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燃え殻さん『ボクたちはみんな大人になれなかった』映画化!Netflix配信&劇場公開 スピンオフフォトブック『「海行きたいね」と彼女は言った』も同時刊行

『ボクたちはみんな大人になれなかった』(著:燃え殻さん)/『「海行きたいね」と彼女は言った』(原作:燃え殻さん/監修:C&Iエンタテインメント/出演:伊藤沙莉さん/写真:木村和平さん/脚本:高田亮さん)

『ボクたちはみんな大人になれなかった』(著:燃え殻さん)/『「海行きたいね」と彼女は言った』(原作:燃え殻さん/監修:C&Iエンタテインメント/出演:伊藤沙莉さん/写真:木村和平さん/脚本:高田亮さん)

燃え殻さんの小説デビュー作『ボクたちはみんな大人になれなかった』(新潮文庫)が、森山未來さん、伊藤沙莉さん出演で映画化され、11月5日よりNetflixでの全世界配信と劇場公開がスタートしました。

また、映画公開に合わせ、スピンオフフォトブック『「海行きたいね」と彼女は言った』が左右社より同日発売となっています。

 

大人泣き、あいみょんさんら若者も熱烈支持した燃え殻さんの小説『ボクたちはみんな大人になれなかった』がNetflixで映画化!

「この切なさは事件だ」、ウエブサイトに連載中から評判となり、糸井重里さん、スピードワゴンの小沢一敬さん、あいみょんさんらに絶賛された燃え殻さんの小説デビュー作『ボクたちはみんな大人になれなかった』が映画化され、11月5日よりNetflixで全世界配信、シネマート新宿、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほかでロードショー公開となりました。

燃え殻さん著『ボクたちはみんな大人になれなかった』(新潮文庫)

燃え殻さん著『ボクたちはみんな大人になれなかった』(新潮文庫)

 
原作のストーリーはテレビ美術制作会社に勤務する「ボク」がフェイスブックの「知り合いかも?」の画面にむかしの彼女、かおりを見つけたところから始まります。1990年代、アルバイト雑誌の文通コーナーで知り合ったかおりは、趣味や好みが一致し、ボクを新たな世界に導き、認めてくれた、初めて「自分より好きになってしまった」女性でした。「地球は滅亡する」というノストラダムスの予言がカウントダウンされていた世紀末の過去と21世紀の現在が交錯しながら、あの頃のボクとかおりが甦るーー。

 
映画では「ボク」を森山未來さん、「かおり」を伊藤沙莉さん、「ボク」の同僚を東出昌大さんが演じ、ラフォーレ原宿や新宿のゴールデン街、コロナ禍で人の姿が消えた夜の繁華街などの現地で撮影されました。

左から森山未來さん、燃え殻さん、伊藤沙莉さん 写真:新潮社写真部

左から森山未來さん、燃え殻さん、伊藤沙莉さん 写真:新潮社写真部

写真は、燃え殻さんが撮影現場を訪れ、主役のふたりと撮影したもの。
『ボクたちはみんな大人になれなかった』は著者自身の体験に基づくもので、試写を観た燃え殻さんは、「生前葬で実写フィルムを見せられるか、いまわのきわに過去が走馬灯のように駆け抜けたような感じがした」と映画のリアルさと出来の素晴らしさに感嘆。21歳から40代半ばの「ボク」の25年間を演じきった森山未來さん、どこかミステリアスで「ボク」の「ミューズ」となった伊藤沙莉さんの演技もご堪能ください。

 
【映画情報】 ※敬称略

■監督:森義仁

■原作:燃え殻

■出演
森⼭未來 伊藤沙莉
東出昌⼤ SUMIRE 篠原篤 平岳⼤ ⽚⼭萌美 ⾼嶋政伸 ラサール⽯井 ⼤島優⼦ 萩原聖⼈

■配給:ビターズ・エンド
■制作:C&Iエンタテインメント

★公式サイト:https://bokutachiha.jp/

 

小説にも映画にも描かれなかった主人公・佐藤と恋人・かおりのある一日を写真と脚本でつづったスピンオフフォトブック『「海行きたいね」と彼女は言った』も同時刊行

燃え殻さん原作のベストセラー小説を映画化した、森山未來主演「ボクたちはみんな大人になれなかった」Netflix配信開始&劇場公開にあわせ、作品世界によりどっぷりと贅沢に浸かれるスピンオフフォトブック『「海行きたいね」と彼女は言った』(原作:燃え殻さん/監修:C&Iエンタテインメント/出演:伊藤沙莉さん/写真:木村和平さん/脚本:高田亮さん)が左右社より刊行されました。

『「海行きたいね」と彼女は言った』(原作:燃え殻さん/監修:C&Iエンタテインメント/出演:伊藤沙莉さん/写真:木村和平さん/脚本:高田亮さん)

『「海行きたいね」と彼女は言った』(原作:燃え殻さん/監修:C&Iエンタテインメント/出演:伊藤沙莉さん/写真:木村和平さん/脚本:高田亮さん)

描かれるのは主人公・佐藤が伊藤沙莉さん演じる恋人・かおりと過ごした、1996年・横浜でのある一日。

「だいぶ昔のことだからうろ覚えだけど、その日は、なんでか、全部がよかった」

 
伊勢佐木長者町駅前で待ち合わせ、黄金町の映画館ジャック&ベティに向かったけれど、鈴木清順特集は来週からだった。大岡川の川沿い、石川町の坂、古い喫茶店、夕方の山下公園。
お目当ての映画もやっていないし、豪華な一軒家には住めそうにないし、喫茶店のケーキは冷凍だったけれど、かおりは「なんか、今日はついてるね」と笑った。

 
もうどこにもいないあの日の彼女との日々を、書き下ろし脚本と、いま注目の写真家・木村和平さんの撮り下ろし写真70点以上で綴ります。
さらに、燃え殻さんによる書き下ろしエッセイ2編も収録。

 
また、書籍刊行にあわせ、プロモーション動画も公開!
映像をてがけたのは、映画を監督した森義仁監督。また、この一冊のためにハルカさん(ハルカトミユキ)がオリジナル曲「BLUE FRIDAY」を提供しています。

 
【プロモーション動画】

 

著者プロフィール

著者の燃え殻(もえがら)さんは、1973年生まれ。小説家、エッセイスト、テレビ美術制作会社企画。Webで配信された初の小説は連載中から大きな話題となり、2017年刊行のデビュー作『ボクたちはみんな大人になれなかった』はベストセラーに。同作は11月5日よりNetflixで映画化世界配信&映画館ロードショー公開。

エッセイでも好評を博し、著書に『すべて忘れてしまうから』『夢に迷って、タクシーを呼んだ』『相談の森』がある。最新作『これはただの夏』が新潮社より発売中。

 

ボクたちはみんな大人になれなかった (新潮文庫)
燃え殻 (著)

それは人生でたった一人、ボクが自分より好きになったひとの名前だ。気が付けば親指は友達リクエストを送信していて、90年代の渋谷でふたりぼっち、世界の終わりへのカウントダウンを聴いた日々が甦る。彼女だけがボクのことを認めてくれた。本当に大好きだった。過去と現在を SNS がつなぐ、切なさ新時代の大人泣きラブ・ストーリー。あいみょん、相澤いくえによるエッセイ&漫画を収録。

「海行きたいね」と彼女は言った
燃え殻 (著), 伊藤沙莉 (著), 高田亮 (著), C&Iエンタテインメント (監修), 木村和平 (写真)

燃え殻のベストセラー恋愛小説が映像化!
監督:森義仁 出演:森山未來、伊藤沙莉 原作:燃え殻『ボクたちはみんな大人になれなかった』(新潮文庫刊)
映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』スピンオフフォトストーリー
(2021年11月5日よりNetflix&劇場公開)
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1996年横浜ーー今でも、似た匂いがすると、この日のことを思い出す。
その日は目当の映画もやっていないかったし、喫茶店のケーキは冷凍だったし、せっかくの海も曇り空だったのに彼女は「なんか、今日はついてるね」と笑って、僕の手を握った。
ーーーーー
もう会うことはかなわない、自分の運命を大きく変えてくれた“最愛の人”との忘れられない一日。 原作・映画では描かれなかった、あの日の記憶をたどるPhoto Movie 伊藤沙莉主演「あの日はなんでか全部がよかったーー1996年横浜」に加え、原作者・燃え殻によるエッセイ2篇を収録。

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出演:伊藤沙莉、写真:木村和平、脚本:高田亮
Photo Movie「あの日はなんでか全部がよかったーー1996年横浜」

伊勢佐木長者町駅前で待ち合わせ、黄金町の映画館ジャック&ベティに向かった。
「STUDIO VOICE」だか「CUT」だか忘れたけど、雑誌で押井守が影響を受けた映画のことを知った彼女は、鈴木清順の特集上映を楽しみにしているようだった。
「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」が大好きな彼女は、ついこないだまで邦画はアニメ以外見る価値なしって言ってたのに、今日は古典を知る大切さについて熱弁をふるっていた。
「もし、好きな人がいたら、その人を作ったもののことも好きになれなきゃウソだと思う」
その通りだ。十五年たった今も、僕はそう思う。

けっきょく鈴木清順特集は来週からで、僕らはただ街を歩き続けた。大岡川の川沿い、石川町の坂、古い喫茶店、夕方の山下公園。
目当ての映画もやっていないし、豪華な一軒家には住めそうにないし、喫茶店のケーキは冷凍だったけれど、彼女は「なんか、今日はついてるね」と笑って、僕の手を握った。

 
【関連】
映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』

 


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