カンザキイオリさん最新小説『親愛なるあなたへ』が11月刊行へ　購入特典に書き下ろしテーマ曲「偶像」

2021年10月15日 12:27 PM 本の紹介

カンザキイオリさん著『親愛なるあなたへ』

カンザキイオリさんの小説最新作『親愛なるあなたへ』が、河出書房新社より2021年11月11日（予定）に刊行されます。

自身が書き下ろした大ヒット曲「爆弾」「不器用な男」と響き合う、衝撃と感動の青春サスペンス！

本書は、すでに発表され話題となっている著者のオリジナル楽曲「爆弾」がベースとなった物語です。

若くして小説家を目指す春樹と、春樹のデビュー作に勇気づけられミュージシャンを目指す雪が、それぞれの家族の哀しみを乗りこえながら、高校三年間を平穏に過ごしています。
ところが、そんな日々も、突如ある悲劇によって打ち壊されます。次第に明らかになる事実に、二人は悩み苦しみながら、卒業式当日、驚愕の決断を下そうとするが――。

すでにYouTubeで公開されている本書の関連楽曲2つ、雪が春樹への尊敬の想いを込めた、物語のベースとなった「爆弾」と、春樹の父の小説に対する執念を歌った「不器用な男」は、ともに大ヒットを記録。本書テーマソングとして書き下ろされ、春樹の創作への葛藤と劣等感を歌った「偶像」は本書購入特典となります。

＜本書のあらすじ＞

小説家を目指す春樹。ミュージシャンを夢見る雪。そして、二人を見守る人たち。
それぞれの哀しみを背負いながら、高校3年間、寄り添うように生きていく。
ところが突如、平穏な日々に悲劇が訪れた。
隠蔽、苦悩、決断の果てに待つ衝撃の結末とは？
すべての答えは卒業式当日。
私は、あなたの「爆弾」になる――

カンザキイオリさんが創りだす［小説×音楽］の世界

［小説×音楽］というジャンルを超えた試みは、近年様々な広がりを見せていますが、自身の世界観を基に、自らの手で楽曲を制作し、小説を執筆するカンザキイオリさんは、［小説×音楽］の表現者として唯一無二の存在です。

ボカロPとして10代を中心にカリスマ的人気を誇っていたカンザキイオリさんが同名曲を自ら小説化し、2020年9月に刊行した『あの夏が飽和する。』は、刊行直後から大きな反響を呼び、瞬く間に各文芸書ランキングの上位にチャートイン。その後も自身のアーティスト活動と共に話題が続き、本書は現在累計11万部を超えるロングセラーとなっています。

本年、カンザキイオリさんはセルフボーカルでの音楽活動を本格化。セルフボーカル曲であり、『親愛なるあなたへ』の物語と密接に絡む「不器用な男」の動画は既に200万回再生を突破、物語の内で歌われ、物語のキーとなるボカロ曲「爆弾」は45万回再生と、早くもファンを中心に大きな話題になっています。

そして、最新小説『親愛なるあなたへ』購入特典として、書き下ろしテーマソング「偶像」が発表となります（特典配信期間：2022年2月28日まで）。

小説家を目指す春樹とミュージシャンを夢見る雪を中心とした青春サスペンス『親愛なるあなたへ』は、小説と音楽それぞれが作品世界への入口となり、相互に感覚を刺激し、感動を高めあうことで、表現の可能性をさらに押し広げる画期的な一冊です。

★「爆弾/初音ミク」URL：https://www.youtube.com/watch?v=kwme2MfimXY