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創元社が創業130周年記念出版「図説 日本の城と城下町」シリーズを刊行開始 第1弾は『大阪城』と『姫路城』

図説 日本の城と城下町『大阪城』『姫路城』書影

図説 日本の城と城下町『大阪城』『姫路城』書影

創元社は創業130周年企画として、「図説 日本の城と城下町」シリーズを創刊、第1弾として第1巻『大阪城』、第2巻『姫路城』を同時刊行しました。

 

「図説 日本の城と城下町」シリーズについて

「日本100名城」めぐりや「御城印」集めを趣味とする人が増え、テレビでは城特集が組まれるなど、日本の城ブームが続いています。
本シリーズでは、城郭の解説だけでなく、城を中心とした町の成り立ちを紐解いて、城ファンの知的好奇心に応えます。

 
城郭を中心に発展した町の歴史・文化を探訪する「図説 日本の城と城下町」では、築城以前の前史から戦国時代の動乱、江戸時代を経て、廃城危機を乗り越え復興した現在の城郭までの数奇な歴史を徹底解説。

多数のビジュアル資料から歴史の地層を掘り起こし、城下町に秘められた物語と痕跡をたどります。

 
当地にゆかりのある作家・文化人の巻頭インタビューも収載。第1巻は2021年に天守閣復興90周年を迎えた大阪城を、第2巻は日本初の世界遺産となった姫路城を採り上げます。

『大阪城』サンプルページ

『大阪城』サンプルページ

『姫路城』サンプルページ

『姫路城』サンプルページ

 
【続刊予定】

◎図説 日本の城と城下町 3 江戸城
◎図説 日本の城と城下町 4 名古屋城
◎図説 日本の城と城下町 5 金沢城

…以下続刊(全10巻)

 

城郭と城下町に秘められた物語と痕跡

本来、城づくりは、城下町まで含めて計画されるもの。城下町に残された痕跡を探れば、より深く歴史の物語を理解することができます。

例えば大阪城の城下町からは天下人である豊臣秀吉が描いた壮大な計画の片鱗が、姫路城の城下町からはその堅牢さの理由が見えてきます。

 
◆多数のビジュアル資料でガイドブックとしても使用可能

現地写真のほか古地図や絵図、古写真、地形図などをフルカラーでふんだんに掲載しています。
本書を片手に各所を巡れば更に歴史の理解度がアップ。

『大阪城』サンプルページ

『大阪城』サンプルページ

『姫路城』サンプルページ

『姫路城』サンプルページ

 

地元の達人に聞く

当地にゆかりのある作家・文化人に、地元の本当の良さをインタビュー。

第1巻『大阪城』の地元の達人は、大阪を拠点に本格ミステリの第一線で活躍を続ける有栖川有栖さん、第2巻『姫路城』の地元の達人は、播磨を拠点に地元を舞台とした作品を書き続ける玉岡かおるさんです。

『大阪城』サンプルページ

『大阪城』サンプルページ

『姫路城』サンプルページ

『姫路城』サンプルページ

 

 

 

創元社について

創元社は、1892年創業。大阪は御堂筋の近く、本町と淀屋橋の間にある出版社。東京支店は神保町。

C・G・ユングや河合隼雄などの心理学書、自己啓発書の原点と言われるD・カーネギー『人を動かす』、マニアック図鑑の先駆けである『世界で一番美しい元素図鑑』、世界一ユニークな単語集『翻訳できない世界のことば』など、人文書から自然科学系まで幅広いジャンルで出版活動を行う。

★URL:https://www.sogensha.co.jp

 

大阪城 (図説 日本の城と城下町1)
北川 央 (監修)

1400年の歴史が層なす城下町大阪を探訪

大阪城には、1400年もの歴史が折り重なっている。
難波宮、本願寺の前史から、豊臣期、徳川期、市民の手で復興した現在の三代目天守閣まで、数奇な歴史に彩られた城下町大阪の見どころを徹底解説。
現地写真のほか古地図や絵図、古写真、地形図を駆使して歴史の地層を掘り起こし、町に秘められた物語と痕跡をたどる。
城郭を中心に発展してきた町の歴史・文化を探訪するシリーズ第1弾。
作家・有栖川有栖氏の巻頭インタビューも収載。

〔本書の特色〕
◇大阪城は日本史における大事件の舞台
大阪城が建つ上町台地では、たびたび歴史の転換点といえるような大事件が起こっている。
大阪城を歩きながら、その名残を探す。
◇大阪城を深く知る手がかりは城下町
本来、城づくりは、城下町まで含めて計画されるもの。
城下町を探れば、天下人である豊臣秀吉が描いた壮大な計画の片鱗を見つけることができる。
◇「なにわ大阪の文化」も楽しむ
食べ物や芸能といった大阪名物の根底には、商都大阪で町人たちがつくりあげてきた文化の蓄積がある。
城めぐりをしたあとには、江戸時代から続く文化を味わう。
◇大阪を愛する作家・有栖川有栖氏のインタビュー
地元の本当のよさを知るには地元の達人に教わるのがよい。
大阪を拠点に、本格ミステリの第一線で活躍を続ける有栖川有栖氏に、大阪城と城下町の魅力を聞いた。

姫路城 (図説 日本の城と城下町2)
工藤茂博 (監修)

廃城・空襲を乗り越えた城下町・姫路を探訪

美しさと完成度で木造建築の最高傑作とされ、日本初の世界遺産となった姫路城。
戦国の動乱や廃城の危機を乗り越え、大戦の戦火を奇跡的にまぬがれた白亜の城の見どころを徹底解説。
現地写真のほか古地図や絵図、古写真、地形図などをふんだんに駆使して、歴史の地層を掘り起こし、町に秘められた物語と痕跡をたどる。
城郭を中心に発展してきた町の歴史・文化を探訪するシリーズ第2弾。
作家・玉岡かおる氏の巻頭インタビューも収載。

〔本書の特色〕
◇姫路城の建築に詰まった歴史の名残
姫路城は豊臣秀吉の時代から改築を繰り返しており、各時代の最先端の技術が詰め込まれている。
姫路城を歩き、各時代の建築様式を探れば、播磨の歴史が見えてくる。
◇姫路城を深く知る手がかりは城下町
本来、城づくりは、城下町まで含めて計画されるもの。
城下町を探れば、なぜ姫路が栄え、姫路城がこれほど堅牢な城となったのかが理解できる。
◇「播磨姫路の文化」も楽しむ
播磨は瀬戸内海に面し、豊かな漁場と海の幸に恵まれた地であると同時に、古代から水陸交通の要衝だった。
城めぐりをしたあとには、その立地と歴史の蓄積が生み出した文化を味わう。
◇播磨を愛する作家・玉岡かおる氏のインタビュー
地元の本当のよさを知るには地元の達人に教わるのがよい。
播磨を拠点に、地元を舞台とした作品を書き続ける玉岡かおる氏に、姫路城と城下町の魅力を聞いた。

 
【関連】
[特集]図説 日本の城と城下町 – 創元社

 


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