本のページ

SINCE 1991

湊かなえさん『残照の頂 続・山女日記』刊行&『山女日記』『往復書簡』電子書籍化

幻冬舎は、湊かなえさんの最新刊『残照の頂 続・山女日記』を11月11日(木)に刊行するのに合わせ、同著者による『山女日記』および『往復書簡』を電子書籍化し、同日に配信開始します。

 

『残照の頂 続・山女日記』概要

※本作の電子書籍も同日発売。

『残照の頂 続・山女日記』

『残照の頂 続・山女日記』

山は、再生の場所。
NHK BSプレミアム「山女日記3」原作小説。
幅広い層に支持されたベストセラー、待望の第2弾。

 
「通過したつらい日々は、つらかったと認めればいい。たいへんだったと口に出せばいい。そこを乗り越えた自分を素直にねぎらえばいい。そこから、次の目的地を探せばいい。」

日々の思いを噛み締めながら、一歩一歩、山を登る女たち。
山頂から見える景色は、これから行くべき道を教えてくれる。

 
後立山連峰
亡き夫に対して後悔を抱く女性と、人生の選択に迷いが生じる会社員。

 
北アルプス表銀座
失踪した仲間と、ともに登る仲間への、特別な思いを胸に秘める音大生。

 
立山・剱岳
娘の夢を応援できない母親と、母を説得したい山岳部の女子大生。

 
武奈ヶ岳・安達太良山
コロナ禍、30年ぶりの登山をかつての山仲間と報告し合う女性たち。

 

『山女日記』概要

※2014年7月に単行本刊行、2016年8月に文庫化。

『山女日記』

『山女日記』

こんなはずでなかった結婚。捨て去れない華やいだ過去。拭いきれない姉への劣等感。夫から切り出された別離。いつの間にか心が離れた恋人。……真面目に、正直に、懸命に生きてきた。なのに、なぜ?

誰にも言えない思いを抱え、山を登る彼女たちは、やがて自分なりの小さな光を見いだしていく。新しい景色が背中を押してくれる、感動の連作長篇。

 

『往復書簡』概要

※2010年9月に単行本刊行、2012年7月に文庫化。

『往復書簡』

『往復書簡』

手紙だからつける嘘。手紙だから許せる罪。手紙だからできる告白。過去の残酷な事件の真相が、手紙のやりとりで明かされる。

衝撃の結末と温かい感動が待つ、書簡形式の連作ミステリ。

 

著者プロフィール

著者の湊かなえ(みなと・かなえ)さんは、1973年生まれ。広島県出身。2007年「聖職者」で小説推理新人賞を受賞。翌年、同作を収録した『告白』でデビュー。同書は、2009年本屋大賞を受賞。

2012年「望郷、海の星」(『望郷』収録)で日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2016年『ユートピア』で山本周五郎賞を受賞。2018年『贖罪』がエドガー賞<ベスト・ペーパーバック・オリジナル部門>にノミネートされた。

著書に『未来』『落日』『カケラ』『ドキュメント』など。

 

残照の頂 続・山女日記
湊 かなえ (著)

山女日記 (幻冬舎文庫)
湊かなえ (著)

往復書簡 (幻冬舎文庫)
湊かなえ (著)

 
【関連】
残照の頂 続・山女日記|湊かなえ – 幻冬舎plus

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です