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松田青子さん短編集『おばちゃんたちのいるところ』英語版が「世界幻想文学大賞」短編集部門を受賞

松田青子さん短編集『おばちゃんたちのいるところ』英語版が「世界幻想文学大賞」短編集部門を受賞

松田青子さん短編集『おばちゃんたちのいるところ』英語版が「世界幻想文学大賞」短編集部門を受賞

松田青子さんの短編集『おばちゃんたちのいるところ』の英語版「Where The Wild Ladies Are」(訳:ポリー・バートンさん)が、米国「世界幻想文学大賞」短編集部門を受賞しました。

 
世界幻想文学大賞(World Fantasy Award)は、1975年にアメリカ合衆国で創設された、ファンタジー作品(SF、ホラーを含む)を対象とした文学賞です。「生涯功労賞」「長編」「中編」「短編」「アンソロジー」「短編集」「アーティスト」などの部門で構成されています。

日本人では、2006年に村上春樹さんが『海辺のカフカ』で長編部門を、2019年に宮崎駿さんが生涯功労賞を受賞しています。

 
https://twitter.com/chuko_bungei/status/1457627672578723844

 
受賞作品『おばちゃんたちのいるところ』は、追いつめられた現代人のもとへ、おばちゃん(幽霊)たちが一肌脱ぎにやってくる、胸の中のもやもやが成仏する愉快な怪談17編を収録した短編集です。同作品は今年6月にイギリス「ファイアークラッカー賞」も受賞しており、アメリカ『TIME』誌の「2020年ベスト10」にも選出されています。

 
https://twitter.com/matsudaoko/status/1407884135763304450

 
受賞者の松田青子(まつだ・あおこ)さんは、1979年生まれ。兵庫県出身。同志社大学文学部英文学科卒業。2013年、デビュー作『スタッキング可能』が三島由紀夫賞および野間文芸新人賞候補に、2014にTwitter 文学賞第一位となり、2019年には『ワイルドフラワーの見えない一年』収録の「女が死ぬ」(英訳:ポリー・バートンさん)がアメリカのシャーリィ・ジャクスン賞短編部門の候補となっています。

 

おばちゃんたちのいるところ-Where The Wild Ladies Are (中公文庫)
松田 青子 (著)

追いつめられた現代人のもとへ、おばちゃん(幽霊)たちが一肌脱ぎにやってくる!
失業中の男に牡丹灯籠を売りつけるセールスレディ、シングルマザーを助ける子育て幽霊、のどかに暮らす八百屋お七や皿屋敷のお菊……そして、彼女たちをヘッドハントする謎の会社員・汀。
古より疎まれた嫉妬心や怨念こそが、あなたを救う!? 胸の中のもやもやが成仏する愉快な怪談17連発。
〈解説〉はらだ有彩

【英語版】https://amzn.to/3H3USor

 
【関連】
2021 World Fantasy Award Winners – Locus Online

 


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