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岸田奈美さんのnoteを書籍化!『傘のさし方がわからない』が刊行

岸田奈美さん著『傘のさし方がわからない』

岸田奈美さん著『傘のさし方がわからない』

メディアプラットフォーム「note」で作家の岸田奈美さんが連載したマガジン「岸田奈美のキナリ★マガジン」が、『傘のさし方がわからない』として小学館から10月15日に刊行されます。

本書は、岸田さんがnoteでつづったエッセイから、より多くの人に届けたいものを厳選して掲載。笑えて泣ける、勇気がもらえる一冊です。

 

『傘のさし方がわからない』について

岸田奈美さん初の著書『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』から1年、ゲラゲラ笑えて、ときにしんみり、なんだか救われてしまう爆走エッセイ第2弾の登場です。

 
<著者・岸田奈美さんのコメント>

前作『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』では、題名の通り、わたしはわたしの家族や、目の前で見たままの愛について書くことがメインでした。だけど、物事を正面から見たままでは、気づけないこともあります。側面や背面に、誰かの優しさや悲しさが隠れていて、それに気づけるかどうかで、目の前に広がる物語の姿形が変わる。思わぬ偶然が訪れたり、気が遠くなるような時間が経ったりしたせいで、わたしは幸運にも、誰かから何かを受け取ることができた、そんな経験に前作のあとから恵まれました。全財産を使ってボルボを買った話、ワクチンを打ったらある人と出会った話など、noteで書き、Twitterでもたくさんの人から応援していただけたエピソードでそれを体現できればと思います。

 
【本書の内容】

「この本を読んで後悔する人はいない。
むしろ感謝に満ちると思う。岸田家にも自分にも、明日があることに。」
――矢野顕子さん激賞!

◎車いすユーザーの母のために、「全財産を使って外車を買った」。
(えらいことになる話より)

◎「24歳の弟は字が書けない(はずだった、怪文書を読むまでは)」のに、岸田奈美さんの初単行本『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』のノンブル(ページ数)を書くまで。
(おすそわけをもらう話より)

◎隣家がリビングで焼きいもをして火事になった「東京は火の用心、恋用心」
(東京でひとり暮らす話)

◎iDeCoの書類を書きながら、生きる希望について考えた「30年後、きみがいない世界で」
(これからのわたしに宛てる話より)

…など。

 

著者プロフィール

著者の岸田奈美さんは、1991年生まれ、兵庫県神戸市出身。2014年、関西学院大学人間福祉学部社会起業学科卒業。 在学中に株式会社ミライロの創業メンバーとして加入、10年に渡り広報部長を務めたのち、作家として独立。

世界経済フォーラム(ダボス会議)グローバルシェイパーズ。 Forbes 「30 UNDER 30 JAPAN 2020」選出。 2020年9月初の自著『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(小学館)を発売。

★note:https://note.kishidanami.com/
★Twitter:https://twitter.com/namikishida

 

傘のさし方がわからない
岸田 奈美 (著)

 
【関連】
岸田奈美のキナリ★マガジン|岸田 奈美

 


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