年、芸能界デビュー。2002年「納豆ウドン」で第23回NHK大阪ラジオドラマ脚本懸賞最高賞を受賞。文化庁文化審議会委員。2019年に歌手活動を再開。2021年1月にアルバム「Port de voix」、9月にシングル「コントレール」を発売。2022年5月25日NEWアルバム「Impression -アンプレッシオン-」を発売予定。

著書に『結婚写真』『ティンホイッスル』『ホンのひととき 終わらない読書』『わたしの本棚』『残りものには、過去がある』『トランスファー』『残りものには、過去がある』『万葉と沙羅』など。

 

水の月
中江 有里 (著)

 
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