小説家になりたいすべての方へ! 村山早紀さん『100年後も読み継がれる 児童文学の書き方』が刊行

村山早紀さん著『100年後も読み継がれる 児童文学の書き方』
『シェーラひめのぼうけん』『桜風堂ものがたり』などで知られる村山早紀さんによる子どもの本の創作指南書『100年後も読み継がれる 児童文学の書き方』(装画:げみさん)が立東舎より刊行されました。
小説家になりたいすべての方へ!『シェーラひめのぼうけん』『桜風堂ものがたり』の作者による入門書が発売
本書は、人気作家・村山早紀さんによる小説の書き方本です。本を出すための方法や文献の見つけ方といった基本的なことから、新人賞への応募まで、主に子どものための物語の書き方についてわかりやすく伝えます。
巻末には、自作に創作意図を細かくコメントした「付録 「トロイメライ」~ひとつの参考例として」も掲載。作家が実際どういうことを考えながら創作をしているのかがわかり、実践的に学ぶことができるでしょう。
本書の構成
第1章 100年は無理でも
はじめに
子どもの本の変化について
理想の子どもの本とは
コラム 作家の日常
第2章 誰のためにどう書くか
子どもの本を出すためには
それはどういう本なのか
あなたが書くべき物語
コラム 作家の収入はどれくらい
第3章 物語の書き方、あるいは、夢は叶わないこともある、という話
夢のかたち
メモをつなげてゆく方法
何も思いつかないけれど本を書いてみたい人へ
コラム 夢と呪い
番外編 作家の仕事の流れ
スケジュールの組み方と制作環境
コラム 作家の一日
第4章 では、新人賞に投稿してみよう
投稿し続ける勇気
旅路の果てに
コラム 投稿時代の思い出
付録 「トロイメライ」~ひとつの参考例として
著者プロフィール
著者の村山早紀(むらやま・さき)さんは、1963年生まれ。長崎県出身。『ちいさいえりちゃん』で毎日童話新人賞最優秀賞、第4回椋鳩十児童文学賞を受賞。
『シェーラひめのぼうけん』『砂漠の歌姫』『はるかな空の東』『コンビニたそがれ堂』『ルリユール』『カフェかもめ亭』『海馬亭通信』『花咲家の人々』『竜宮ホテル』『かなりや荘浪漫』『星をつなぐ手』『魔女たちは眠りを守る』『風の港』『心にいつも猫をかかえて』、本屋大賞にノミネートされ話題となった『桜風堂ものがたり』、『百貨の魔法』など、著書多数。
100年後も読み継がれる 児童文学の書き方 村山 早紀 (著) |
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