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西村京太郎さんの全軌跡がここ!『永久保存版 西村京太郎の推理世界』が刊行

文春ムック『永久保存版 西村京太郎の推理世界』 (オール讀物責任編集)

文春ムック『永久保存版 西村京太郎の推理世界』 (オール讀物責任編集)

文藝春秋は、2022年3月3日に逝去した作家・西村京太郎さんを偲び、文春ムック『永久保存版 西村京太郎の推理世界』 (オール讀物責任編集)を刊行しました。

 

空前絶後のベストセラー作家・西村京太郎さんの全軌跡がここにある!

『西村京太郎の推理世界』は、これまで数多くの作品がドラマ化された「十津川警部」シリーズをはじめ、鉄道ミステリーの分野を切り開いた日本ミステリー界の至宝・西村京太郎さんの偉大な足跡を振り返りつつ、まずは、ミステリー作家の赤川次郎さん、東野圭吾さんたちが追悼の辞を送ります。

 
そして、綾辻行人さんと有栖川有栖さんが、西村作品のベスト5を選定する対談や、社会派ミステリーとして定評のあるデビュー作「歪んだ朝」と、当時の選考委員である有馬頼義さん、高木彬光さん、水上勉さん、松本清張さんの選評も収録。

 
その他、秘蔵の写真や、山村美紗さん、宮脇俊三さんとの豪華対談や、生涯647冊にわたる全著作リストなど、約60年にわたる西村さんの作家生活にあらゆる角度から迫った一冊です。

山村美紗さん(左)と西村京太郎さん

山村美紗さん(左)と西村京太郎さん

 
また、4月8日(金)21時半~から、「オール讀物」編集部のTwitterアカウント@ooru_yomimonoでは、ムックの刊行に合わせ、【西村京太郎作品の魅力を、ミステリマニアの書店員・政宗九さんと語りつくす!】と題し、Twitterスペースでのオンライントークイベントも開催します。詳しくは、https://twitter.com/i/spaces/1MYxNnXEeWvxw をご覧ください。

 
https://twitter.com/i/spaces/1MYxNnXEeWvxw

 

文藝春秋 川田未穂さん(「オール讀物」編集長)コメント

西村京太郎さんが生まれた1930年、奇しくもその年は小説誌「オール讀物」が創刊された年でした。また、1963年には、第2回オール讀物推理小説新人賞を「歪んだ朝」で受賞し、メジャーデビューを果たし、亡くなる直前まで執筆していた「SL『やまぐち』号殺人事件」もまた「オール讀物」連載だったという深い縁から、この追悼号が編集されました。

長い間の感謝と尊敬の気持ちとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。

 

『西村京太郎の推理世界』目次概要

追悼 レジェンドに贈る感謝とお別れの言葉
赤川次郎「0・1ミリの違い」
東野圭吾「小説家として」
特別対談 綾辻行人×有栖川有栖「僕らの愛する西村作品ベスト5」
オール讀物推理小説新人賞受賞作 全文掲載
「歪んだ朝」
受賞のことば 「嬉しさでいっぱい」西村京太郎
第2回オール讀物推理小説新人賞決定発表 選評 有馬頼義/高木彬光/水上勉/松本清張
随想 ベストセラー作家前夜
「推理小説新人賞」の頃
「瞼の師」長谷川伸
オール讀物傑作選
「美談崩れ」 1965年9月号「見舞の人」 1967年3月号
「夜行列車『日本海』の謎」1982年12月号
「事件の裏で」 1983年7月号
座談会
「オール讀物」と推理小説の90年
北村薫×北上次郎×戸川安宣
作家同士で語り合った四方山秘話
山村美紗「事実は推理小説より奇なり」
阿川佐和子「唯一無二の同志兼恋人」
佐野洋×三好徹 司会・大沢在昌「ミステリー界の巨人たち」
赤川次郎「ミステリーを書き続ける幸せ」
トラベルミステリーと歩み続けて
宮脇俊三「ミステリーはローカル線に乗って」
インタビュー 「鉄道と小説を愛して」「家の履歴書」
絶筆 「SL『やまぐち』号殺人事件」の日々
思い出アルバム「蒸気機関車と」「文士とカメラ」「妻への手紙」
生涯647冊全著作リスト

 

著者プロフィール

西村京太郎記念館にて

西村京太郎記念館にて

西村京太郎(にしむら・きょうたろう)さんは、1930年生まれ。東京都出身。1963年「歪んだ朝」で「オール讀物」推理小説新人賞、6195年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞をそれぞれ受賞。

1978年刊行の『寝台特急(ブルートレイン)殺人事件』が、ベストセラーになる。1981年に『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞を、2005年には日本ミステリー文学大賞を、2019年には「十津川警部」シリーズで吉川英治文庫賞を受賞。鉄道ミステリー、トラベルミステリーに新境地をひらいた。2022年3月3日逝去。享年91。

 

 


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